AEROPRES

2016年01月20日 10時30分

国際ホロコースト記念日を記念して、1月31日(日)に子どもたちの発達障害者の支援や児童福祉をテーマにした講演会を開催

国際ホロコースト記念日を記念して、1月31日(日)に市民の人権擁護の会は子どもたちの発達障害者の支援や児童福祉をテーマにした講演会を開催します。
国連の定めた国際デー(国際ホロコースト記念日)を記念して、1月31日(日)に市民の人権擁護の会は子どもたちの発達障害者の支援や児童福祉をテーマにした講演会を開催します。また後半部ではホロコーストの実像に迫る各種パネルのご案内をいたします。
 
 2010年のドイツ精神医学会の記念すべき追悼談話から4年半後の、2015年6月に、大阪にてシュナイダー教授が第111回日本精神神経学会に招かれ世界各地で開催されはじめた移動展覧会が日本でも初めて実現しました。

 そこでは、ユダヤ人や、精神障害者の殺戮に加わった精神科の医師や、1933年に成立した遺伝病子孫予防法によって、身体に障害があるという理由だけで、強制断種手術を受けた40万人以上の犠牲者のことが紹介されています。
 
 日本の精神医療では、断種、強制不妊、優生思想、障害者の隔離収容というホロコースト政策の影響が輸入され、1950年代、60年代の精神科病院の乱立 へとつながり、その結果日本は収容列島と言われる精神病院大国となりました。精神障害者に対する優生手術などを促進してきた精神医学会や精神病院関連団体 は謝罪・反省することなく、日本独特の多剤大量処方も改まっていないのが現状です。

 そこで、改めて障害者に対する人権、そして特に子どもたちの精神科治療の実態や、「発達障害」とレッテルを貼られた子どもたちがすぐ専門家につなげられる現状について啓発し、メンタルヘルスの在り方を考えることを目的にイベントを開催します。

 発達障害者支援法施行から10年が経ち、今国会では同法改正案が提出され成立する見込みです。しかし、困難を抱える子どもたちを支援する目的で作られたこの制度が、逆に子どもたちを追い込み、時には命をも奪う実態があるという事実は知られていません。イベントでは、アメリカの人道主義者L. ロンハバード氏が暴いた精神病院の政治的濫用の実態も紹介し、また1階のパネル情報センターでは、ホロコーストの実像に迫る各種パネルをご案内いたします。

●イベント日時:2016年1月31日(日)
時間:2時~4時半
ゲスト:弁護士 鈴木芳乃さん
場所: 〒169-0073 新宿区百人町1-25-1
サイエントロジー東京 8階 イベント・ホール 

市民の人権擁護の会日本支部
担当 山田
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