2012年07月02日 17時29分
ラックスリサーチ

ラッセル・インデックスによれば、6/25現在のMTDで、英国株はプラスのリターン―過去の夏季オリンピック開催国が、もっともマイナスのリターン

英国は今夏のオリンピックの準備を進めていますが、ラッセル英国インデックスは、6月にプラスとなり、6月25日現在のMTDで最大+3.5%のリターンとなりました。反対に、過去4回の夏季オリンピック開催国に対応するラッセル・グローバル・インデックスのコンポーネントの株は、大会当時ほどの業績を上げず、マイナスまたはフラットなリターンを示しています。つまり、市場に関しては、オリンピック開催国に必ずしも優位性があると言えないということになります。

- 2008年の夏季オリンピックは、中国北京で8月8日~8月24日に開催されました。2008年8月のラッセル中国インデックスのリターンは-7.3%でした。

- 2004年の夏季オリンピックは、ギリシャのアテネで8月13日~8月29日に開催されました。2004年8月のラッセル・ギリシャ・インデックスのリターンは+0.7%でした。

- 2000年の夏季オリンピックは、オーストラリアのシドニーで9月19日~10月1日に開催されました。2000年9月のラッセル・オーストラリア・インデックスのリターンは-6.3%で、2000年10月は-2.5%でした。

- 1996年の夏季オリンピックは、米国ジョージア州アトランタで7月19日~8月4日に開催されました。1996年7月の米国大型株Russell 1000インデックスのリターンは-4.8%で、1996年8月は+2.7%でした。

ラッセル・インデックスのリターン - 夏季オリンピック開催国

1996年 - アトランタ Russell 1000インデックス
1996年7月 -4.8%
1996年8月 2.7%

2000年 - シドニー ラッセル・オーストラリア インデックス
2000年9月 -6.3%
2000年10月-2.5%

2004年 – アテネ ラッセル ギリシャインデックス
2004年8月 0.7%

2008年 – 北京 ラッセル 中国インデックス
2008年8月 -7.3%

2012年 – ロンドン ラッセル英国インデックス
2012年6月 3.5%
(6/25現在)

ラッセル・グローバル・インデックスには、48か国10,000以上の証券が含まれており、投資可能なグローバル市場の98%をカバーしています。ベンチマーク中の全証券は、規模・地域・国・セクターにより分類されています。主なコンポーネントの日次リターンは、以下からご覧いただけます。
http://www.russell.com/indexes/data/daily_total_returns_global.asp

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