2014年01月27日 14時44分
SCSK株式会社

簡単な導入で、瞬時に拠点間通信の高速化を実現する「RAPICOM V3.0 シリーズ」販売開始

2014年1月27日

SCSK株式会社
株式会社クレアリンクテクノロジー


簡単な導入で、瞬時に拠点間通信の高速化を実現する「RAPICOM V3.0 シリーズ」販売開始


SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK)は、株式会社クレアリンクテクノロジー(本社:京都府、代表取締役社長:水原 隆道、以下クレアリンク)の次世代型WAN高速化装置の新製品「RAPICOM V3.0シリーズ」の販売を1月27日より開始します。


1.背景

昨今、企業や組織で利用されるデータは、アプリケーションの高機能化にあわせ大容量化が進んでおり、クラウドコンピューティングの広がりも相まって、ネットワークを流れる通信量は増加しています
。そのような中、低価格でネットワークの高速化が可能なWAN高速化装置「RAPICOM シリーズ」は多くのお客様より高い評価をいただいておりました。
このたび販売を開始する新製品「RAPICOM V3.0シリーズ」は、さらにワンランク上の高速化を実現する製品です。ネットワーク環境や通信プロトコルごとに最適な高速化エンジンを選択することが可能となるほか、ブリッジ接続※によりネットワーク構成をほとんど変更することなく、そのまま導入が可能になったことで、国内のあらゆる企業が容易にWAN高速化の恩恵を受けることが可能となります。

※ブリッジ接続 ・・・ スイッチングハブなどの様に、対象機器でルーティングを行わない接続方法


2.「RAPICOM V3.0シリーズ」の特長

「RAPICOM シリーズ」は、従来のキャッシュ型WAN高速化装置では解決が難しかった、大容量データの高速転送や遅延・パケットロスによる回線利用効率の低下を改善できる製品です。また、データをキャッシュするためのハードディスクなどを搭載しておらず、故障が少ない低価格な製品です。
今回の「RAPICOM V3.0シリーズ」は、複数のWAN高速化エンジンを搭載することにより、より幅広い回線の高速化を実現します。さらに既存のネットワーク環境へ簡単に設置可能なブリッジ接続をサポートし、最小限のネットワーク構成の変更で、迅速なWAN高速化が可能です。

「RAPICOM V3.0シリーズ」の新機能

<選択可能な高速化エンジン>
複数のWAN高速化エンジンを搭載し、通信の種別/回線帯域の利用状況に応じて、最適な組み合わせを選択することが可能

■ブリッジ接続
ネットワークの構成変更が最小限となり、容易に設置が可能

■バイパス機能
バイパス動作をサポートし、いかなる状況でも通信を止めずに業務の継続が可能

■高速化除外機能
トラフィック別に高速化除外も可能。導入時、運用時における評価、検証をバックアップ

「RAPICOM V3.0シリーズ」のWAN高速化エンジン

<mTCPエンジン>

■エンジン特長
従来の「RAPICOM シリーズ」のFalconエンジンを大幅に改良したTCP多重リンクによる高効率化エンジンです。
■最適条件
インターネットなどのベストエフォート回線
パケットロス・遅延などが多い回線
複数経路の単一化を実現(経路集約機能)

<xTCPエンジン>
■エンジン特長
対向装置を自動的に判別し通信するため、設定レスで使用可能。
専用回線や帯域・ロス変動が少ないWAN回線向けに開発された、効率的な再送機能を搭載したエンジンです。
■最適条件
専用回線
帯域・ロス変動が少ない回線

<optRTPエンジン(オプション)>
■エンジン特長
マルチレベル符号化によるダイナミックFECを搭載したRTP最適化エンジンです。
■最適条件
音声・映像などのRTPの最適化
ロスパケットの復元
TV会議システムに対応

「RAPICOM V3.0シリーズ」の高速化による改善効果

RAPICOM V3.0は、強力なWAN高速化エンジンで、さまざまな通信を高速化します。
具体的な改善効果については、以下URLをご参照ください。
http://www.scsk.jp/product/common/rapicom/

「RAPICOM V3.0シリーズ」本体
RAPICOM V3.0ラックマウントタイプモデル
最大スループット 1Gbps (単方向設計性能)
RAPICOM V3.0デスクトップタイプモデル
最大スループット 400Mbps (単方向設計性能)


3.製品価格
RAPICOM V3.0 ラックマウントタイプモデル オープン価格
RAPICOM V3.0 デスクトップタイプモデル オープン価格

※導入設置サービス/設計サービスも用意しております。費用は個別見積もりとなります。


4.SCSK保守サービスメニュー
SCSKでは製品を安心してご利用いただくために、さまざまな保守サービスメニューも用意しています。
先出しセンドバック保守
平日9時~17時対応オンサイト保守
24時間365日対応オンサイト保守


5.販売目標
通信事業者、データセンター事業者、電子商取引(EC)事業者、銀行、証券、保険などの金融事業者、大学をはじめとする文教ネットワーク、機械、電子などの製造業、商社、小売などの流通事業者などを中心に製品の販売をすすめ、今後1年間で8億円 (機器販売から保守、各種導入サービスも含む)の売上を目指します。


6.関連イベント
SCSKでは、販売を記念して、本製品を以下の展示会にて展示予定です。
Cloud Days Tokyo 2014春: 2014年2月26日(水)-27日(木)
イベントURL:http://www.scsk.jp/event/2014/20140226.html
Cloud Days Osaka 2014春: 2014年3月6日(木)-7日(金)
イベントURL:http://www.scsk.jp/event/2014/20140306.html

会場では、新しいRAPICOMの高速化性能をご確認いただける予定です。
この機会に、「RAPICOM V3.0シリーズ」の強力な高速化エンジンをご体感ください。

■SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、システム開発から、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ITハード・ソフト販売まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインナップでご提供します。また、住友商事をはじめとするお客様の世界各国におけるITシステム・ネットワークのサポート実績を活かし、グローバルITサービスカンパニーとして、さらなる飛躍を目指してまいります。

会社名 SCSK株式会社
SCSK Corporation (略称:SCSK)
設立日 1969年10月25日
代表者 代表取締役会長兼CEO 中井戸 信英
資本金 211億5,200万円
所在地 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント
従業員数 11,797名(2013年3月31日時点 連結)
URL http://www.scsk.jp/

■株式会社クレアリンクテクノロジーについて

株式会社クレアリンクテクノロジーは、通信やセキュリティ技術を中心とした高いソフトウェアの設計・開発技術によって、次世代を鑑みた製品やソリューションを提供しているICT企業です。同社が開発する製品は、現場を重視した高い品質の製品で、現在までに多くの企業へ安心と効率化を提供しております。

会社名 株式会社クレアリンクテクノロジー
設立日 2005年10月17日
代表者 代表取締役 水原 隆道
資本金 2,600万円
所在地 京都府相楽郡精華町光台1-7
URL http://www.clealink.jp/ 新規ウィンドウ

本件に関するお問い合わせ

【製品に関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
ITエンジニアリング事業本部
エンジニアリングソリューション第一部
TEL:03-5859-3034
E-mail:rapicom-sales@ml.scsk.jp
URL:http://www.scsk.jp/product/common/rapicom/

株式会社クレアリンクテクノロジー
戦略営業本部 RAPICOM担当
TEL:0774-98-3873

【報道関係お問合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 杉岡
TEL:03-5166-1150

株式会社クレアリンクテクノロジー
戦略営業本部 森若
TEL:0774-98-3873

*本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。