2014年04月30日 12時44分
TIBCO Software Inc.

米ティブコソフトウェアがJaspersoftを買収

PALO ALTO, CA, 2014年4月30日 11時35分 - (JCN Newswire) - 米ティブコソフトウェア(NASDAQ: TIBX)は、組み込みビジネス・インテリジェンス(BI)およびレポート作成ソフトウェアを提供する株式非公開会社のJaspersoft Corporationを買収したことを、本日発表しました。Jaspersoftの商用オープンソース・ビジネス・モデルおよび組み込みビジネス・インテリジェンス・スイートにより、アプリケーション開発者は、高度にインタラクティブなレポート、ダッシュボード、および分析をアプリケーションに組み込むことができます。お客様はこれらのツールを使って、複数のデータソースから知見を得て、最終的には意思決定を向上することができます。買収に支払われた総額は、約1.85億米ドルです。買収費用はティブコの2014会計年度の非GAAP一株当たり利益に対して、中性となる見込みです。

データ・ディスカバリやアプリケーション中心の組み込み分析などの企業主導型セクタでの需要に後押しされ、ビジネス・インテリジェンスおよび分析ツールの消費は、近年劇的に増加しています。Jaspersoftは、エンタプライズおよびSaaS (Software-as-a-Service)アプリケーション向け組み込み分析市場をリードしています。TIBCO Spotfire(R)は、分析市場のデータ・ディスカバリ、インタラクティブ分析および先進セグメントをリードしています。今回の買収により、ティブコは組み込みビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成分野への進出を加速化し、ビジネス・インテリジェンス市場の2つの急成長セグメントへの対応に必要なポートフォリオを拡充することができます。

Jaspersoftはまた、商用オープンソース・ビジネス・モデルの使用を通じて、TIBCO Spotfireの市場進出施策を補完します。現在のJaspersoft経営陣と従業員は、ティブコに入社し、Jaspersoftの商用オープンソース戦略、製品ロードマップ、および低コストの購読価格アプローチの追求を継続します。

「ティブコの幅広いビジネス戦略では、幅広い価格設定、パッケージングおよび展開オプションを活用して、我々の市場進出モデルの拡大を継続します。Jaspersoftの買収で、商用製品の購読価格アプローチと、一連のオープンソース・オファリングが追加されますので、戦略はさらに加速します。」と、ティブコ最高執行責任者のMurray Rodeは述べました。「両社のオファリングを統合することで、分析関連の市場機会をすべてカバーしつつ、両社の既存のお客様と見込み客の両方に大きな価値を提供できると考えています。」

「我々は、クラウド、構内およびハイブリッドなどにまたがる複数IT消費モデルの時代を生きています。Jaspersoftのユーティリティ・クラウド・サービスは、弊社の既存SaaS BIサービスのTIBCO Spotfire(R) Cloudを完璧に補完します。今回の買収を通じて我々は、お客様がどこもいつでもどんな方法でも知見を求めることができるように、市場でもっとも包括的な分析ソリューション・セットの提供に注力し続けていきます。」と、ティブコ最高技術責任者のMatt Quinnは述べました。

Jaspersoftのオープンソース・ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアは、全世界で1600万回弱ダウンロードされており、本番展開は140,000件以上で、100か国2,000社の商用顧客に利用されています。400,000人以上が登録する開発コミュニティからは、定常的にJaspersoftのオープンソースBIプロジェクトへの参加があります。

「今回、ティブコの市場リーダーと協力する機会を得たことで、期待に胸を膨らませています。」と、Jaspersoft最高経営責任者のBrian Gentileは述べました。「ティブコには、お客様の競争優位性を高めるために、適切な情報を適切なタイミングかつ適切なコンテキストで提供するというビジョンがあります。Jaspersoftのオープンソース・ミッション、ビジネス・モデル、技術、市場プレゼンス、およびブランドはティブコの一部となりますが、今後も存続していきますので、我々はより多くのお客様によりよいビジネス分析ツールセットを提供することができるようになります。我々は今後のさらなる発展に期待しています。」

Jaspersoftについて

Jaspersoftは、アプリや業務プロセス内からタイムリーで対処可能なデータを提供することで、人々が毎日の意思決定の質とスピードを向上できるようにします。組み込み可能でコスト効果の高いレポートと分析プラットフォームを使って、誰でもすぐに自分の手で必要な答えを得ながら、経済的にアーキテクチャを拡大してすべての人に到達することができます。何十万人もが参加するコミュニティに支えられ、Jaspersoftの商用オープンソースソフトウェアのダウンロード回数は何百万件にも達し、Intelligence Insideアプリや業務プロセスの作成に使用されています。詳しい情報は、 http://www.jaspersoft.com および http://community.jaspersoft.com をご覧ください。

ティブコについて

米ティブコソフトウェア(NASDAQ: TIBX) は、インフラストラクチャおよびビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアで世界をリードする企業です。ティブコは、インベントリ最適化、製品のクロスセル、危機の事前防止などさまざまなオファリングで、企業各社が適切な情報を適切なタイミングで取得し、予前倒しの対応で競争優位性を向上する2秒の優位性 (Two-Second Advantage(R))を独自に提供しています。革新的な各種製品・サービスを広範に取りそろえたティブコは、世界各国の企業に信頼され、その戦略的技術パートナーとなっています。ティブコについて詳しくは www.tibco.com をご覧ください。

将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)についての注意書

このリリースには、米国連邦証券法の「セーフハーバー」条項意義の範囲内で、将来予想に関する記述(Forward-looking statement)が含まれています。過去の事実以外のすべての記述は、将来予想に関する記述と見なされます。これらの将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が内包されていますので、重要な要因の中には実際の結果が大きく異なる原因となるようなものもあります。そういった要因には次のようなものがありますが、これに限定されるものではありません。ティブコがJaspersoftの統合に成功できるかどうか。買収コストがティブコの2014会計年度の非GAAP一株当たり収益に対して中性となるという予測。買収により、ティブコが組み込みビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成への拡大を短期化し、ビジネス・インテリジェンス市場の2つの急成長セグメントへの対応に必要なティブコのポートフォリオの拡充につなげることができるかどうか。買収により、商用オープンソース・ビジネス・モデルの使用を通じて、TIBCO Spotfireの市場進出アプローチを補完できるかどうか。Jaspersoft商用オープンソース戦略、製品ロードマップ、および低コストの購読価格アプローチの追求を継続できるかどうか。価格設定、パッケージングおよび展開オプションの範囲拡大により、市場進出モデルを拡大するティブコのビジネス戦略の拡充を継続できるかどうか。買収により、ティブコの商用製品とオープンソース・オファリング・セットに購読価格手法を適用することで、この戦略を加速できるかどうか。両社のオファリングの統合により、ティブコが分析関連のすべての市場機会をカバーし、両社の既存顧客や見込み客に大きな価値を提供できるかどうか。Jaspersoftのオープンソース・ミッション、ビジネス・モデル、技術、市場プレゼンスおよびブランドを、ティブコの一部として存続することで、Jaspersoftがより多くの顧客のために、ビジネス分析ツールセットの質を向上できるかどうか。潜在的なリスクについての詳しい情報は、2013年11月30日付けの最新の年次報告書(書式10-K)など、ティブコが米国証券取引委員会に提出した書類に記載されています。ティブコは、このリリースに含まれる将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。

TIBCO、TIBCO Software、SpotfireおよびTwo-Second Advantageは、米国および他の国で、TIBCO Software Inc.またはその子会社の登録商標または商標です。この文書で言及されている他の製品や企業の名前およびマークは、それぞれの所有者の資産であり、製品や企業を識別する目的でのみ使用されています。

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