2016年02月24日 15時51分
日本薬物対策協会

~新宿・歌舞伎町にて「薬物にNO!覚せい剤にNO!」~ 日本薬物対策協会が薬物情報小冊子を配布

薬物に関する事件などが連日報道されています。昨日、覚せい剤所持容疑で逮捕されていた元プロ野球選手が、覚せい剤使用で再逮捕されたことが報道されました。今月は他にも、神奈川県葉山町の議員が覚せい剤所持容疑で逮捕されたり、広島市では病院長が同じく覚せい剤所持容疑で逮捕されています。高い社会的地位にあり、多くの人が信頼するべき立場の人が立て続けに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されていることは、世間に大きな衝撃を与えています。

このような中、日本薬物対策協会は2月20日、新宿・歌舞伎町にて、薬物乱用防止キャンペーンを開催し、薬物乱用防止を訴える活動に取り組む音楽ユニット「RODORODO」と共に、薬物の真実を伝えるべく薬物情報小冊子を配布しました。

このキャンペーンでは特に世間を騒がせている覚せい剤についての真実を一人でも多くの方に伝えるため、薬物の包括的な説明がされている「真実を知ってください:薬物」小冊子に加え、覚せい剤のみの情報を掲載している「真実を知ってください:覚せい剤」小冊子も配布しました。

イベントでは、前半は通りを行き交う人々に小冊子を直接手渡し、薬物の真実について啓発しました。後半は、歌舞伎町にひしめく、若者がよく出入りするようなゲームセンター、コンビニエンスストア、バッティングセンター、ライブハウス、飲食店などに小冊子を設置し、合計およそ600冊を1時間半ほどで撒きました。

小冊子設置をお願いした店舗店員には、「自分が個人的に読みたいのでください」とボランティアスタッフに積極的に声をかけるなど、昨今の有名人などの薬物事件を背景に、薬物問題に対しての意識の高さが伺えました。

日本薬物対策協会はただいま春休み前の薬物乱用防止講演ツアーを開催中。1月から3月春休み前には、首都圏を中心に鹿児島県を含む17校の小中高校にて学校講演を提供しています。引き続き当協会の活動にご注目いただけますと幸いです。