2016年12月07日 15時12分
Brocade

ブロケード、デジタル変革推進のためにデータセンターネットワーキングソリューションを拡張

SAN JOSE, CA, Dec 7, 2016 - (JCN Newswire) - ブロケード(NASDAQ: BRCD)は、拡張Brocade(R) SLX(R)ファミリーと、比類ないネットワーク可視性を備えた革新的スイッチと、Brocade Workflow Composer(TM) Automation Suitesの新製品を、本日発表しました。これは、データセンタースタックのすべての層でアジリティを提供しながら、お客様の選択の自由もある業界初のデータセンターネットワーキングポートフォリオです。ブロケードを使用することで企業は、技術の変化に迅速に適応し、新サービスをクラウドスピードで提供し、デジタル変革を推進するネットワークを構築できます。

ブロケードが9月に発表したBrocade SLX 9850ルーティングソリューションの上に構築されたBrocade SLX 9140、SLX 9240およびSLX 9540データセンタスイッチは、Brocade SLX Insight Architecture(TM)を活用しながら、柔軟なリーフ、スパインおよびエッジ接続を提供します。すべてのルータとスイッチにネットワーク可視化を組み込むことで、企業は、ネットワーク全体でパーベイシブ可視化を達成し、問題を迅速に特定し、MTTR (mean-time-to-remediation)を短期化し、サービスレベル全体を改善できます。Brocade SLX 9140および9240では、物理的なケーブルから仮想ネットワークとワークロードに可視化サービスを提供するプログラマブルASICによって、これらの機能を拡張しています。

StackStormを搭載したBrocade Workflow Composerプラットフォーム用のNetwork Essential、Data Center Fabric、およびInternet Exchange Pointなどの新しい自動化スイートでは、自動化ネットワークプロビジョニング、検証、トラブルシューティングおよび改善ワークフローを提供します。これらの自動化スイートは、開発期間短縮のためにプレビルトワークフローを使って、今すぐ自動化を始めたいお客様に最適です。今年発表されたBrocade Workflow Composerは、サーバーベースのDevOpsスタイルネットワーク自動化プラットフォームで、ITドメインを統合して、エンド・ツー・エンドにワークフローを自動化します。

IDCによれば[1]、グローバル2000企業のCEOの3分の2が、2017年末までに企業戦略の中心として、デジタル変革を実施する予定です。CEOは、イノベーションのペースを上げ、競争優位性を高め、動きの速い競合他社に取って代わられないようにするには、デジタル企業にならなければならないと考えています。迅速なイノベーションを起こすには、自動化とネットワーク可視化をシームレスに機能させながら、すべてのITドメインと機能をデジタル接続して、サイロの解消とエンド・ツー・エンドの自動化を行うアジャイルなIT基盤が必要です。

「デジタル変革を行う企業には、非常にアジャイルで、広範囲に自動化され、高い可視性を持つネットワークが必要です。」と、ブロケード社スイッチング、ルーティングおよび分析製品グループSVPのJason Noletは述べました。「ブロケードと他のネットワークプロバイダの違いは、われわれが幅広く高度な柔軟性とアジリティを提供していることです。これらをデータセンタースタック全体に垂直に、データセンター内のドメイン全体に水平に提供しながら、すべての層でオープンネスを保っています。」

Brocade SLXファミリーの最新機能

- 新しいBrocade SLX 9140リーフスイッチには、ネイティブの48x25 GbEサーバー側ポートと、1U固定フォームファクタ内の6x100 GbEポートがあります。また、柔軟な1/10/25/40/100 GbE構成オプションも搭載しています。
- 新型Brocade SLX 9240スパインスイッチには、1U固定フォームファクタ内に高密度32x100 GbEが付属しています。
- Brocade SLX 9140およびSLX 9240スイッチの両方には、このクラスのスイッチでは初のプログラマブルASICが搭載されていますので、ソフトウェアを介してブロケードから新機能が迅速に提供されます。このためお客様は、新技術やプロトコルを環境に導入する際に、高コストのフォークリフトによるアップグレードをする必要がありません。このASICは、オープンカーネルベースの仮想マシン(KVM)環境のBrocade SLX Insight Architecture上に構築されていますので、仮想ネットワークとワークロードについての知見を提供する可視化サービスを追加することで、サードパーティおよびお客様特有のモニタリング、トラブルシューティングおよび分析アプリケーションを実行できます。アクションはスイッチ内、またはSplunkまたはBrocade Workflow Composerなどのスイッチ外のアプリケーションおよびツール経由で実行できます。
- Brocade SLX 9540スイッチは、データセンター相互接続、WANエッジ、およびインターネットエクスチェンジポイント展開のために最適化されたコスト効果の高い1 RU固定フォームファクタ内で、キャリアクラスの機能を提供します。これには48x10 GbEポートと6x100 GbEポートが搭載されています。

Brocade Workflow Composer Automation Suites

Brocade Workflow Composerプラットフォームと一緒に実行するように設計されたブロケード自動化スイートは、自動化を取り入れたいが、限られた自動化開発スキルとリソースしかないIT企業に最適です。このスイートは、よく実行されるタスク用の独創的なネットワーク自動化ライフサイクルを提供し、主要なユースケースに対応するようにパッケージされています。各自動化スイートにはドキュメンテーションと、ターンキーでありながらカスタマイズ可能なさまざまなワークフロー、サービス、センサ、アクション、ルールなどが含まれています。お客様は、そのデータセンター要件に特有のワークフローの構築やカスタマイズのために、ブロケード自動化スイートをそのまま、またはスターターキットとして使用し、開発期間を短縮できます。

推薦の言葉

「企業は、ウェブスケールの大企業に習ってデータセンターネットワークを構築したいと考えていますが、多くの場合、そのようなネットワークの実装や効率的運用に必要な専門知識やリソースが社内にありません。そのため、信頼できるベンダを、使用しやすく展開や管理の楽な技術を提供してくれる主要パートナーとして頼りにしています。ブロケードによるスイッチ可視化アプローチや、拡張自動化およびプログラム可能化は、企業のデジタル変革施策に合わせたネットワーク変革に役立ちます。- Brad Casemore (IDC社データセンターネットワーク調査担当重役)

「ブロケードの新しいデータセンター製品ポートフォリオにより、インフラからアプリケーションまでのネットワークの可視性が向上し、ダイナミックな環境でお客様の進化する期待に対応するために必要なアジリティが実現します。」- Luke Norris(Faction, Inc. CEO)

「SwissIX Internet Exchangeでは、帯域幅の増大や新しい相互接続サービス提供を非常に低価格で行えるようになる必要があります。私たちはBrocade SLX 9540のテスト開始に大いに期待しています。テストでは、Brocade Workflow Composer Automation Suitesが、高いコスト効果で帯域幅とサービス能力を拡大しながら、サービスアジリティをサポートするためにネットワーク運用を支援できることが、確認される見込みです。」- Matthias Cramer(SwissIX理事)

入手方法

Brocade SLX 9140およびSLX 9240は現在、2017年1月から注文受付開始予定です。Brocade SLX 9540は今すぐ発注できます。すべてのスイッチは2017年4月に一般提供開始予定です。Brocade Workflow Composerは、現在一般提供されています。新しい自動化スイートは2016年12月からプレビュー可能予定で、一般提供開始は2017年2月の予定です。

ブロケードについて

( www.brocade.com )

[1] IDC Analyst Connection, "Modernizing Data Center Networks for Digital Transformation," 2016年9月。

ブロケードお問い合わせ先
メディアお問い合わせ先
Liza S. Goldberg
+1-408-333-0337
lgoldber@brocade.com

IRお問い合わせ先
Michael Iburg
+1-408-333-0233
miburg@brocade.com

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