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2014年07月28日 11時44分

OKI、重度障がいのある生徒を対象に遠隔職場実習を10年連続で実施

OKIグループの特例子会社であるOKIワークウェル(社長:津田貴、本社:東京都港区)は、このたび社会貢献活動として、東京都立特別支援学校である東京都立鹿本学園(校長:田村康二朗、所在地:東京都江戸川区)において、高等部3年生の遠隔職場実習を行いました。
Tokyo, 2014年7月28日 10時40分 - (JCN Newswire) - OKIグループの特例子会社※1であるOKIワークウェル(社長:津田貴、本社:東京都港区)は、このたび社会貢献活動として、東京都立特別支援学校である東京都立鹿本学園(校長:田村康二朗、所在地:東京都江戸川区、以下 鹿本学園)において、高等部3年生の遠隔職場実習を行いました。OKIワークウェルでは2004年の設立後間もなく遠隔職場授業を日本初の試みとしてスタートし、以後今回まで連続10年間、全国19校47人の重度障がいのある生徒向けに実施してきました。

OKIワークウェルは、障がい者雇用を専門に行う特例子会社で、高度なITスキルを持つ重度障がい者が在宅勤務でホームページの作成、イラストデザインなどを行っています。

2004年、都立の特別支援学校(肢体不自由)から、重度障がいのため移動の困難な生徒の職場実習の相談を受けました。当時、会社に通える生徒に向けた職場実習環境は整っていましたが、車いす使用など移動が困難で会社に通えない生徒向けの職場実習を提供する企業はありませんでした。OKIワークウェルは、障がい者在宅雇用の経験を活かして、国内で初めて重度障がいのため会社に通えない生徒に対する遠隔職場実習を実施し、以後10年間、全国で継続しています。

実習では、指導者と生徒が電話と電子メールを利用してコミュニケーションを取りながら実習を進めます。作業内容は生徒の興味やパソコンスキルに合わせて、文書作成ソフトや表計算ソフトを使った作業、ホームページの作成、プログラミングなどから選びます。生徒側はインターネットにつながるパソコン環境があれば、学校や自宅にいながらも実習を受けられるため、実習現場への移動の負担が低減できます。また、指導者が車いすを使用している在宅勤務の障がい者であることが、生徒のモチベーション向上につながっています。

なおOKIワークウェルでは、障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の生徒を対象としたキャリア教育の出前授業も実施しています。さらに今後も子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。

【用語解説】
1.特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社のこと。

【OKIワークウェル概略】
社名: 株式会社沖ワークウェル
社長: 津田 貴
資本金: 1,000万円
設立: 2004年4月1日
従業員数: 73名(2014年4月現在)
主な業務: ITサービス(ホームページ作成、デザイン業務、PC作業全般)、名刺作成、障がい者の在宅雇用コンサルティング
URL: http://www.okiworkwel.co.jp/

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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