Denmark, Mar 19, 2015 - (JCN Newswire) - グルンドフォスの新製品であるTPE3インライン型ポンプは、商業ビル用インライン型ポンプを飛躍的に前進させます。クラス最高のポンプおよびモーター効率性を誇るグルンドフォス製の最新ポンプ製品であるだけでなく、ポンプがその一部を構成するシステム全体の効率に影響を与える一連の先進機能を備え、グルンドフォスの「iSOLUTIONS」製品群における新星となります。空調および暖房の用途に、真に違いを実感できるポンプ製品をお選びください。

内蔵熱エネルギーメーターとポンプの絞り弁

TPE3はただのポンプではありません。本製品は、エネルギー消費量を測定するために用いられ、システム間の不均衡による過剰なエネルギー消費を回避するのに役立つ、内蔵熱エネルギーメーターを搭載しています。ポンプ製品があるところには必ず熱エネルギーメーターがあります。また、新しい流量制限機能により、ポンプの絞り弁の必要性をなくし、圧力損失を削減します。これにより、システム全体のパフォーマンスが向上し、初期費用を削減します。

統合されたDELTA T 制御

過度に高いか、低いDELTA Tには別れを告げてください。統合されたDELTA T 制御では、温度差センサーのコストを節約できます。流体温度と復帰温度の計測された差分に基づき、ポンプ製品の動作が可能です。これは内蔵センサーを活用し、外部センサー1つを直接TPE3に接続することによって実現可能で、温度差に基づいて、ポンプ自体がシステムに必要な流量を決定します。

これらのアプリケーションを最適化

TPE3はオールラウンドなインライン型ポンプで、暖房、空調、地域エネルギーシステムのすべての用途に利用可能です。一部のアプリケーションにおいて、TPE3は快適さとシステム効率の点で特に著しい効果を発揮します。以下、例を示します。

ボイラーシャントでボイラー保護機能を強化

結露のないボイラーシステムでTPE3を利用することで、ボイラー保護機能が強化され、運用コストの削減につながります。また、TPE3と戻り温度を計測する外部温度センサーを組み合わせ、バイパスラインで流量を調節することにより、ポンプはボイラーに流入する水の温度を制御できます。これにより、常に適温に保たれていることを保証します。

一連の暖房システムでシステム効率を向上

一連の暖房システムでTPE3を利用することで、システム効率を高めます。一般的に、単列のシステムでは一定流量を確保するよう設計されています。結果として、低負荷状態ではシステムからの復帰温度は高くなります。TPE3ポンプはこの問題を解決し、DELTA Tが当初意図されていたとおりに維持されていることを保証します。

家庭向け用途: エネルギーを無駄にせず、温水を保証

家庭向けの温水用途では、蛇口をひねるとすぐに湯水が供給される必要があります。従来は、絞り弁で調節され一定速度で運転するポンプが日々、休みなく動作し、これを保証していました。しかし、これはエネルギーの無駄遣いです。TPE3を適用し、温度制御モードに設定することで、内蔵温度センサーもしくは外部センサーからの信号によって、ポンプは常に望ましい水温を維持します。

マルチポンプ機能

TPE3はワイヤレス技術により、最大4台の単一のTPE3ポンプ製品との接続が可能です。接続されたポンプ製品は、他のポンプ制御ユニットを必要とせず、カスケードモード、交互モード、デューティ／スタンバイなどの運転モードで共同制御が可能です。

監視・導入・試運転が容易な設計

完全なTPE3 I/Oパッケージは、多くのコンフィギュラブル・リレーやアナログ入力を搭載し、より良いシステム監視、ポンプの最適なレギュレーションを実現します。また、ポンプのディスプレイには、導入や試運転を容易にする機能も搭載されています。このなかには、モバイル端末での直感的なポンプ制御やグルンドフォスのオンラインツールへのフルアクセスが可能な「グルンドフォスGO」への接続などが含まれます。

グルンドフォスについて

グルンドフォスは業界をリードするポンプ製造メーカーで、年間に1,600万以上のポンプ本体を生産しています。同社では、フルレンジのモジュラーや、高エネルギー効率のインテリジェントな製品、ビル・産業・水などの用途向けサービスを提供しています。グルンドフォスは55ヶ国以上に80を超える事業所を構えています。詳細情報に関しては www.grundfos.com をご覧ください。

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