2014年01月27日 13時20分
超音波システム研究所

超音波洗浄セミナー(2014.4.7)

洗浄および超音波洗浄の基礎と具体的な問題解決策・事例
~洗浄の問題点と解決方法、超音波洗浄効果の確認・検討方法、

 超音波システムの改善・開発方法、マイクロバブル・ナノバブルの利用方法~

■日時  4月 7日(月)10:30~17:30

■会場 株式会社 日本テクノセンター研修室(東京・西新宿)

■受講料(消費税等込)1名:48,600円   同時複数申込の場合1名:43,200円

http://www.j-techno.co.jp/infos/view/7409

一段と高くなっている洗浄レベルに対応するために、
超音波を効果的に使った洗浄技術のノウハウを修得し、実務に活かそう!

[受講対象]
・特に制限は、ありません。洗浄に対する関心が高い方であればどなたでも結構です
・製造部門の方には
現状の洗浄を見直すポイントを確認することができます
問題点を検出して、改善点を見つけることができるようになります
・研究部門の方には
キャビテーションと加速度(音響流)の効果を認識した 超音波利用が可能になります
・機械部品・電子部品・光学部品・金型・化学・材料・医療機器・食品・触媒・コーティング・塗料・表面処理・容器その他関連企業の方

[予備知識]
・特に必要ございません

[修得知識]
1)洗浄の基礎(基本的な考え方)
2)超音波利用の基礎
3)超音波装置を使用する場合の
a)超音波洗浄効果の確認・検討方法
b)超音波洗浄システムの改善・開発方法
c)マイクロバブル・ナノバブルの利用方法
d)超音波装置の応用方法

【講師の言葉】
洗浄に関する現象は大変複雑です。
現在の洗浄状況に関して、次のような、強い要望を確認しています。
「具体的な実務レベルの超音波洗浄方法」を知りたい。

特に、
1)絶対に行ってはいけない事項や
2)超音波が減衰してしまう事項について知りたい
といった要望を多数いただきました。

このセミナーでは、

実際に、洗浄槽で起きている超音波の状態を判断する方法、

あるいは超音波の設定方法・・について、

注意事項・改善のポイントをノウハウを含めて説明します。

例えば、朝昼晩と変化していく超音波の

 環境変化に対する、安定した利用のための、

 注意事項や超音波利用ノウハウは生産ラインにおける洗浄技術として、

 大変重要ですが見落とされがちです。

さらに、目的とする洗浄レベルが高くなっている現状では

 キャビテーションのイメージで超音波洗浄に取り組むと

 各種の工夫が逆効果になる傾向があります。

 理由は、加速度効果(音響流)に対する認識です。

超音波洗浄に関して、

 音響流を効果的に利用することで洗浄効率や

 洗浄範囲が飛躍的に改善できる具体的方法を説明します。

また現在、超音波は幅広く利用されていますが、多数の問題があります。

最大の問題は、適切な測定方法がないために、

超音波利用の状態が、明確になっていないことです。

偶然(対象物、装置、冶具、環境、気候の変化等)に、左右されているのが実状です。

この問題を、解決するために、

機械工学、システム技術、統計数理・・の組み合わせによる

超音波の音圧測定解析システム(超音波テスター)を開発し、

様々な装置の設計・開発・コンサルティング対応を行って来ました。

このセミナーでは、

その具体的な技術も多数の動画を利用して詳細に公開します。

講 師

超音波システム研究所  代表 斉木

専 門:機械工学[現在の研究テーマ]
超音波応用技術の研究
(代数モデルによる超音波キャビテーションの研究)

プログラム

1. 洗浄の基礎知識
(1). 洗浄の目的と原理
(2). 洗浄のエネルギー
(3). 洗浄の方法
(4). 洗浄プロセス
(5). 洗浄液(洗剤、溶剤、・・)
(6). 洗浄効果の確認方法
(7). リンス、乾燥工程の基礎知識

2. 洗浄の問題点と解決方法
(1). 問題とは何か?(再付着、バラツキ、しみなど・・・)
(2). 原因は何か?(変化する要因をとらえ、評価する)
(3). 対策・解決方法(洗浄プロセス、汚れの流れ)

3. 問題解決の具体的な事例
(1). キャビテーション制御
(2). 複数の異なる超音波周波数の利用
(3). 超音波シャワー
(4). 隣接する水槽間の相互作用
(5). 洗浄物の音響特性に合わせた揺動操作
(6). 超音波が減衰する洗浄液を使用する場合
(7). その他(治工具、マイクロバブル、・・)

4. 洗浄で使われる超音波の基礎
(1). 超音波とは何か?
(2). 超音波伝搬現象(液体、気体、弾性体)
(3). キャビテーションと音響流

5. 動画による洗浄技術・装置・・・の説明
(1). 超音波専用水槽
(2). 間接水槽・治工具の設計開発方法
(3). 複数(2種類、3種類)の異なる超音波振動子による制御
(4). 大型水槽を使用した洗浄装置
(5). 超音波を利用した洗剤の製造方法
(6). 超音波とマイクロバブルによる表面改質方法
(7). 流水式超音波洗浄(超音波シャワー)
(8). ナノレベルの乳化・分散・粉砕
(9). 音圧測定解析(表面検査)

6. 洗浄工程の管理方法(知っておきたい洗浄の知識)
(1). 要因が変動する場合の管理方法
(2). 対象物の変化(形状、材質、数量・・)に対する管理方法
(3). 洗浄液の管理方法
(4). 新規工程立ち上げ時の注意事項
(5). 最近の環境法規制について
(6). 管理データの検討方法について

超音波洗浄セミナー
http://ultrasonic-labo.com/?p=3829

新しい超音波(測定・解析・制御)技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1454

磁性・磁気と超音波(Ultrasonic and magnetic)
http://ultrasonic-labo.com/?p=3896

超音波システム研究所<理念Ⅱ>
http://ultrasonic-labo.com/?p=3865

【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
住所:〒252-0244 相模原市中央区田名3039-35
有限会社 共伸テクニカル内
担当  斉木 
電話 090-3815-3811
メールアドレス  info@ultrasonic-labo.com
(できるだけ,メールアドレスに,お問い合わせ下さい。)
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/