2015年11月16日 15時00分
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ

株式会社寺岡製作所が基幹系システムとシンクライアントの基盤に「Nutanix」を採用

株式会社ネットワークバリューコンポネンツ(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役:渡部 進、以下略称:NVC、東証マザーズ:3394)は、ニュータニックス社のハイパーコンバージドインフラストラクチャ製品、「Nutanix Xtreme Computing Platform NX-3060シリーズ」を電機・電子用テープ、梱包・包装用テープ、産業用テープ等を製造、加工、販売する粘着テープの総合メーカー、株式会社寺岡製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:寺岡 敬之郎、以下略称:寺岡製作所)に導入いたしましたのでお知らせいたします。

1. 導入の背景
 寺岡製作所は、国内では早い時期と言える2007年にサーバの仮想化を開始し、2013年には、サーバのリプレースに伴い仮想基盤も更改しました。この際に問題となったのは、途中で増強したSAN (Storage Area Network) 環境が償却されていないのに新環境では活用できないことでした。その上、漸次増強が必要となるため、IT資産の管理が煩雑になる課題を抱えていました。これは、SANをベースとする仮想環境においては発生しがちな問題です。そうした課題を解決するために、多数の実績を持つNutanixが提供するソリューションが検討されました。その結果、
・共有ディスクを持たずにサーバ単位に増強ができるのはシンプルである
・仮想インフラの煩雑な設計から解放される
・短い期間で構築可能
であることが評価され、また、RDS(Remote Desktop Service)の導入というシンクライアント環境を実現するための評価試験も順調だったことから、基幹系システムを全面的にNutanixに移行することが決定されました。

2. 製品の特徴
Nutanix は、2U の筐体にサーバとストレージを統合し、分散ファイルシステムにより内蔵ストレージをストレージプールとして利用できます。ストレージは高速の SSD、大容量の HDD を組み合わせ、自動階層化機能により、高速大容量 I/O を実現し、Nutanix クラスタ内にデータを常に 2つ保持するアーキテクチャにより高可用性を実現します。また SANが不要となり、シンプルかつ容易な管理ができることも大きな特長です。

3. 導入機器
■NX-3260(2ノード)3台および追加1台

4. 導入の成果
寺岡製作所では、Nutanix の採用により、下記を実現しました。
・サーバとストレージが一体化したNutanixの採用で更改時にムダなストレージが発生しなくなった
・シンプルな考え方のNutanixの採用で、設計・管理の工数が大幅に削減された
・システム更改の作業中に機器追加作業が必要となったが、1日で追加作業が完了し、無事リリースに間に合った

【株式会社寺岡製作所について】
寺岡製作所は粘着テープの総合メーカーです。1921年、電気絶縁用粘着テープの製造からスタートしています。今日では、電機・電子用テープ、梱包・包装用テープ、産業用テープ等を製造して、あらゆる産業で活躍しています。近年のエレクトロニクス産業関連の製品開発にいち早く取り組み、高機能テープを次々に製品化しております。すそ野の広い産業に多彩な提案を行なうことにより事業領域の幅を広げてきています。
詳細については、www.teraokatape.co.jp をご覧ください。


【Nutanix Inc.について】
Nutanixは、次世代エンタープライズ・コンピューティング向けの「インビジブル・インフラストラクチャ」を提供することにより、企業のIT部門が自社のビジネスを支えるアプリケーションやサービスに専念できるよう支援しています。同社のソフトウェア主導によるXtreme Computing Platformは、コンピューティング、仮想化、ストレージの機能を単一ソリューションにネイティブ統合することで、データセンターの簡素化を推進します。Nutanixのソリューションを利用することで、お客様は想定通りのパフォーマンス、リニアな拡張性を持つ、クラウドのようなインフラストラクチャの利用によるメリットを得ることができます。
詳細については、www.nutanix.jp をご覧ください。

【株式会社ネットワークバリューコンポネンツについて】
ネットワークバリューコンポネンツは、ネットワーク草創期から常に最先端製品を開拓してきたネットワークインテグレータです。ネットワーク製品の提供から、開発、コンサルテーション、構築・保守、マネージドサービス・クラウドサービスの提供まで、最先端技術と、豊富な知識・ノウハウ、斬新な企画・発想力を駆使して、あらゆるネットワークフェーズをトータルにサポートしています。
http://www.nvc.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先
マーケティング担当:徳富
TEL 03-5714-2050 FAX 03-5714-2051
E-mail: press@nvc.co.jp