AEROPRES

2014年10月31日 12時05分

重要文化財自由学園明日館ショップが正倉院に伝わる夾纈(きょうけつ)染めでスカーフの染色オーダー会を開催中

株式会社自由学園サービス自由学園生活工芸研究所(東京豊島区 代表永井明子 創立1932年)が、奈良正倉院に伝わる染色法を復刻させた「夾纈(きょうけつ)染め」によるスカーフの販売とオーダーで染色する「スカーフフェア&夾纈染めオーダー会」を開催しています。期間は10月28日(火)-11月9日(日)まで。
夾纈染めは紐などで縛って模様を作る「纐纈(こうけつ)染め」、蝋などを使って模様を染める「﨟纈(ろうけつ)染め」と並ぶ三纈染であり、板で挟んで染めることから板染めとも呼ばれています。一模様ごとに板を挟み直す手間の掛かる手法は、現在ではほとんど見ることができません。自由学園生活工芸研究所では、一度廃れてしまったこのすばらしい技術を、試行錯誤を繰り返すことによって現代に蘇らせることに成功しました。

今回新発売のスカーフは、幅広くアレンジが可能な(大判100×120cm)で、価格は33,000円~(税抜)。国定重要文化財自由学園明日館(みょうにちかん)内にあるアトリエで専門の職人が染め上げ、館内のショップで販売しています。インターネットでも販売中です。

オーダー会ではサンプル帖の中から好みの色を選ぶことができます。ご注文から完成まで約一ヶ月。日本古来の伝統染色による世界にひとつだけのオリジナルスカーフをオーダーできます。オーダー会は10月29日、11月1、5、8日。


■株式会社自由学園サービス自由学園生活工芸研究所について
雑誌社婦人之友の創立者である羽仁吉一・もと子夫妻が1921年に開校した自由学園を母体とし、1932年に創立された玩具・テキスタイルメーカー。創立メンバーはチェコスロバキア国立工芸学校やドイツの美術学校イッテン・シューレで学び、帰国後は国内の織物や染色分野のパイオニアとして活躍した。80余年後の現在も伝統を守りつつ、毎年斬新なテキスタイルの新作や雑貨を発表するとともに、子どもの知性・情操を育む一流玩具メーカーとして、重要文化財自由学園明日館内のアトリエとショップにて製作販売を行っている。
〒171-0021 東京都豊島区池袋2-31-2株式会社自由学園サービス自由学園生活工芸研究所 代表永井明子 Tel: 03-3981-1038 Fax: 03-3981-1092 URL: http://www.jiyu-craft.com/

■自由学園明日館について
羽仁吉一・もと子夫妻の教育理念に共鳴した米国の建築家フランク・ロイド・ライトが1921年、東京豊島区に設計した木造校舎。2001年に国の重要文化座に指定され、使いながら保存する「動態保存」の形で、結婚式、公開講座、展示会、コンサート、映画やプロモーションビデオの撮影など、さまざまな用途に使用されている。http://www.jiyu-craft.com/

■商品に関するお問い合わせ:
自由学園生活工芸研究所 Tel: 03-3981-1038(平日9:30―17:30)
URL: http://www.jiyu-craft.com/

■プレスリリースに関するお問い合わせ:
担当 田代優子 Email: tashiropr@gmail.com 090-7253-7744