2012年06月22日 12時28分
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局

SKIP シティ国際D シネマ映画祭2012 

■世界84の国と地域からバラエティに富んだ選りすぐりの作品がSKIPシティに集結
 
例年よりもエントリー期間が短かったにもかかわらず、今年は2011年を上回る、世界84の国と地域から、長編・短編あわせて730本の作品のエントリーがあり、家族や親子をモチーフとした人間ドラマ、コメディー、ミュージカル、アニメーションと多岐に渡る秀逸な作品が揃いました。今年はノミネート作品の中でも女性監督の作品が多く見受けられ、さまざまな感性による作品群で、一層本映画祭への期待が高まってきています。
 
○コンペティション部門:
・長編部門(国際コンペティション) 12作品 (84の国と地域から571作品がエントリー)
・短編部門(国内コンペティション) 15作品 (159作品から3本1セットで5プログラム上映)
 
また、映画祭2012のオープニングを飾るのは、“Dシネマの潮流2012”として、2013年公開予定の最新作『青木ヶ原』(新城卓監督作品)を世界初上映でお贈りします。本作は、石原慎太郎氏原作の短編集「生死刻々」の一編で、ある男女の悲しく切ない、そして凄まじいほどの純愛を描いた作品です。
その他、劇場の臨場感がそのままスクリーンによみがえる迫力あるシネマ歌舞伎やLivespire(ライブスパイア)、埼玉県内の企業をはじめとするスクリーニングパートナーのご協賛でお贈りするSKIPシティ・セレクションでは、劇場未公開の新作、アクションなどバラエティに富んだラインナップでお届けします。
 
○Dシネマの潮流2012 『青木ヶ原』 (監督:新城卓、製作総指揮・原作・脚本:石原慎太郎、配給:ゴー・シネマ)
○招待作品 『カウントダウン』(監督:ホ・ジョンホ) 2011年制作の韓国発アクション作品。
○シネマ歌舞伎 『天守物語』(作:泉鏡花、配給:松竹) 坂東玉三郎演出・主演の2009年上演収録版。
○SKIP シティ・セレクション
・『春、一番最初に降る雨』(監督:佐野信寿、エルラン・ヌルムハンペトフ)
 日本・カザフスタン共同制作の劇場未公開作品。
・『ミニミニ大作戦』(監督:F・ゲイリーグレイ、配給:角川映画)
 2003年公開のミニ・クーパーが駆け巡るクライム・アクション。
・“Livespire(ライブスパイア)” ミラノ・スカラ座オペラ『カルメン』(配給:ソニーPCL)
 作曲家ビゼーの最後にして最高傑作の2009 年上演収録版。
 
関連企画として、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザが推進する取り組みを紹介するプログラムも開催します。
 
○JUMP! 今、埼玉から世界へ ~世界が期待する若手映像作家とは~:
ベルリン国際映画祭フォーラム部門(若手監督支援部門)ディレクター、クリストフ・テルヘヒテ氏を招いてレクチャーを開催。(予定・変更の場合あり)
 
○メイド・インSKIPシティ: 若手映像クリエイター支援プログラム<D-MAP2012>監督発表と、埼玉の魅力を発信
する短編映画「コバトンTHE ムービー」の上映。
 
○カメラ・クレヨン ~親子で楽しむ映画の世界: 「映像ミュージアム」や「川口子ども映画クラブ」が実施する映像
制作ワークショップで子どもたちが制作した作品上映など、親子で楽しめるプログラム。
 
○バリアフリー上映: 『アントキノイノチ』(監督:瀬々敬久、出演:岡田将樹、榮倉奈々、配給:松竹)
心揺さぶる感動作を、日本語字幕と音声ガイド付き上映でお届けいたします。
 
 
■記者会見登壇者からのコメント
 
記者発表では、審査員およびプログラムの詳細発表が行われ、主催者である上田埼玉県知事、岡村川口市長はじめ、長編・短編審査員が登壇し、メッセージは次のとおりです。
 
・上田 清司(実行委員会会長・埼玉県知事)
 応募国数は3年連続で80か国を超えた。この映画祭の裾野は着実に広がっている。
 この映画祭がクリエイターの登竜門として認知され、日本を代表する映画祭に飛躍するよう願っている。
 
・岡村 幸四郎(実行委員会副会長・川口市長)
 SKIPシティはクリエイターの卵からメディアリテラシー教育を行っており、オープン以来体験した子どもたちは18万人にも上る。映画祭では子どもたちが制作した作品や「川口子ども映画クラブ」のドキュメンタリーも上映するので期待してほしい。
 
・八木 信忠(総合プロデューサー)
 今回も6つの国と地域から新たな応募があった。この広がりはデジタルシネマ機器の普及によるところで、この映画祭を盛り上げてくれている。ぜひ、映画祭に足を運んでいただきたい。
 
・河井 真也(長編部門 国際審査委員長/プロデューサー)
 デジタルで何を作るかが大事な時代になった。この映画祭を目指した人が海外の映画祭でまた賞を取っていることが素晴らしい。この映画祭を足掛かりに世界で注目される監督になってほしい。
 
・杉野 希妃(短編部門 審査員/女優・映画プロデューサー)
 映画祭は、いろいろな国の人やいろいろな価値観と出会う場。
 この映画祭で国際競争力を高めてほしい。アジア映画祭は国内にいくつかあるが、インターナショナルな映画祭は多くない。この映画祭が世界に注目されてほしい。
 
 
なお、本年の長編・短編コンペティションの審査員は以下の通りです。 
 
■長編部門(国際コンペティション)
 国際審査委員長 河井 真也 (日本)   プロデューサー
 国際審査員   梅川 治男 (日本)   映画プロデューサー
         オ・ジョンワン (韓国) 映画プロデューサー
         マーテン・ラバーツ (ニュージーランド) 企画開発プロデューサー
 
■短編部門(国内コンペティション)
 審査委員長 桝井 省志  映画プロデューサー
 審査員   紀伊 宗之  映画プロデューサー
       杉野 希妃  女優・映画プロデューサー
  
  
【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012 (第9回)】
■会期: 2012年7月14日(土) ~ 7月22日(日) 9日間
■会場: SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールほか (埼玉県川口市上青木3-12-63)
■主催: 埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
■公式ウェブサイト: http://www.skipcity-dcf.jp/
■お問い合わせ先(映画祭事務局): 電話:048-263-0818 FAX:048-262-5635
 
 
~ 本件に関するお問い合わせ窓口 ~
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局 広報担当: 松永(まつなが)
電話:048-263-0818 FAX:048-262-5635 E-mail:press@skipcity-dcf.jp