2015年07月07日 16時48分
Brocade

Brocade SDNソリューションにより、VirtutelがNew IPを推進

Melbourne, Australia, July 7, 2015 - (JCN Newswire) - 専門家向けデータおよび音声サービスプロバイダのVirtutelが、オーストラリア通信市場では最新のお客様として、Brocade (NASDAQ: BRCD)を、New IPをサポートするネットワークインフラとして採用しました。同社は現在、3桁成長と国外への拡大による需要への対応の課題を抱えており、システムインテグレータ、ITコンサルタント、マネージドサービスプロバイダ向けのサービス提供のためにBrocade(R) SDN対応スイッチおよびルータを展開します。

Virtutel Networkでは、「グローバルネットワーク」戦略の一環として、企業、エンタプライズ、政府自治体セグメント向けにプライベートネットワーク、インターネット、コロケーション、音声サービスなどを提供しています。同社は、アジアではシンガポール拠点から、北米とヨーロッパでは米国拠点からサービスを提供しています。このような成長は、Brocadeソリューションの展開で支えられています。

Virtutelは2014年初頭からニュージーランド市場へも参入し、シドニーに2つ目の事務所を開設し、ロサンゼルスにPoP (Point-of-Presence)サイトを設立しました。2015年1月には、シンガポールPoPの稼働も開始しました。同社はオーストラリア国内で、ダーウィンやホバートなどの非従来型展開都市での顧客ニーズへの対応を図っており、国外での成長計画には香港やインドなどが含まれ、英国についても検討中です。

「クラウドベースアプリケーションへの需要と依存は今までにないほど高まっており、お客様の帯域幅ニーズは6か月に2倍の割合で増えているため、既存のインフラではもう維持できないほどになっていました。」と、Virtutel Pty Ltd代表取締役のDavid Allenは述べました。「さらに我々は、SDN (Software-Defined Networking)も視野に入れ、さらに動的なサービスフルフィルメントを可能にする必要がありました。Brocadeソリューションを使うことで、我々はお客様ニーズにあらかじめ備えつつ、急成長の勢いを保つのに必要なコスト効果の高い機能と柔軟性を手に入れることができます。また、現在構築中のTier 1音声ネットワークについても、Brocadeソリューションによりデータ伝送を支えることができます。」

Virtutelはまず、段階的実装計画の一環として、PoPサイトでのネットワークアクセスとIP/MPLSバックボーン接続の提供のため、Brocade ICX(R) EthernetスイッチとBrocade NetIron(R) CER 2000ルータの展開から、マイグレーションを開始しました。Virtutelでは、ビジネスの成長で必要になった時に、Brocade MLX(R)ルータを展開しますので、シームレスな業務モデルが可能になります。

VirtutelがBrocadeソリューションへのマイグレーションを決定した主な理由には、OpenFlow 1.3 SDN (Software-Defined Networking)プロトコルの全面サポートがありました。Allenによれば同社は、OpenStackクラウドコンピューティングプラットフォームによるOpenFlowの標準ベースインテグレーション(SDNコントローラ経由)を活用して、顧客がどこでもアプリケーションのホスティングをできるように、クラウド中立を保つことに努力していました。同社ではまた、顧客が移動中にもネットワークにサインアップして構成できるSDN対応ネットワークサービスプロビジョニングポータルを開発しています。

多くの企業はNew IPの推進を続けているため、次のような4つの重要な属性をベースにした最新のネットワーキングアプローチが不可欠です。

-- 目的をもったオープンネスの構築
-- イノベーション指向とソフトウェア対応
-- ユーザーを中心にしたエコシステム推進
-- お客様の状況に合せた定義

「ITは、企業改革と価値を推進してきましたので、すべてのIT部門はユーザーのニーズの変化や増大への対応を求めています。彼らは、迅速なイノベーションのためにプラットフォームを提供し、現在クラウドプロバイダがやっているような、競争力の高いデジタルビジネスを構築したいと考えています。同じことを従来型のサービスプロバイダも考えていますが、レガシーネットワークアーキテクチャへの依存により問題が難しくなっており、多くのサービスプロバイダの皆様から、古いアーキテクチャが原因で革新ができないという声をいただいています。」と、Brocadeオーストラリアおよびニュージーランド専務理事のGary Denmanは述べました。

「New IPにより企業は、インフラを改革して今までにない業績をあげることができます。それは、ネットワークを最新の状況に合せて変革し、クラウド、ソーシャル、ビッグデータなどのニーズに対応するために必要な、大幅な改革です。VirtutelはBrocadeへの移行により、ネットワークのアジリティを向上できます。」と、彼は結びました。

Allenによれば、Virtutelではすでに、Brocadeソリューションセットの初期実装後の効果が表れています。MPLS経由の仮想リースライン確立はさらにスムーズになり、ネットワーク全体の管理が簡素化されました。

VirtutelへのBrocadeネットワーキングオファリングの提供は、国内パートナーのASI Solutionsが責任をもって行いました。

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