2012年08月01日 19時29分
日本薬物対策協会

国際青少年デー(8/12)に向けて 全ての若者が薬物にNO!と決断するために

 昨今、特に若者の間で蔓延が懸念されている「脱法ハーブ」。都内では今年に入って、吸引後に体調不良を訴えて救急搬送されたケースは全部で99人、うち未成年者も13人含まれ、中には14歳の中学三年生の男子生徒もいたといわれています。

 「脱法ハーブ」の危険性は、健康被害のみならず、それが「入門薬物(ゲートウェイドラッグ)」となりより強い薬物に手を染め、人生を台無しにしてしまうことにあります。同協会が首都圏のある中学校に対して行った最近の調査により、「脱法ハーブ」について知っている生徒は70%以上いるという実態が明らかになった一方、教育現場や家庭においては未だ危機感が薄く、教育などの対策が出遅れているのが現状です。

 このような状況をうけ、日本薬物対策協会は、8月8日(水)には大阪・阿倍野区にて街頭キャンペーンを、そして8月22日(水)は東京・豊島区にて「第4回 薬物乱用防止教育研修会」を開催します。「脱法ハーブ」という薬物が店舗やインターネットなどで簡単に入手可能な今、まずは大阪にて小冊子や「脱法ハーブ」の危険性について啓発するビラを配布するキャンペーンを行い、そして薬物の真実をどのように教育するか、実践的なノウハウをお伝えします。
 
 青少年が自分の目標に向かって真っ直ぐに生きていき、薬物を入り込ませない人生のため、またそのような社会作りのために、ぜひこのキャンペーンのご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

国際青少年デー キャンペーン
【街頭キャンペーン】
日 時 :     平成24年8月8日(水) 午後5時半~午後7時頃 (予定)
場 所 :     大阪市阿倍野区JR天王寺駅東口 付近
内 容:  「真実を知って下さい:薬物」小冊子シリーズの「薬物」「マリファナ」「エクスタシー」「覚せい剤」や、「脱法ハーブ」のビラを街頭で配布する。

【薬物乱用防止教育研修会】
日 時 :     平成24年8月22日(水) 午後1時~午後4時頃 (予定)
場 所 : あうるすぽっと豊島区立舞台芸術交流センター会議室B (JR池袋駅より徒歩10分)
対 象 :   薬物乱用防止教育に携わる方やご関心のある方
後 援 :        株式会社 教育新聞社
内 容 :      効果的な薬物乱用防止教育実践のための研修
・「脱法ハーブ」を中心とした現状と実態についての講演
・元麻薬取締官による教育者に向けたポイント
・薬物体験談を含めた薬物の真実に関する講演
・現役教師による薬物乱用防止指導・教育とその成果等の発表

リリースについての問い合わせ先: 
日本薬物対策協会 
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨1-17-5 パークホームズ西巣鴨308
03-5394-0284(Tel/Fax) info@drugfreeworld.jp 担当:馬崎奈央
Website: http://www.drugfreeworld.jp
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