2016年02月29日 14時42分
Chromis Therapeutics Inc.

Chromis、Torrey Pines Investmentからシード資金を調達

SAN DIEGO, CA, Feb 29, 2016 - (JCN Newswire) - 慢性HBV感染の新治療処置開発を専門とする抗ウイルス創薬会社のChromis Therapeutics Inc.は、Torrey Pines Investmentがリードする300万米ドルのシード資金調達の第1ラウンドを完了したことを発表しました。この資金調達により、cccDNA阻害剤、侵入阻害剤、カプシド集合阻害剤など、Chromisの革新的なB型肝炎ウイルス(HBV)治療用抗ウイルス薬プラットフォームの開発はさらに進むでしょう。

「慢性HBVは、患者数は全世界で推定4億人に上り、がん関連の罹患率と死亡率では第1位の深刻な問題です。」と、Chromis Therapeutics取締役のJennifer Giottonini-Cayerは述べました。「HBVの根絶という目標を我々と共有し、新薬候補の実用化を援助してくださる投資家の皆様から支援を得られたことに感謝します。」

「現在利用可能な抗ウイルスオプションは、ウイルス複製を抑制し患者の生存率を高めますが、ウイルスを根絶しません。」と、Torrey Pines Investment業務執行社員のNikolay Savchukは述べました。「そのため、Chromisの抗ウイルス薬には非常に大きな可能性があります。彼らは治療だけでなく、HBVウイルスの根絶も目指しています。」

Chromisの抗ウイルス薬にはHBV共有結合閉環状DNA (cccDNA)という新規標的があります。現在の抗ウイルス治療薬は直接cccDNAを標的にしていないため、HBV cccDNAの形成とリサイクルは、持続感染の確立と維持や、これらの薬剤の有効性の制限の中心となっています。Chromisの主なHBVプログラムでは、感染した肝細胞核のHBV cccDNAを減少または除去し、再感染のメカニズムを阻害する小分子の発見と開発のため、現在他社に使用されているものより優れたプロプライエタリなインビトロHBVコア集合モデルを使用しています。これらの新規薬物を治験まで進めるには、資金の確保が欠かせません。

Chromis Therapeutics, Inc.について

Chromis Therapeuticsはサンディエゴにある生物薬剤会社で、慢性HBV感染の新規治療法の開発を専門としています。Chromisは、複数の薬剤候補を実用化するために、最先端の大衆薬の設計および発見プラットフォームを使用しています。

Torrey Pines Investment, Inc.について

2002年に設立されたTorrey Pines Investmentは、サンディエゴにある専門ライフサイエンス投資会社です。Torrey Pinesは、CNS、腫瘍学、ウイルス学などの分野の国際的な医薬およびバイオテクノロジー関連パートナーの早期および開発段階のアセットに投資し、医薬提携やM&Aを通じて商業的成功を支援しています。Torrey Pinesがもっとも重視している目標は、ポートフォリオ企業の成長達成、バリュー実現、資産形成を支援することです。

お問い合わせ先
Nikolay Savhchuk
+1-619-520-1591
nsavchuk@torreypinesinv.com
www.chromistherapeutics.com

リリース配信代行:
JCN 株式会社
Tel: 03-5791-1821
Email: info@japancorp.net