2015年11月27日 14時55分
昭和電工

昭和電工、光触媒材料「ルミレッシュ(R)」がシキボウの高機能繊維に採用

TOKYO, Nov 27, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の可視光応答型光触媒「ルミレッシュ(R)」が、シキボウ株式会社(社長:能條 武夫)の高機能繊維に採用されました。

ルミレッシュ(R)は、当社の連結子会社昭和電工セラミックス株式会社(長野県塩尻市 社長:牧 昌和)が富山工場にて開発した光触媒です。ルミレッシュ(R)に光が当たると、光のエネルギーによって空気中の水分と酸素が反応し活性酸素を発生させ、表面上に付着した菌やウイルスを不活化させます。従来の光触媒は主に太陽光などに含まれる紫外光により触媒機能が発現するのに対し、ルミレッシュ(R)は蛍光灯やLED など、屋内光の弱いエネルギーでも高い効果を発揮する特徴があります。空港や病院の手すり、カウンターなど、人が触れる部位での実証試験が進められているほか、すでに内装用膜材やカーテンに採用されています。

今回ルミレッシュ(R)が採用されたのは、抗菌・抗ウイルス・消臭効果を持つ繊維素材「TINTA(R)V(ティンタ-ブイ)」で、シーツや布団カバーなどのリネン類向けをターゲットとした製品です。一般的に、真っ白なリネン類には仕上げに蛍光染料が用いられていますが、従来の光触媒には染料を加えると効果が減少するという課題がありました。今回、ルミレッシュ(R)は蛍光染料を加えても光触媒の効果が維持されることが確認され、採用に至りました。

当社グループは、今後もお客様との協働によりアプリケーションの開発を進め、ルミレッシュ(R)の製品性能を向上させることで、人々の健康で安心・安全な生活の実現に貢献していきます。

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概要:昭和電工株式会社

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