2015年05月19日 13時48分
株式会社ゼネラルパートナーズ

中途失聴・難聴者専門の教育・研修施設「いそひと」を開所

2015年5月19日
株式会社ゼネラルパートナーズ

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~聴覚障がい者の悩みを解決する!
 職場でのコミュニケーション方法をトレーニング~
中途失聴・難聴者専門の教育・研修施設「いそひと」を開所
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障がい者に特化し就職・転職支援を行なう株式会社ゼネラルパートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、2015年2月1日、中途失聴・難聴者(聴覚障がい者)専門の教育・研修施設として、就労移行支援事業所(※)「いそひと」を開所しました。「自分の聞こえの程度を把握すること」「コミュニケーション手段を複数身に付けること」を通じ、仕事の場面に応じた適切なコミュニケーションができるようになることを目指します。
※就労移行支援事業とは、通所しながら仕事で必要な知識や能力を身に付け、就職を目指す福祉サービスです。


【開所の背景】
■聴覚障がい者のコミュニケーションの悩み
職場でのコミュニケーションにおいて、受発信のいずれにおいても問題を感じている
[受信]情報が他の人より遅れて伝わる 88%
[発信]自分の意見を言うタイミングがつかめない 81%
⇒会議や複数での会話に参加出来ず、情報伝達が遅くなる
 結果として、意見を言いたくても言えない状況が発生

■コミュニケーションの難しさにより発生する壁
・昇進や昇格が難しい 79%
・仕事の能力を高めることが難しい 78%
⇒キャリアアップを実現しづらいと感じている

■障がいへの理解と勤続意向の関係
今の職場で働き続けたい人の割合は
・障がい理解/配慮がある場合 84%
・障がい理解/配慮がない場合 39%
⇒障がいへの理解や配慮がない場合は、勤続意向が大きく減少

(出典:「聴覚障害者が働く職場でのコミュニケーションの問題」株式会社第一生命経済研究所)


【いそひとの特長】
職場でのコミュニケーション方法をトレーニングする専門的な研修プログラム!

1)自分の「聞こえ」の程度を知る
 聞こえの程度は人によって異なり、必要な支援や配慮も様々。
 その為、グループワークを通じ、「聞こえづらさを感じる場面」「聞こえなくて苦労したこと」等を共有し合うことで、自分の聞こえの程度を把握します。

2)自分の聞こえに合ったコミュニケーションの手段を知る
 メールやチャット、読話・口話、筆談、指文字、手話等、様々なコミュニケーションの手段を身に付けます。また、最新のIT機器にも多く触れ、活用方法を学ぶことで、ITリテラシーを磨くこともできます。

3)場面に合わせたコミュニケーション手段の使い方を身に付ける
 せっかく身に付けたコミュニケーションの手段も仕事の場面で活かせなければ意味がありません。その為、実際の仕事の場面を想定した模擬職場体験を通じ、適切なコミュニケーション手段の使い方を身に付けます。

※障がいに合わせた専門的なカリキュラムが受けられるスキルアップ研修から、就職活動、就職後の職場定着まで、一貫したサポート行なっています。(最大2年間)


【事業所所在地】
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-5-4 加藤ビル1F
TEL:03-3518-2921(代表) FAX:03-3518-2923
http://www.isohito.jp/


【株式会社ゼネラルパートナーズについて】
障がい者の良き認知を広め、差別偏見のない社会を実現することを目指し、民間企業初の障がい者専門の人材紹介会社としてスタート。その後、業界初の転職サイトatGPの開設をはじめ、障がい別の専門的なプログラムが受けられる教育・研修事業、就労困難な障がい者による農業生産事業など、数々の事業を創出してきました。これまで生み出した障がい者の雇用数はのべ5,000人以上です。
URL:http://www.generalpartners.co.jp/
代表者:代表取締役 進藤 均
本社所在地:東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F
設立日:2003年 4月
業務内容:障がい者専門の人材紹介、求人サイト、職業訓練など


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ゼネラルパートナーズ 広報担当:田島
TEL:03-3270-5500
FAX:03-3270-6600
E-mail:tajima@generalpartners.co.jp