2015年01月07日 11時30分
株式会社データ・アプリケーション

DAL、統合EDI製品「ACMSシリーズ」の最新版を発売

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 執行役員 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、統合EDI(電子データ交換)製品「ACMS(エーシーエムエス)シリーズ」の最新版(バージョン4.2)を本日1月7日より販売開始します。
発売するのは、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X(イーツーエックス)」、および、企業間のデータ交換を行う環境を構築するB2Bサーバ「ACMS B2B」の2製品です。
最新バージョンでは、新たにSFTPサーバ機能を実装し、実行環境であるJava、データベース、およびアプリケーションサーバーの最新版に対応しました。


ビジネスシステムにおけるファイル送受信プロトコルは、従来のFTP(File Transfer Protocol)から、SSH(Secure Shell)によって暗号化された通信経路を利用して安全にファイルを転送可能なSFTP(SSH File Transfer Protocol)への移行が進んでいます。インターネットを活用したEDIシステムにおいても同様で、特に、海外企業とのグローバル取引や、海外拠点とのファイル転送ではSFTPが主流となりつつあります。

DALは、今後、海外との取引はもとより、国内取引や社内システム連携、さらにはクラウドサービス連携においても、従来プロトコルよりも容易にセキュアなファイル転送を行うことのできる手段としてSFTPが普及していくとみており、昨年5月に提供開始したACMS E2X、ACMS B2Bのバージョン4.0で、SFTPクライアント機能を実装し、社内の基幹システムや取引先などのSFTPサーバとファイル転送を可能にしました。
今回、SFTPサーバ機能を実装したことで、クライアント機能同様SSH V2 およびSFTP V3、OpenSSH形式の秘密鍵/公開鍵の作成、クライアント/サーバ公開鍵の管理により、双方向でのセキュアなファイル転送が可能となりました。そして、従来からのエラー発生時のリトライ処理や運用者へのエラー通知、並列送受信制御、送受信完了後の後続処理の実行機能なども合わせ、より安全かつ確実にファイル転送が行えるEDI環境をお客様に提供できるようになりました。
 

最新バージョンの販売価格は従来バージョンと変わらず、「ACMS E2X 4.2」が150万円(税別)~、「ACMS B2B 4.2」が100万円(税別)~で、DALのビジネス・パートナー72社を通じて販売します。
DALは、今後も、国内外の市場ニーズに合わせて、新しいプロトコルやEDI形態を「ACMSシリーズ」でサポートし、それらを一元管理できる統合EDI環境を充実させていきます。


※SFTP利用シーンの図を以下でご覧いただけます
http://www.dal.co.jp/pressrel/20150107.html


◆ バージョン4.2.0主な追加機能
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(1) 通信機能強化
・SFTP(SSH File Transfer Protocol)サーバ機能の追加
プロトコルバージョン:SSH 2.0、SFTP 3.0

(2) 新たな稼働環境への対応
・Java:JDK/JRE 8
・DB:SQL Server 2014、SQL Server 2008 R2 SP3、SQL Server 2008 SP4
・WAS:IBM WebSphere Application Server 8.5、Interstage Application Server 11.1.0

◆ 販売開始・価格など
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 ◇販売・出荷開始:2015年1月7日

 ◇販売経路:DALのビジネス・パートナー72社を通じて販売
       http://www.dal.co.jp/partner/

 ◇販売価格(税別):
ACMS E2X 150万円 (基本機能)~
ACMS B2B 100万円 (基本機能)~


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株式会社データ・アプリケーション 
マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp