AEROPRES

2018年05月21日 10時07分

「2018年 観光物産総研の取り組み新2事業」について具体的にご説明します。ー<1>「中国人観光客誘致セミナー」(第1回)- 

観光物産総合研究所(稲田俊明代表)が2018年に取り組む新2事業について、分かりやすく説明します。 <1>地域活性化のために、訪日観光客最多の中国人観光客誘致の「中国セミナー」開催事業。 <2>観光物産業界の活性化のために、「ねこねこ日本史」にちなむグッズの製造・販売事業。 最初は、<1>「中国セミナー」について、4回にわたり掲載します。
2018年 観光物産総研の取り組み新2事業 発表

―観光物産総合研究所は下記事業について業務提携しました―


<1>地域活性化のために、訪日観光客最多の中国人観光客誘致の「中国セミナー」開催事業。

<2>観光物産業界の活性化のために、「ねこねこ日本史」にちなむグッズの製造・販売事業。



◆地域活性化のために

<1>地域活性化のために、中国人観光客誘致のための「中国セミナー」の開催事業。

―中国人観光客を地方に呼び込むための「中国人観光客誘致セミナー」の開催

 昨年の訪日観光客数第1位は中国(約750万人)です。今後とも増加が見込まれる中国人観光客を地方へ誘客することが地方活性化の切り札です。そのための方法論をアドバイスします!

〇都会地では競合する他店との差別化に役立ちます。

〇地方では中国人観光客の誘客の手段に活用できます。

(提携先:(株)ウィンズ、(株)CHINA PAYMENT GATEWAY)

                     ◇

(※以下は、本事業について「日中商報」による取材記事です(取材記者:篠原 功)。本事業において、観光物産総研が意図すること、本事業の詳細内容などが分かりやすく掲載されています。)


<第1回> 

「訪日中国人観光客の誘致で地域を活性化しよう!」
地域振興ネットワーク・観光物産総合研究所が新戦略
中国人観光客購買促進セミナーなどで観光誘致を提案


「訪日中国人観光客の誘致で地域を元気にしよう!」――日本は2020年の東京五輪・パラリンでの訪日外国人観光客数4000万人という政策目標を掲げて動き出している。同時に観光資源が豊富な東京・大阪・京都・北海道・沖縄などに偏っている訪日客をその他の地域に誘致させ、地方創生・地域活性させようという動きが活発化してきた。そのためには魅力ある地域の観光資源をPRし、受入れ態勢を整備することが重要だ。最近、急増している訪日中国人観光客に対する戦略を考えてみた。


◆訪日中国観光客は735万6000人に

2017年の訪日外国人観光客は、前年比 19・3%増の2869万人と大幅に増加した。とくに訪日中国人観光客が前年比 15・4%増の735万6000人、訪日韓国人観光客が40・3%増の714万人と、この両国で過半数を占めている。要因はビザ発給要件緩和が追い風となっているが、訪日外国人観光客を語るうえで両国観光客の存在は抜きにできない。さらに訪日外国人が日本で消費する額も前年比 17・8%増の 4 兆4161億円で 5 年連続最高を更新している。
こうしたところから地域創生・地域活性のために外国人観光客を呼び込もうと様々な取
り組みが盛んになってきた。
最近、観光客誘致で脚光をあびているのが青森だ。北海道、東京、大阪、京都、沖縄と言ったゴールデンルートはいまや訪日中国人観光客であふれている。そこで訪日中国人観光客があまり訪れていない地方で、北海道は少々飽きたという観光客が注目したのが青森というわけだ。つまり、「隙間」を狙った観光というわけだ。
とはいっても青森に魅力がなければ観光客がわざわざ足を運ぶわけがない。まず、青森には十和田湖、下北半島、恐山、奥入瀬渓流など自然の魅力が満載だ。しかも地元には青森弁が飛び交い、面倒見の良い、温かい地元民がいる。さらに温泉も食事も申し分ない。こんなところが人気の原因だ。


◆人気上昇エリア1位は「島根県」

観光庁の三大都市圏と地方圏と比較した調査でも宿泊者数は地方圏の方が伸びている。
ちなみに外国人観光客誘致で成功しているのが島根県だ。「2017年訪日旅行(インバウンド)人気上昇エリアランキング」によると島根県は予約人泊数が前年比 35%も上昇した。ちなみに2位三重県(32・6%)、3位鳥取県(30・9%)、4位宮城県(23・1%)、5位鹿児島県(19・1%)と続く。
なぜ、人口の少ない県2位の島根県が人気なのか。一つは神代の書物より日本で最も由緒正しい場所「出雲大社」があるからだ。旧暦 10 月に全国の八百(やおよろず)の神々が出雲の国に集まるといわれており、他の地域では「神無月」とされるのに対し、ここだけは日本唯一「神在月」とわれている。
このほか島根県には映画「たたら侍」の舞台となった「八重垣神社」があり縁結びの神社として有名だ。また、世界遺産登録の「石見銀山」、アメリカの日本庭園専門誌で 14 年間連続日本一を誇る「足立美術館」、日本遺産登録の「稲佐の浜」、国立公園指定の「隠岐」などの観光スポットが目白押しだ。
地元では当たり前になっている観光資源でも外国人観光客にとっては特別な場所であり
新鮮に感じるもの。それがSNSなどを通じて世界中に発信され、観光客が殺到しているのだ。その意味で観光客を誘致するためには、まず地元の人たちが地元の魅力を発掘し、世界に発信していくことが必要だ。


(つづく)


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