2016年01月27日 14時39分
IPSO Alliance

IPSO Alliance、スマートオブジェクトのアイデンティティとプライバシーへの施策に集中

SAN JOSE, Calif., Jan 27, 2016 - (JCN Newswire) - IPSO Alliance (IPSO)は、アライアンスの施策の重点をスマートオブジェクトのアイデンティティとプライバシーに変更する新しい憲章を発表しました。具体的には、プロトコルとデータ層上のオブジェクトの相互運用性を強調したスマートオブジェクト、およびアイデンティティとプライバシー技術の定義とサポートの概要を記した「IPSOプラットフォーム」を、IPSOが開発、制定、作成します。

IPSOの使命は、IoTスマートオブジェクトのディスカバリと相互運用性のために、ライブラリ、レポジトリ、設計キット、業界からの認知などのプラットフォームとサポートシステムを作成することです。

「今まで我々は、『なぜ』『どうやって』インターネットプロトコル(IP)を使用するかという点を強調し続けてきました。」と、IPSO Alliance事務局長のGeoff Mulliganは説明しました。「IoTデバイス用のIPが広く普及し、先日当アライアンスからスマートオブジェクトモデルが発表されたことから、我々はスマートオブジェクトに確実にアイデンティティ、プライバシーおよびセキュリティ属性を持たせる方向に施策を変更することにしました。この課題への対応はIoTとそのすべてのデータのセキュリティ確保に欠かせないものです。」

新しい重点項目推進の支援のため、IPSOは現理事のイートン、エリクソン、インテル、Micrium、オラクル、Proto6およびSTMicroelectronicsに加えて、ARMのMikko Saarnivalaを理事会に迎えました。

IPSO理事会ではまた、IPSOの技術諮問委員会(TAB)を率いる新共同議長2名に、Milan Milenkovic (インテル)とHannes Tschofenig (ARM)を任命しました。TABの追加メンバーはまもなく発表されます。TABの任務は次のものの定義です。IPSO用語。すべてのスマートオブジェクトモデルで相互運用性を達成するためのIPSOリファレンスフレームワーク。スマートオブジェクトの使用方法。スマートオブジェクトリファレンスフレームワークの開発作業。さまざまなIPSO委員会内での作業監督。

「加盟企業は新しい憲章の下に結集し、オープン規格を使用したIoT全体で機能する方法で、アイデンティティやプライバシーなどの課題を解決するために積極的に協業しています。進捗に合わせて、施策の成果の共有もしていきたいと思います。」と、Mulliganは結びました。

IPSO Allianceについて

IPSO Allianceは、スマートなオブジェクトフレームワークの定義を、特に個人識別とプライバシーに重点を置いて開発する、多様で国際的な企業と非営利団体によって構成されるグローバルフォーラムです。IPSO Allianceには、スマートオブジェクトを接続するIPベースのアプローチをサポートするどんな企業・団体でも加入できます。詳しくは http://www.ipso-alliance.org/ をご覧ください。

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