2014年11月25日 11時51分
日本OpenStackユーザ会

第3回OpenStack専門カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2015」を開催

オープンソースで開発されるクラウド基盤ソフトウェアである OpenStack の普及促進に取り組む日本OpenStack ユーザ会 (会長:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 中島 倫明、以下 JOSUG) のOpenStack Days Tokyo 2015実行委員会は、2015年2月3日(火)・4日(水)の2日間、OpenStack 専門カンファレンスである「OpenStack Days Tokyo 2015」を、グランドプリンスホテル高輪にて開催します。

今年2月に開催された第2回「OpenStack Days Tokyo」は、国内外 27社が参加し、約1,100名の来場がありました。第3回は、参加企業が開始3週間足らずで講演・展示ともに募集枠が満杯となる盛況ぶりで、OpenStackへの取り組みがいよいよ本格化し、エコシステムが拡大していることがうかがわれます。現在、国内外40社の参加が決定していますが、その約半数が新規参加企業です。
また、富士通、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、TIS、および、レッドハット、Mirantis (ミランティス)、華為(ファーウェイ)技術日本、そして日本オラクルなどの国内外の大手企業の新規参加が目立つのも特徴です。イベントWebサイトで本日11月25日から登録受付けを開始しており、2日間で2,000名の来場を見込んでいます。

オープンソースでクラウドインフラを構築・運用できるOpenStack は、今後のIaaS の標準になると注目を集めています。自社に最適なクラウドインフラを柔軟に構築できるだけでなく、OpenStack ベースのパブリッククラウドも増え、自社内のOpenStack 環境と相互に連携できる環境も急速に整いつつあり、海外はもとより国内でもその導入事例は増加しています。「OpenStack Days Tokyo 2015」は、「創る、活かす、つなぐ」をテーマとして、仮想サーバー、ネットワーク、ストレージ管理用の各種機能セットについて、既存オンプレミス/プライベートクラウド/パブリッククラウドのハイブリッド運用に向けた導入・移行のポイント、コミュニティやエコシステムの活用法、OpenStack の今後など、様々な方向から最新情報が得られるプログラムをご提供します。

初日の基調講演は、OpenStack Foundation のCOOとして、OpenStack 開発コミュニティとビジネスエコシステムを成長させるためのマーケティングやビジネスディベロプメントを主導する Mark Collier (マーク・コリアー) 氏を今回も招聘し、コミュニティの最新情報や、グローバルのOpenStack エコシステムや最新の導入事例などについて講演いただきます。
また、OpenStack の開発コミュニティの主要メンバー、開発ベンダー、ユーザが一堂に会するグローバルな一大イベント「OpenStack Summit in Tokyo 」 が、2015年10月に東京で開催されることが決定しており、日本の関係者、ユーザに向けて参加、協力を呼びかけます。

2日目の基調講演は、「スーパーユーザインタビュー ~なぜ彼らはOpenStack を使うのか?~」と題して、仮想化基盤からOpenStack クラウドへの移行を進める楽天、ならびにVPS からクラウドへ、あらゆるサービスの基盤としてOpenStack を活用するGMOインターネットに、黎明期からOpenStack を追い続けている第一人者である三木泉氏が、ビジョン、課題について鋭く切り込みます。先進ユーザは、なぜクラウドを目指しOpenStack を採用するのか、今後企業のITシステムはどう変わっていくのか、示唆に富むセッションが展開されます。

※スポンサー講演を含むプログラム詳細、および最新情報は以下をご覧ください。
http://openstackdays.com/program/


◆ 開催概要
http://openstackdays.com/
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◇名 称 :OpenStack Days Tokyo 2015
◇テーマ:創る、活かす、つなぐ

◇会 期 :2015年2月3日(火)・ 4日(水)
◇会 場 :グランドプリンスホテル高輪 B1F(JR品川駅から徒歩5分)
http://www.princehotels.co.jp/takanawa/access/

◇主 催 :OpenStack Days Tokyo 2015 実行委員会
実行委員長:株式会社ビットアイル 長谷川 章博
◇後 援 :総務省、経済産業省、一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
(予定) Cloud Business Alliance (CBA)
仮想化インフラ・オペレーターズグループ(VIOPS)
Open Standard Cloud Association (OSCA)
日本OSS推進フォーラム
特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウド コンソーシアム


◇内 容 :基調講演、スポンサー講演、併設展示
◇対 象 :
クラウドを導入したいCTO・CIO層、クラウドビジネスの企画者、クラウド業界のビジネスユーザ、クラウド業界内開発者、パートナー企業、
データセンタ・テレコム業界のビジネスユーザ、ICTへの関心と利用率の高いビジネスユーザ

◇定 員 :2,000名(予定)
◇参 加 :無料 (事前登録制)
◇申 込 :以下のWebサイトから
http://openstackdays.com/
◇〆 切 :2015年1月27日(火)17:00迄
※定員となり次第締め切らせていただきます

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■ OpenStack Summit Tokyoについて
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OpenStack の開発コミュニティ、関連ベンダー、ユーザなどの様々なエコシステムのメンバーが一堂に会するグローバルな一大イベントである「OpenStack Summit」(主催:OpenStack Foundation)は、毎年2回、夏は北米、秋はその他の国で開催されますが(2013年はポートランドと香港、2014年はアトランタとパリ)、2015年は東京で開催されることが決定しました(北米はバンクーバー)。OpenStack Foundationと協力関係にあるOpenStackユーザ会は、東京への誘致活動でも尽力してきました。今後も東京開催に向けて密に連携してまいります。

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■ OpenStack / OpenStack Foundationについて
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http://www.openstack.org/
OpenStack (オープンスタック) は、パブリック/プライベートクラウド基盤を構築するオープンソースソフトウェアでグローバルなコミュニティにより開発されています。標準的なハードウェア上で、KVM、Xen、VMware ESXi、Hyper-Vなどの仮想化ソフト (ハイパーバイザー) と組み合わせ、IaaS (Infrastructure as a Service) やストレージサービスを提供するための仮想マシンやストレージ、ネットワークの管理機能などを提供します。OpenStack プロジェクトは、2010年、大手データセンター事業者である米Rackspace (ラックスペース) 社と米航空宇宙局 (NASA) が中心となって開発し、2012年に設立された非営利団体OpenStack Foundation に開発やライセンスの管理が移管されました。その後、HP、IBM、DELL、Cisco、Red Hatなど大手ベンダーをはじめとし、100ヶ国850余の企業・団体の企業・団体の支持を得て、13,000名余の開発者を抱えるまでに成長し、既に世界中の多くのサービスがOpenStack をクラウド基盤として利用しています。

━◆ 報道関係者 お問い合わせ ◆━━━━━━━━━━━━
OpenStack Days Tokyo 2015 イベント事務局 (株式会社イーサイド内)
TEL:03-6435-8789 E-mail:osdt2015-office@e-side.co.jp