2012年06月08日 12時47分
ラックスリサーチ

ラッセル・インデックス: 米国、ヨーロッパ、アジアの5月のインデックスパフォーマンスは不調

ラッセル・インデックス: 米国、ヨーロッパ、アジアの5月のインデックスパフォーマンスは不調

- 米国、ヨーロッパおよびアジアのラッセル・インデックスのパフォーマンスに見られるように、5月はグローバル市場にとって難しい月でした。

- 米国の大型株を扱うRussell 1000(R)インデックスは5月に損失(-6.1%)を出し、インデックス中の公共事業以外のセクターはすべて、この月はマイナスとなりました。インデックスは5月31日までのYTDで5.3%のリターンになりました。

- ラッセル先進国ヨーロッパ・インデックスは5月に損失(-12.2%)を出し、インデックス中のセクターはすべて、この月はマイナスのリターンとなりました。インデックスは5月31日までのYTDで-3.8%のリターンになりました。

- ラッセル・アジア太平洋インデックスは5月に損失(-9.6%)を出し、インデックス中のセクターはすべて、この月はマイナスとなりました。インデックスは5月31日までのYTDで0.5%の上昇となりました。

「古い格言の『5月売って離れろ』はよいアドバイスでしょう。」と、ラッセル・インデックス調査担当重役のTom Goodwinは述べました。「『Grexit』つまりギリシャがユーロ圏から離脱する可能性に対する懸念は、スペイン、イタリアおよびポルトガルのバンキングセクターでの新たな不安と相まって、ラッセル先進諸国ヨーロッパ・インデックスに影響を与えました。北米およびアジアの市場から投資家が逃げているように見えます。また、インデックスの損失は1桁ですが、これらの経済は転換点にあり、ヨーロッパの暴落に対して脆弱であると見られています。」

ラッセル・グローバル・インデックスには、48か国10,000以上の証券が含まれており、投資可能なグローバル市場の98%をカバーしています。ベンチマーク中の全証券は、規模・地域・国・セクターにより分類されています。主なコンポーネントの日次リターンは、以下からご覧いただけます。
http://www.russell.com/indexes/data/daily_total_returns_global.asp

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