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2014年09月10日 11時00分

社会問題に対する無関心を打破!一般社団法人リディラバ主催のスタディツアー 五感のある暮らしへの回帰~自然茶作りと共に耕作放棄地について考える旅〜 9月20日(土)開催

日本人には他者との共生を重んじ、謙虚に自然界と向き合う姿勢がありました。しかし、日本人のルーツとも言えるそのような豊かな精神性が失われようとしています。このことは、多くの農地が耕作放棄されている現実からも見えてきます。この旅では、大和の里山で耕作放棄地問題を学びながら日本人のルーツについて考えます。
○ツアー概要
企画名:五感のある暮らしへの回帰~自然茶作りと共に耕作放棄地について考える旅〜
開催場所:奈良県山辺郡山添村
日程:9月20日(土)8:30~21:00
人数:6名(最低催行人数4名)
参加費:9800円
協力団体:健一自然農園
URL: https://traveltheproblem.com/tours/13

○団体概要
一般社団法人リディラバは、社会に対する無関心を打破する事を目的に活動しています。主事業として、社会問題の現場へ赴くスタディツアーおよび修学旅行・企業研修の企画・運営、社会問題の百科事典TRAPROおよびスタディツアー専門サイトTravel the ProblemのWeb上での運営を行っています。2014年には観光庁長官賞を受賞するなど、近年注目を集めている新進気鋭の団体です。
○ツアーの詳細
<本ツアーの魅力>
1. 無益の場を有益に活用した自然農園の取組み
耕作放棄地として未使用だった地を農園にした健一自然農園。様々なセラピー効果のある茶葉を栽培し、全国販売を展開し、女性を中心とした多くの方の生活に新たな豊かさを提供している。その着眼点と手法とは。

2. お茶の一生を五感で体感
雄大な茶畑を望み、妖精のような茶花を香る。感覚を研ぎ澄まし、茶を摘み製茶し、風の音や鳥の声を聞きながら、出来上がったばかりの自作のお茶を味わう。茶摘みと製茶体験を通じて、失いかけていた五感が蘇ります。

3. 農法の違いを通して、生き方の違いを知る
刹那主義的大量生産の生き様(慣行農法)と永続性を大切にした等身大で自他を活かす生き様(自然農法)の対比を自分の生き方に照らし合わせ、現代を生きる私たちのこれからのあるべき姿について考えます。

<本ツアーにおける問題意識>
日本人であれば誰もが懐かしさのあまり肩の荷が下りたように素直な心で抱かれてしまう、ふるさとの風景。四季に色づく山があり、綺麗に折り重なる棚田、流れる清流、飛び交う蝶に、緑の風が頬をなでてゆく、そんな「里山」の風景が、日本人の心には懐かしく存在するのではないでしょうか。そこには他者との共生を重んじ、謙虚に自然界と向き合う「日本人のルーツ」が確かに存在していました。
2500年以上に渡り、私達のご先祖様が自然を支配しようとするのではなく、向き合い対話しながら、汗を染み込ませ続けこしらえてきた、人と自然がちょうどいい塩梅で共生しあう見事な場所「SATOYAMA」。その、サステイナブルかつエコロジカルなシステムは、地球規模で環境問題に取り組んでいかなくてはいけない21世紀において、各国から注目され始めています。
しかし現在、日本の里山(特に中山間地の農地)は今なお次々と耕作放棄されてゆく現実があります。なぜでしょうか?農業者の高齢化や後継者不足。これは確かに原因の一つです。しかしもっと根本的な問題として、戦後の日本を覆ってしまった、画一化された物質主義的価値観と、行き過ぎた経済至上主義があるのではないでしょうか。
例えば、棚田を管理しながらお米作りを行うのは、平地の水田に比べ何倍もの労力コストがかかりますが、安心で美味しいお米を育むだけでなく、水自体も浄化し、多くの小動物をはじめ生き物を育み、大気をも浄化してくれています。しかしながら現行の経済システムにおいては、そういった事に対する価値が認められず、労力に対する対価を得る事ができない仕組みとなっています。国があの手この手、助成金をつけたとしても、この中山間地の農業を守れない原因の一つです。
今なお宮崎駿の〚となりのトトロ〛は、老若男女に人気があります。心で求めながら、皮肉な事に行動としては危機に追いやっている。あの原風景を次世代につなぐために、私たち日本人が何者であるかにもう一度目を向け、私達の自然に対峙するスタンスが見直すべきではないでしょうか。

<ツアー行程>
適宜 針テラス(道の駅)集合、バスにて送迎
8:30 ツアー開始、アイスブレイク
9:00 大和高原と健一自然農園についての導入講座

10:15 自然茶の手摘み~『季節によっては茶花摘み(9~11月上旬)もオプションで加わります』
     &耕作放棄地に関するワークショップ
11:30 休憩・昼食
13:00 五感を研ぎ澄ませてのお茶作り
15:00 出来たてのお茶を頂きながら時空のシェア
16:00 晩御飯の為の自然野菜の収穫 or 秋の良い時期は、神野山の雑木林でキノコ(原木なめたけ)狩り
・・・かつて縄文人が狩猟採取した場所で、狩猟採取を疑似体験して頂きます
17:00 移動~古民家で晩御飯のしたく~
    土間キッチンと釜戸体験 
18:30 夕食・懇親会
20:30 ツアー閉会、針テラス(道の駅)まで送迎
21:00 針テラス(道の駅)にて解散
※関東からお越しの方は、集合場所の針テラスには朝6時に到着するため、ツアーバスでお迎えに上がります。ツアー開始の8時45分までは、ワークショップ会場で朝食を取りながら休憩とさせて頂きます。

<主催団体:一般社団法人リディラバの詳細>
■法人概要
設立:2009年9月
代表:安部 敏樹
所在地:〒170-0012東京都豊島区上池袋1-17-17関ビル2F
アクセス:JR大塚駅・都電荒川線大塚駅から徒歩10分
     JR池袋駅から徒歩15分
事業概要:スタディツアー事業・修学旅行事業・コンテンツ政策提言事業・その他当法人の目的を達成するために必要な事業各種
■事業部員数:20名
■リディラバとは?
多くの社会問題が解決されないままになっているのはなぜか?それは、社会の無関心が原因である、リディラバはそう考えています。リディラバは、社会問題へのアクセスを容易にする事で、無関心の壁を打ち破る事を目標に活動をしている団体です。
そのためにスタディツアー(ツアー一覧はTravel the problemというツアー専門WEBサイトをご参照ください https://traveltheproblem.com/)を運営し、社会問題の現場に人を送り込み、TRAPRO(弊社の社会問題のプラットフォームWEBサイト)を社会問題に関する情報を集約させています。人々が社会問題をもっと気軽に知る事ができ、もっと気軽に現場に訪れる事が出来て、もっと気軽に解決まで考えられる環境。
そんな環境を作る事で人々が無関心になりづらい社会を作る事がリディラバの活動理念です。
■ 活動実績
2009年創設以来、弊団体は幅広い社会問題と向き合ってきました。

~事業内容~
スタディツアー企画運営
併団体では、人々が気軽に社会問題への関われるよう、そして社会問題の現場を知る機会としてスタディツアー事業を展開しております。実際に現場にいき、当事者の声を聞き体感する事でより深い関心を呼び起こすことができると考えています。また、興味関心をもった人々が実際にスタディツアーを実際に作る事が出来ます。ツアーで得た収益の大部分は協力先NPOに支援として譲渡しています。これまで、性教育から防衛まで60以上のテーマのツアーを実施し、2000人以上の人々が社会問題の現場に実際に足を運び、実地的な興味を深めてきました。半日~1泊2日のツアー行程野中で、参加者は「現地でのフィールドワーク」「当事者へのヒアリング」「課題解決ワークショップ」などに取り組みます。

中学高校向け修学旅行・研修旅行の企画
法人向け研修及びインターンシップ研修の企画
地方公共団体の移住定住・観光振興・産業振興支援
ユーザー投稿型メディア「TRAPRO」の運営
誰でも社会問題に関する情報を発信できる社会問題のメディアプラットフォームを目指した社会問題の百科事典「TRAPRO」を利用する事で、世の中にある社会問題を可視化し、誰もが社会問題について簡単に知る事が出来ます。
社会起業家向け招待制度カンファレンスR-SICの主催
~受賞歴~
若者旅行を応援する取り組み表彰 観光庁長官賞受賞
総務省NICT起業家甲子園 優勝
経産省Dream Challenger Championship 優勝
Infinity Ventures Summit2013 Spring Launch Pad 入賞
第10回東京都起業家選手権 優勝
ビジコン奈良 ベンチャー部門 トップ賞・観客賞・優秀賞受賞
神奈川ビジネスオーディション入賞

内容・取材似ついてのお問い合わせは以下までお願い致します。
一般社団法人リディラバ 担当:加藤 雅樹
HP URL:http://ridilover.jp/
ツアー専門サイト「Travel the problem」URL:https://traveltheproblem.com/
E-mail:media@ridilover.jp
TEL/FAX:090-9027-9057/03-3694-1480