Tokyo, 2014年4月25日 13時40分 - (JCN Newswire) - MEFS 株式会社(本社:長野県長野市、社長:西村 嘉介、昭和電工株式会社執行役員)の株主である国立大学法人信州大学工学部 遠藤守信教授と昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、カーボンナノファイバー等先端炭素材料に関する受託研究開発及びコンサルティングを事業とするベンチャー企業、「MEFS 株式会社」を、本年4 月30 日に解散することを決定しました。
MEFS 株式会社では、これまでカーボンナノファイバーや燃料電池、キャパシタ等に用いられる炭素材料に関する応用研究・用途開発、知的財産として権利化などの事業を行ってまいりました。これらの事業に関し一定の成果をみたことから、今般当社を解散することとしました。
昭和電工(株)は、遠藤教授とカーボンナノファイバーの代表的物質である「気相法炭素繊維VGCF(R)(Vapor Grown Carbon Fiber)」の共同研究を1982 年より開始いたしました。昭和電工はこのVGCF(R)の商業生産を世界に先駆け1996 年に開始、その後、リチウムイオン電池の高性能添加材として需要増などもあり、順次生産能力の増強を進めています。
昭和電工(株)は、現在推進中の中期経営計画“PEGASUS”フェーズIIにおいて、リチウムイオン電池向け材料事業を新規(育成)事業と位置付け、カーボン系負極材「SCMG(R)」をはじめとした製品の拡販を進めております。今後は、MEFS 株式会社の研究・開発成果を事業化につなげることで、引き続きリチウムイオン電池向け材料の事業基盤強化を目指してまいります。
また、信州大学をはじめとする産学連携を継続することで、引き続き化学と技術の発展に努めてまいります。
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