2012年07月10日 16時32分
HOYA株式会社

PENTAX、消化管用超音波内視鏡の新製品「EG-3270UK」を発表

ベルギー・ブリュッセル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- HOYAグループのPENTAXライフケア事業部は、2012年6月にベルギーで開催された内視鏡学会(GEEW※1)において、ペンタックス ビデオ超音波内視鏡「EG-3270UK」の欧州での提供を開始すると発表しました。

当製品は、内視鏡医療現場の声に耳を傾け、医師のみならず患者さまのニーズに応えるべく製品化されました。上部消化管分野のルーチン検査における医師の操作性向上に加え、スコープの細径化により患者さまの内視鏡挿入時の負担および苦痛の軽減を実現しています。

業界最高水準の超音波画像技術により超音波内視鏡の画質をさらに向上し、エラストグラフィや造影超音波検査などによる上部消化管における臓器やリンパ節といった観察部位の視覚化を促進し、病変の発見を支援します。また、超音波内視鏡下穿刺吸引生検法(EUS-FNA※2)に対応することにより、画像による観察だけでなく対象部位の病理診断をサポートします。

EG-3270UKの主な特長

1. 内視鏡スコープの細径化による挿入性および操作性の向上
-- 細径化(当社従来品より 約15% 細径化)を実現したことにより、内視鏡挿入時の患者さまの負担を軽減
-- スコープの操作性を見直し、CCD画像の高性能化を実現したことにより、内視鏡操作性を向上

2. 業界最高水準の超音波画像技術により超音波内視鏡の画質を向上

3. 超音波内視鏡下穿刺吸引生検法(EUS-FNA)に対応
-- EUS-FNAに最適な設計を基に開発された鉗子チャンネルと鉗子起上台により、穿刺針のスムーズな挿通性を実現

なお、本製品は、現時点で米国では取り扱っておりません。
日本国内においては、販売準備完了後に販売を予定しております。

詳しい製品情報は、下記ホームページをご覧ください。
URL:http://www.pentaxmedical.com

※1 Gastroenterology and Endotherapy European Workshop
※2 超音波内視鏡を用いて病変部を観察しながら、組織や細胞の採取を行う術式

PENTAXライフケア事業部について
PENTAX ライフケア事業部は、HOYAグループの医療用内視鏡を扱う事業部です。高い品質、医療ニーズに応えるイノベーション、 そしてシンプルさを追求した最良の内視鏡製品群とサービスを提供することで、 患者さまのケアと医療の生産性向上に寄与することをミッションとしています。

最先端の研究開発と生産技術を通じ、当事業部はPENTAXのブランド名で内視鏡システムとソリューションを世界の医療業界に提供しています。当社は消化器、耳鼻咽喉、呼吸器など多岐にわたる医療分野における診断、治療および医学研究に貢献するためビデオスコープとファイバースコープの内視鏡装置を開発し、フルレンジの製品とサービスを提供しています。

日本国内にある生産設備およびグローバル本部に加え、世界各地に研究開発、販売、サービスの拠点を擁しています。これらにより、それぞれの国と地域における多様なニーズに合った革新的なソリューションを提供することが可能となっています。 業界トップの顧客満足度を提供することが当社の究極の目標です。

連絡先
【製品に関するお問い合わせ先】
HOYA株式会社 PENTAXライフケア事業部 医用機器SBU
日本営業本部 マーケティンググループ
竹井 明彦
電話:03-5953-2590 (直通)
メール: akihiko.takei@pc.hoya.co.jp


パーマリンク:http://www.businesswire.com/news/home/20120710005087/ja