2016年06月13日 15時44分
JupiterMesh

JupiterMesh(R) Neighborhood Area Network (NAN)を発表

DAVIS, CA and AMSTERDAM, THE NETHERLANDS, June 13, 2016 - (JCN Newswire) - ニュースハイライト:

- JupiterMeshは、インテリジェントグリッドやスマートシティソリューションを展開する公共事業や地方自治体向けの、近隣およびフィールドエリア通信を実現する柔軟なデータ転送速度の、堅牢な低電力産業用IoT無線メッシュネットワークです。2016 ZigBee Allianceメンバーミーティングで発表されたJupiterMeshは、通信ソリューション用のワールドワイド商標ブランドです。

- JupiterMesh技術プロファイル仕様は、オープンIETFおよびIEEE標準に基づいて構築され、業界が拡張可能でセキュリティが高く管理しやすい相互運用可能なマルチベンダ実装を実現するために、IPv6、周波数ホッピング、マルチバンド運用、認証、暗号化、キー管理などの先進技術を活用しています。

- JupiterMesh仕様の検証および相互運用性イベントはPowertech Labs Inc. (BC Hydro子会社)が実施し、Itron、Landis+Gyr、Trilliantなどのスマートグリッド大手や、ExeginやVencore Labs (別名Applied Communication Sciences(ACS))などの組込み技術専門企業、アナログ・デバイセズ、Atmel (マイクロチップ・テクノロジー子会社)、テキサス・インスツルメンツなどの半導体ベンダが積極的に参加して、無事成功しました。

ZigBee Allianceメンバーミーティングで本日発表されたJupiterMeshは、インテリジェントグリッドやスマートシティソリューションを展開する公共事業や地方自治体向けの、近隣およびフィールドエリア通信を実現する柔軟なデータ転送速度の、堅牢な低電力産業用IoT無線メッシュネットワークです。JupiterMeshは、関係者のコンセンサスを得て実績を積んだZigBee Allianceの標準開発プロセスによって作成されました。

JupiterMeshは次のような包括的ソリューションパッケージを提供します。

- 以下のOSI Layer 1~4用の既存オープン規格の技術プロファイル仕様と要件詳細:
-- CSMAやTSCHモードなどのIEEE 802.15.4e & IEEE 802.15.4gのメディアアクセス制御(MAC)および物理層(PHY)。さまざまなユースケースで最適なパフォーマンスと確保するため。
-- IPv6、6LoWPAN、UDP、TCP、RPL、CoAPなど、マルチキャスト機能を持つIETFネットワークおよびアプリケーションプロトコル。メッシュネットワーク上でインターネットスタイルのマシンツーマシン(M2M)挙動を確保するため。
-- ネットワークアクセス認証やキー配布のためのPANA、EAP-TLS、HIP-DEXなどのETFセキュリティプロトコルと、AES-128-CCMベースのメッセージ認証および暗号化。
-- Sub-1 Gigahertzおよび2.4 GHz ISMバンドと、複数変調技術(FSK、O-QPSK、OFDM)。グローバル規制遵守および承認のため。

- 仕様検証、コンプライアンステスト、相互運用性検証、認定プログラム、テストハウスのグローバルネットワーク。

- 関係者へのプロモーション用のブランドアイデンティティおよび商用コラテラル。

JupiterMeshでは開放型システム間相互接続(OSI)モデルのLayer 1~4を定義していますので、IEC TC13がグローバルに展開する相互運用性の高いDLMS/COSEM、ANSI C12、OpenADR、GOOSE、IEC 61850、DNP3などの既存のメーター通信プロトコル対応の標準IPv6インターフェース層や、進化の著しいソリューション特化型のIPベースアプリケーションを提供しています。JupiterMeshでは、スマートメーターのデータ転送速度向上、レイテンシ低下、要件の厳しいスマートグリッドアプリケーション向けの帯域幅管理、セキュリティ、重要な業界要件に合った信頼性、バッテリー式エンドノードのサポートなどの業界ニーズに対応しています。

「JupiterMeshは、電気、ガス、水道などの公共事業や、アクティブグリッドを推進しているスマートシティ向けの新規アプリケーションやユースケースを可能にする拡張通信機能を提供しています。」と、Itron規格部長でZigBee Alliance理事のEd Eckertは述べました。「これには、グリッドとパイプラインの安全性、効率および信頼性を向上し、再生可能な分散型電源の統合に対応し、ニーズ対応、エネルギー効率向上、省エネルギーなど消費者の目に触れるアプリケーションの改善を推進するアプリケーションが含まれます。」

「JupiterMeshは、スマートグリッドや産業用IoTの専門家の参加する非常に強力なエコシステムによって、市場に真のマルチベンダ相互運用性を提供するように作られています。」と、ZigBee Alliance会長兼CEOのTobin Richardsonは述べました。「JupiterMeshはまた、現在IEEEやIETFなどで機能している決定論的ネットワーキングや効率的なスペクトル共有など、将来の進化に対応します。」

JupiterMesh 開発作業は、アナログ・デバイセズ、ARM、Atmel (マイクロチップ・テクノロジー子会社)、Exegin、Itron、Kroger、Landis+Gyr、NXP(R)、ルネサス エレクトロニクス、Silicon Labs、テキサス・インスツルメンツ、Trilliant、Vencore Labs (別名Applied Communication Sciences (ACS))などのZigBee Alliance関係者のメンバー企業によって実施されています。

JupiterMeshについて詳しくは www.jupitermesh.org をご覧ください。

ZigBee Allianceは37か国400社以上からなるオープンな非営利エコシステムで、さまざまな消費者、商業、産業用の監視および制御アプリケーションにまたがる世界トップクラスのIoT規格の開発および促進をしています。ZigBee Allianceへの加入や、IoT (Internet of Things)の実現や促進について詳しくはこちらをご覧ください。
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