AEROPRES

セミナー「中国及び東南アジアの化学品法規制とその対応実務」　9/14（金）
http://www.honeycomb-tr.com/cms/home.jsp?t=0002&i=0075

中国/東南アジア各国規制の概要、最新動向とその対処法を解説

REACH/CLPに端を発した国際的な化学物質管理の流れがアジアに波及し、現在、中国および東南アジアにおいて本格的な管理強化が進行中。
中国においては「危険化学品安全管理条例」、「新化学物質環境管理弁法」、「有害化学物質管理」に関する現状と課題、対応のポイントについて解説します。
また、東南アジアでは、ベトナムの「化学品法」、タイの「有害物質法」を中心に解説する他、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンのREACH/CLP型法令及び施行規則などの最新動向、課題と対応について紹介します。
中国および東南アジアの化学物質関連規制は、今年から来年にかけて大きく変貌を遂げるまさに過渡期を迎えつつあります。今後、各国の法規制およびそれに関わる管理体制、対応のポイントを理解し、グローバル化するサプラーチェーンをスムースに結ぶことが求められます。本セミナーでアジアにおける化学物質管理の現状と課題の把握、適切な対応への理解を進めていきます。

日　時：2012/09/14（金）　13：30～16：30
場　所：中央大学駿河台記念館 560（東京都千代田区神田駿河台3-11-5）

概　　要
1.危険化学品安全管理条例
危険化学品安全管理条例改正の経緯と概要、各条項の要点について解説します。また、同条例の対象となる危険化学品目録、許可証、登記に関する現状を紹介します。安全技術説明書（SDS)、ラベルに関わるGHSの概要、GHS関連各国法、中国GHSの背景及び関連法・物質リスト、SDS・ラベル作成対応のポイントについて解説します。現在、中国の各港で発生している本条例に起因する通関トラブル、および関係当局の対応に関する最新動向についても紹介します。

2.新化学物質環境管理弁法
新化学物質環境管理弁法の新旧（17号令／7号令）弁法の比較、新化学物質環境管理弁法（7号令）の概要、基本方針及び新化学物質環境管理弁法の各条項の要点について解説します。常規申告、簡易申告、備案届出の流れとポイント、中国の供試生物による試験および試験機関、データの要求、申告後の対応要領に関して紹介します。同弁法の対象を洗い出すために必要な現有化学物質名録、新規物質の確認方法、REACHとの比較と違いについても解説します。

3.有毒化学品管理規定
有毒化学品管理規定の経緯と現状、有毒化学品管理対象品目の推移と2012年の「輸出入が厳しく制限される有毒化学品目録」について解説します。「有毒化学品輸出入環境管理登記」に関する登記書、通関許可書、及び登記審査に関する流れ、審査状況の告示、有毒化学品管理規定への対応のポイントについて紹介します。

4.東南アジア化学品法規制
アセアン10カ国の化学物質規制概要、ベトナム化学品規制の所管部門、ベトナム化学品庁の役割について紹介します。ベトナム化学品法及び関連法の概要、化学品法に関する認証、許可、申告、および新規化学品登記について解説します。タイ化学品規制の所管部門、工業省工場局及び工業連盟の活動を紹介。タイ有害物質法及び関連法の概要、有害物質法に関わる許可、登録、届出について解説します。また、両国のGHS対応に関する最新状況についても紹介します。
その他、インドネシアの化学品分類・表示に関する工業大臣規則、ラベルに関する商業大臣規則、マレーシアの労働安全衛生法を上位法とする分類・包装・表示規則、環境有害性物質の届出、シンガポール職場安全保健規則及び同規則改正により法に組み込まれたSS586-2008規格の概要、フィリピンの毒性・有害性物質法および施行規則の概要等につい解説します。

5.質疑応答

講　師：馬橋　実氏　/丸紅株式会社 化学品総括部 コンプライアンス課 課長

【経歴】
1985 丸紅株式会社入社
1989～1991 同 北京支店駐在
1991～現在 同 化学品総括部勤務

【活動】
「日本化学品輸出入協会 通商・貿易委員会委員長」
2011年10月10日～14日 同協会通商・貿易委員会東南アジアミッションの団長として、ベトナム及びタイを訪問、ベトナム化学品庁（VINACHEMIA）、環境保全化学物質センター（CECS）、タイ工業省工場局（DIW）、タイ化学工業クラブ等関係者と化学品規制に関する情報交換を実施した。

受講料：1名につき25,000円（資料代、お茶代、消費税込）
主　催：ハニカム・テクノリサーチ株式会社
お申込：http://www.honeycomb-tr.com/cms/home.jsp?t=0002&i=0075
お問合せ：ハニカム・テクノリサーチ株式会社
〒151-0064　東京都渋谷区上原3-43-4-302
TEL:03-6416-8512
佐々木　sasaki@honeycomb-tr.com

ハニカム・テクノリサーチ株式会社の最新プレスリリース

もっと見る»

キーワード

化学物質 中国 化学品 規制 GHS 通関 REACH 法律 CLT 東南アジア