2014年01月29日 10時21分
社団法人プレゼンシング・インスティチュート・コミュニティ・ジャパン

『人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門』出版記念シンポジウム開催!豪華パネラーを迎えての全員参加型ダイアログ。

◆◆『U理論入門』出版記念イベント開催決定!!◆◆

 ~ あれから3年。
   未来は既に変わっているとしたら、
   どんな『今』を始めますか? ~

 パネラーの皆様と共に、新しい『今』を始めていく
 全員参加型のダイアログです。


◇◆ パネラー ◆◇

白木夏子氏(Hasuna co.,Ltd. エシカルジュエリーによる社会起業家)

末吉里花氏 (フリーアナウンサー)

辻井隆行氏 (パタゴニア日本支社長)

遠山正道氏 ("Soup Stock Tokyo"ほか 株式会社スマイルズ)

柳澤大輔氏 (面白法人カヤック)  (50音順)

ファシリテーター: 中土井僚

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おかげさまで、『人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門』(http://p.tl/xQg7 )が1/21に発売されました。

この出版を機に、出版記念シンポジウムを来る2/22(http://presencingcomjapan.org/2014/01/u-4.html#more )に開催させていただきます。

このシンポジウムはマサチューセッツ工科大学上級講師であるオットーシャーマー博士が考案した人・組織・社会の
変革・変容理論である「U理論」(http://www.presencingcomjapan.org/utheory/index.html )に基づいてデザインされています。

従来の講演会やパネルディスカッションを中心としたシンポジウムは、発信側のスピーカーがいて受信側の聴衆者がいるという二分された状況で進行されます。

その形式では、知識の蓄積にはなったとしても、意識変容や行動変容につながらないことをU理論は指摘しています。

本質的な意識変容、行動変容を生み出すプロセスを、アルファベットの『U』の字でモデル化されているのがU理論です。

Uの左側のプロセス(Uの谷を下っていくプロセス)で、意識変容のプロセスを表現し、Uの右側のプロセス(Uの谷を上がっていくプロセス)で行動変容の
プロセスを表現しています。

当シンポジウムは、パネラーと参加者が一緒になって、対話を重ねることにより意識変容と行動変容のプロセスを共に創りだします。

2010年11月に原書"Theory U~Leading from the future as it emerges"の翻訳本が出版され、その一か月後にシンポジウム(http://p.tl/VFfe )を行っております。

その際も、U理論に基づいて場の設計がなされ、反響をいただきました。

【出版記念シンポジウム2010参加者コメント】
http://www.youtube.com/watch?v=NDSBC_AdWDA
http://www.youtube.com/watch?v=5PUp9Vviveo
http://www.youtube.com/watch?v=Bth-06J5Jrc
http://www.youtube.com/watch?v=pmInuzZJdas


前回のシンポジウムの直後に東日本大震災が起こり、それから約3年が過ぎたことから、今回のシンポジウムはこれまでの3年間を振り返りながら、
今、自分たちはどこにいて、これからどこに進んでいくのかを見出す機会として開催いたします。

日本ではまだほとんど知られていない「マルチステークホルダーダイアログ」の社会的な実践の機会となりますので、どうぞ万障お繰り合わせの上お越しください
ますようお願いいたします。


◆パネラー プロフィール(50音順)

◇白木夏子 氏(エシカルジュエリー HASUNA Co., Ltd. 代表取締役 http://www.hasuna.co.jp/)

ファッションデザイナーの母親のもと鹿児島県で生まれる。南山短期大学を卒業後、ロンドン大学キングスカレッジにて開発地理学を学んでいる際、訪れたインド最貧困層の鉱山労働者達の姿にショックを受け、ジュエリービジネスを通じた貧困問題の解決を考えるようになる。その後、国連人口基金・アジア開発銀行研究所でのインターンや投資ファンド事業会社を経て、2009年、素材の製造・調達過程を可視化し途上国現地への還元を最大化するHASUNA Co., Ltd.を立ち上げる。社名の由来は"蓮の花"。アジアなどの地域で蓮の花が浄化の象徴と言われていることから、貧困などの途上国諸問題を浄化しながら美しいジュエリーを作ることと重ねた。

自らアフリカ・中南米・アジアなどに赴き、独自ルートで金やダイヤモンドなどの素材調達を行いジュエリーを製造販売する。2011年 東京・南青山にHASUNA第1号店オープン。エシカルジュエリーの日本での第一人者として日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2011」キャリアクリエイト部門を受賞。著書に、『世界と、いっしょに輝く―エシカルジュエリーブランドHASUNAの仕事』(ナナロク社) 。


◇末吉 里花 氏(フリーアナウンサー http://www.rikasueyoshi.com/)

TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターほか、オーガニック・コンシェルジュ、オーガニックライフスタイリストの資格を生かし、司会やレポーターもこなす。フェアトレードや環境問題に精力的に取り組み、日本赤十字社やアースディ、ビーチクリーンなどのボランティア活動にも参加している。2012年より1% for the Planetアンバサダーに就任。著書に、『祈る子どもたち』(太田出版)。


◇辻井 隆行 氏(アウトドアウェアメーカー パタゴニア日本支社長 http://www.patagonia.com/jp/home)

環境保護活動に世界規模で取り組んでいることでも知られている同社は、売り上げの1%以上を環境保護団体へ寄付しているほか、製品作りでは、環境負荷の少ないオーガニックコットンやペットボトルをリサイクルした繊維などを使用している。また、「社員は勤務時間中、いつでもサーフィンに行っていい。サーフィンに限らず、登山、釣り、自転車など、どんなスポーツでも構わない。その分、仕事をする時には熱心に、効率よく、責任感を持って取り組むことを求める」という、フレックスタイム、ジョブシェアリングなどの思想を具現化している。

辻井氏は1968年東京生まれ。シーカヤックでカナダ・バンクーバー島を一周した経験などを持ち、「夏はシーカヤックガイド、冬はスキーパトロールで生計を立てていた」という1999年、夏季から冬季の間の仕事のつなぎとして同社へアルバイトスタッフとして入社。2000年に正社員に登用の後、本社マーケティング部へ異動。プロアスリート顧客を対象とした割引販売プログラムの立ち上げや、プロアスリートをアンバサダーとして契約する制度を導入するなどの実績を上げ、に卸売り部門のディレクターに就任。副支社長就任を経て、「最も現場に近い支社長」となる。


◇遠山 正道 氏(スープストックトーキョーほか 株式会社スマイルズ http://www.smiles.co.jp/)

三菱商事、日本ケンタッキーフライドチキン出向を経て、1999年、「Soup Stock Tokyo」を開店。三菱商事初の社内ベンチャー企業「株式会社スマイルズ」を設立し、代表取締役社長に就任。「世の中の体温を上げる」をテーマに、ネクタイの専門ブランド「giraffe」など5つの事業を展開している。美術館を身近に感じてもらう新たな試みである「オープン ミュージアム プロジェクト」のメンバーとしても活動。2009年には新コンセプトのリサイクルショップ「PASS THE BATON」を丸の内にオープンし、自ら買い付け、ディレクションを行っている。手品はプロ並みの腕前で、全社員の前で鳩を出す。

著書に、『やりたいことをやるというビジネスモデル―PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)、『成功することを決めた―商社マンがスープで広げた共感ビジネス』(新潮社)ほか。


◇柳澤 大輔 氏(面白法人カヤック 代表取締役 http://www.kayac.com/)

ソニー・ミュージックエンタテインメントを経て、カヤックを創立。鎌倉に本社を構え、「ART-Meter」「HOUSECO」「こえ部」など、ユーザー数千~数万人規模のインターネットサービスを幅広く展開する。100円からアイデアを販売する「元気玉」や絵画を面積で測り売りする「ART-Meter」といったサービス、サイコロの出目で給料が変動する「サイコロ給」や1年に数ヶ月海外に支社をつくる「旅する支社」などユニークな会社制度でも知られる。

主要事業のほかにもカヤックが運営する飲食店「DONBURI CAFE DINING bowls」の運営や、ビンボーゆすりを科学したプロダクト「YUREX」の開発のプロデュースにもたずさわる。100以上のクリエイティブディレクターをつとめ、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、東京インタラクティブ・アド・アワード、日本 BtoB 広告賞など、受賞多数。鎌倉を拠点とする企業による協同プロジェクトカマコンバレー(LLP)では理事を務める。著書に『この「社則」、効果あり。』(祥伝社)、『空飛ぶ思考法』(サンマーク出版)、『アイデアは考えるな。』(日経BP)など。


◆ファシリテーター プロフィール

◇中土井 僚

社団法人プレゼンシングインスティテュートコミュニティージャパン 理事。オーセンティックスワークス株式会社代表取締役。組織変革ファシリテーターとして、U理論をベースにした人と組織のマインドセット転換による永続的な行動変容を支援する組織進化プロセスコンサルティング事業を行うほか、株式会社野村総合研究所 パーソナルディレクター(エグゼクティブコーチ)などを務め、一部上場企業の経営者を中心に意思決定支援を行う。

過去に手掛けた組織変革プロジェクトは、業績低迷による風土悪化が続いていた化粧品メーカーのV字回復や、製造と販売が対立していた衣類メーカーの納期短縮など50社以上に及ぶ。経営チームの一枚岩化、上司・部下関係の転換などお互いが当事者となっているために解決が困難になっている問題の自発的な解消と、それを機会としたリーダーシップ開発に重点を置いた行動変容支援と組織変革を行っている。2007年からU理論をベースにした個人向けのリーダーシップ開発プログラムの提供を行い、U理論実践者であるチェンジ・オリジネーターの育成と支援活動も手掛けている。

◇◆開催概要◆◇

*本シンポジウムは、U理論に初めて触れる方でもご参加いただけます。

・開催日時: 2月22日(土)10:50~18:00 (開場 10:30)

・定員:200名

・参加費: 6500円(税込) (お昼に軽食をご用意しております)

・場所:〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35 増上寺 講堂(光摂殿)
    http://www.zojoji.or.jp/map/index.html
    都営三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
    都営浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
    都営大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分
    JR・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
    東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分

・申し込み:下記URLからお申込みください。
    http://peatix.com/event/27204

・お問い合わせ先:
  U理論入門出版記念シンポジウム事務局 担当:オクモト
   event-picj@authentic-a.com TEL: 03-6275-0061