2015年03月31日 14時47分
OKI

OKI、横河電機の青梅事業所を取得

TOKYO, Mar 31, 2015 - (JCN Newswire) - OKIは横河電機株式会社(以下 横河電機)と、このたび、横河電機のプリント配線板生産と基板実装の拠点である横河マニュファクチャリング株式会社(社長:真鍋嘉利、本社:東京都武蔵野市、以下横河マニュファクチャリング)青梅事業所を、沖プリンテッドサーキット株式会社(社長:嶋田宏、本社:新潟県上越市、以下 OKIプリンテッドサーキット)に4月1日付けで譲渡する契約を、3月26日に締結いたしました。青梅事業所で行っていた横河電機向けプリント配線板生産と基板実装は、OKIが生産受託して青梅事業所で継続生産します。

また、同時に横河マニュファクチャリングとOKIは、横河マニュファクチャリング甲府事業所で行っている基板実装の全てと、装置組立の一部をOKIへ生産委託する契約を締結しました。これによりOKIは、横河電機が国内で生産していたプリント配線板と基板実装の全量を受託するとともに、プリント配線板の生産能力を20%引き上げ、EMS事業の拡大を目指します。

OKIは、2016年度を最終年度とする「中期経営計画2016」(2013年11月12日発表)において、高度な生産技術と品質保証力を活かした ハイエンド型EMS(生産受託)事業を成長分野の1つとして位置付けています。OKIのプリント配線板事業は1965年からはじまり、102層の超高多層プリント配線板の設計・量産技術を、世界で初めて開発に成功するなど、高い技術力による大型・高多層基板で評価を受けています。EMS事業成長のためには、プリント配線板事業の拡大とともに、強みであるプリント配線板から最終製品組立までの一貫生産体制の更なる強化が必要でした。

横河電機は、高い信頼性が求められる自社の制御・計測機器向けに多種多様なプリント配線板生産を1969年より開始し、国内では唯一青梅事業所にて生産していました。しかし、プリント配線板生産と基板実装は、技術の進歩も著しく継続した設備投資が必要な事もあり、構造改革を進める中でその位置付けを見直していました。このたびOKIのEMS事業の将来性と高い信頼性を実現する技術力、多品種生産の実績を高く評価し、自社製品向けプリント配線板生産と基板実装の確実な継続・高度化、そして青梅事業所の雇用維持ができると判断し、今回の合意にいたりました。

【譲受後の青梅事業所の概要】(2015年4月1日以降)
新名称: OKIプリンテッドサーキット青梅事業所
所在地: 東京都青梅市藤橋3-8-2
事業内容: プリント配線板の製造、基板実装
敷地面積: 11,300m2
従業員数: 77人

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本 で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑 戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガ ン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信 システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野に おいて、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお 届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご 覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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