2015年03月31日 14時42分
Adesto Technologies

Adesto、新進アプリケーション向けに高温不揮発性メモリをリリース

Sunnyvale, CA, Mar 31, 2015 - (JCN Newswire) - 世界でもっとも省電力のメモリソリューションを発明し、市場をリードするAdesto Technologiesは、標準デバイスよりかなりの高温で作動するように設計されたSerial Flashメモリチップファミリに新製品を追加したことを、本日発表しました。製品のターゲットは、過酷な環境で作動する必要がある既存および新進のIoT(Internet of Things)アプリケーションです。

Adestoの高温Serial Flash製品には密度512Kbitから16Mbitまでがあり、電圧範囲の広さや超省電力などのコアコンピテンシーを犠牲にせずに、-40~125度で作動するように設計されています。新製品には、厳しい温度条件下のエレクトロニクスでは非常に重要な特徴である高い品質と信頼性を持つ製品の提供で、高い評価を得ている同社の経験が生かされています。

高温メモリは、モータ制御、太陽光発電、無線産業用センサ、スマート照明、メータなどの電力変換器、その他、過酷な環境で作動するワイヤレスノードなど、さまざまなIoTおよび産業用アプリケーションのニーズに対応しています。高温環境で作動するコネクテッドデバイスに不揮発性メモリを追加することにより、ユーザーは、オペレーティングコードなどの重要データを無線で更新するといった重要な作業ができるようになります。ソリッドステートライティングアプリケーションでは、無線ファームウェアをリモート更新し、作動設定などのデータを保管および修正する際に、不揮発性メモリが重要になります。

「温度上昇は、エレクトロニクスの障害の主要な原因です。最新のエレクトロニクス設計により、電力管理やスペース活用の範囲が広がっているため、温度管理の問題も増大しています。」と、Adestoシリアルメモリ製品、製品マーケティング部長のPaul Hillは述べました。「弊社の高温製品は、堅牢な設計、製品製造、テスト標準などを通じて、このような課題の多いアプリケーションにつきものの過酷な状況に確実に耐えるように作られています。」

「Adestoの仕事は、お客様の開発する革新的なデバイスを実現にすることです。」と、Adesto CEOのNarbeh Derhacobianは述べました。「IoTでは、さらに多くのデバイスやシステムを接続することを約束していますので、既存のメモリソリューション仕様が課題に直面することは確実です。我々はお客様とともにそれらの課題に取り組み、さらに世界をスマートにする製品を開発していきたいと考えています。」

厳選された製品が、ディスクリートパッケージ、チップスケール、Known-Good-Dieなど各種パッケージでご利用可能です。詳しくはAdestoまでお問い合わせいただくか、 www.adestotech.com をご覧ください。

Adesto Technologies Corporationについて

Adestoは、世界でもっとも省電力のメモリソリューションの発明者で市場トップ企業であり、コネクテッドアプリケーションの水準を上げるイノベーションや、今まで想像できなかったデバイスを発表しています。同社は、Fusion Serial Flash、DataFlash、Mavrikシリアルメモリなどの革新的な製品のポートフォリオの設計および構築をしてきました。Mavrikメモリは、現在のメモリ技術に比べて、スピードとパフォーマンスの犠牲なしに100分の1しか電力を消費しない画期的なプラットフォーム、AdestoのConductive Bridging RAM (CBRAM)技術をベースにしています。2007年に米国カリフォルニア州サニーベールで設立されたAdestoは100件以上の特許を取得しており、数十件が出願中で、さまざまな業界の優れたビジョンを持つ企業と協業してその市場で技術を展開しています。

お問い合わせ先:
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Adesto Technologies
+1-408-419-4844
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