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2015年12月04日 06時42分

昭和電工とユニオン昭和、銀ゼオライト系蛍光体のサンプル出荷を開始

昭和電工株式会社(東京都港区)と米国UOP社(イリノイ州)の合弁会社であるユニオン昭和株式会社(東京都港区)は、レンゴー株式会社(大阪市北区)が主体となり共同開発した銀ゼオライト系蛍光体「ガイアフォトン(R)γ(ガンマ)」のサンプル出荷を開始します。
TOKYO, Dec 3, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(東京都港区 以下、昭和電工)と米国UOP社(イリノイ州 以下、UOP)の合弁会社であるユニオン昭和株式会社(東京都港区 以下、ユニオン昭和)は、レンゴー株式会社(大阪市北区 以下、レンゴー)が主体となり共同開発した銀ゼオライト系蛍光体「ガイアフォトン(R)γ(ガンマ)」のサンプル出荷を開始します。

蛍光体とは、LED照明などにおいてLEDチップの波長を変換し、チップと異なる発光色を得るためなどに用いられるもので、原料にレアアース(希土類)が使用されていることから、使用量の削減が大きな課題とされていました。「ガイアフォトン(R)γ(ガンマ)」は、レアアースを使用しない蛍光体で、銀をイオン交換法によりゼオライトに担持させることで、蛍光体化させることに成功したものです。レンゴーは国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として開発を進めており、ユニオン昭和は、ゼオライトに関する豊富な知見と合成技術を有することから、本事業に共同開発パートナーとして参画しています。

「ガイアフォトン(R)γ(ガンマ)」は、可視光照射で発光し、特定の波長照射条件では既存の蛍光体を上回る発光強度が得られています。次世代型高演色性LED照明用途のみならず、偽造防止、化粧品、センサー、生活用品、玩具など、広範な用途開発が期待されます。今後は積極的なサンプルワークを通じて、レンゴーを中心に、共同開発パートナーである株式会社シナネンゼオミックならびに東京大学、山梨大学とともに、さらなる性能向上を目指しながら事業化を早期に実現します。

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概要:昭和電工株式会社

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