2014年04月18日 10時29分
Talend株式会社

Talend、NoSQLのBashoと協業

ビッグデータインテグレーションのリーダーであるTalend株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 有延 敬三)は、米Talendが、分散システムのリーダーでありNoSQLデータベースRiakを開発する米Basho Technologies(以下 Basho)と協業することを発表しました。これを受けて、日本市場においても、Talendは、Bashoジャパン株式会社(本社:東京新宿区、代表取締役 高木修)と協業を開始し、従来のリレーショナルデータベース(RDB)から、より高いスケーラビリティで、より高速に、より高いコスト効率でデータにアクセス可能にするNoSQLデータベースへのデータ移行にまつわる課題解決を支援します。

構造化/非構造化データ、アーカイブデータ、ビデオ、オーディオファイル、各種のログ、ツイートなどのソーシャルメディア情報など、今日の企業のデータベースに蓄積されるデータ量が膨大化するにつれて、これらのビッグデータに最適なデータ処理やデータ管理の方法が検討され始めており、データベースシステム(データストア)では高速処理が可能なNoSQLへの注目が高まっています。
BashoのRiakは分散KVS(Key-Value Store)で、複数のサーバーにデータを分散することにより高い可用性を実現するように設計されています。また、Riakは、マスターレス構成のため単一障害点(SPOF)を持ちません。データやアクセスの増大に対しては、サーバーを追加することで対応するスケールアウト型の拡張性を備えています。

Talendは、データ統合から、アプリケーション統合、業務システム統合まで、幅広い統合ソリューションを提供しています。また、オープンソースビジネスモデルであることから、アプリケーション、データベース管理システム、ファイルシステムなどを統合するための接続用コンポーネントであるアダプターの数は500以上にのぼり、他の統合ツールと比較して圧倒的な種類をサポートしています。さらに、「Talend Enterprise Big Data」をはじめとして、各種ビッグデータ対応ソリューション製品を揃えており、Hadoopや、RiakをはじめとするNoSQLなどの最新のビッグデータテクノロジーに対応しています。

RDBからNoSQLデータベースのRiakへのデータ移行は、個別のAPI開発をはじめとする移行にまつわる負荷やリスクが伴いますが、TalendとBashoの協業により、Talendの統合ツールを使うことで、容易に確実に行うことが可能となります。また、Riakは、センサーデータやRFIDネットワークのデータストア、ソーシャルデータのデータストアなどにも最適で、TalendのツールによりRFIDやSNSからデータを収集・クレンジングしてRiakにストアし、Talendのツールを介してBIツールで分析するなど、ビッグデータを活用するための一連の仕組みを容易に構築可能となります。また、ビッグデータ解析のためにHadoopのようなテクノロジーとともにRiakを利用することが容易になります。


◆ BashoのRiakの特長
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・Amazon DynamoがルーツのNoSQL KVS
・高可用性を実現する分散アーキテクチャ
・単一障害点(SPOF)のないマスターレスクラスター
・サーバーの追加で性能、容量向上を図るスケールアウト拡張
・運用者の負荷を下げる運用の容易性


◆ Talendのビッグデータ関連ソリューション
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「Talend Enterprise Big Data」をベースとする目的別のソリューション製品です。
・Talend Platform for Big Data … データクレンジング
・Talend Platform for Data Services with Big Data … データクレンジング、ESB
・Talend Platform for Master Data Management with Big Data … データクレンジング、ESB、MDM
・Talend Platform for Enterprise Integration with Big Data … データクレンジング、ESB、MDM、BPM

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■Bashoについて
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http://basho.com/
http://basho.co.jp/
Bashoは、非常に高い可用性と拡張性を持ち、運用が容易なソフトウェアの開発に取り組む分散システムの開発会社です。分散データベースであるRiak、およびクラウドベースのストレージソフトウェアRiak CSは、成長著しいオンラインビジネス企業や、Fortune50の30%以上の企業で、重要なWeb、モバイル、ソーシャルアプリケーションや、パブリッククラウドおよびプライベートクラウドプラットフォームに採用されています。RiakとRiak CSは、オープンソースで利用可能です。Riak EnterpriseとRiak CS Enterpriseは、マルチデータセンターレプリケーション機能と、Bashoによる24時間365日のサポートを提供します。また、オープンソースのユーザーに対して、サポートのみのオプションも提供します。Bashoは、米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社があり、ロンドン、東京、サンフランシスコ、ワシントンDCにオフィスがあります。
日本国内では、東京エレクトロンデバイス株式会社が総代理店として、販売、サポートを提供しております。

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■Talendについて
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http://www.talend.com/
http://jp.talend.com/
2005年フランスで創業したTalend社は、あらゆる情報資産の効率的な活用を可能にするデータ統合/アプリケーション統合/ビジネスプロセス統合のためのソリューションを開発・提供し、データドリブン経営を支援しています。Talendの統合ソリューションにより、データドリブンの組織は、あらゆるデータから価値を得ることができます。Talendは、最新のビッグデータプラットフォームをネイティブにサポートすることで、データ統合にまつわる複雑さを排除できるため、IT部門は、ビジネス要求により迅速に対応可能になり、発生する費用も想定することができます。Talendのソリューションは、オープンソースのテクノロジーをベースとしており、拡張性が高く、常に最新であり、データ統合に関する、今後も増大するあらゆる要求を解決します。現在、世界4,000社以上がTalendのソリューションとサービスを利用しています。Talendは、株式非公開で、ダブルヘッドクオーター体制(米カリフォルニア州ロスアルトス、フランスSuresnes)をとっており、北米、欧州、アジアにオフィス拠点、ならびに技術・サービスを提供するパートナー企業のグローバルネットワークがあります。

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■報道関係者・読者お問い合わせ先
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Talend株式会社
マーケティング 寺澤慎祐
TEL:03-6427-6370 E-mail:pr@talend.jp