2016年12月14日 13時00分
ThreatMetrix

ThreatMetrixの最新データで、アジア太平洋地域でサイバー犯罪の攻撃が40%増加したことが判明、特になりすまし攻撃は世界平均の2倍

HONG KONG, Dec 14, 2016 - (JCN Newswire) - アジア太平洋地域は現在、今までにないほどの複雑なサイバー犯罪となりすまし攻撃にさらされていることが、デジタルアイデンティティ企業のThreatMetrix(R)による「2016 Q3サイバー犯罪レポート -- アジア太平洋地域詳細」で明らかになりました。

レポートの主なハイライトは次のとおりです。

- アジア太平洋地域のデジタル革命:ThreatMetrix Digital Identity Network(R)のオンライントランザクションの量は、前年比36%増加。
- モバイルアクセスがカギ:モバイルトランザクションは、トランザクション総量の35%を占め、2015年から44%増加。
- アジア太平洋地域では今までにないほど脅威が深刻化:一日の攻撃回数は前年比40%増加。地域内でもっとも攻撃される回数の多い国は、中国と判明。
- 金融のモバイル化:金融サービスのモバイルトランザクションが、前年比約3倍に。
- アジア太平洋地域の攻撃回数の急増の要因は、クロスボーダートランザクション。クロスボーダートランザクションは、国内トランザクションに比べてボット攻撃やロケーション偽装に弱いため、グローバル平均に比べて攻撃回数が多い。

なりすまし攻撃がアジア太平洋地域の企業に与える影響は増え続けており、なりすまし攻撃を行う犯罪者は、IDデータのテスト、検証、拡大などによる大規模なデータ漏えいによって認証情報を獲得し、金に変えています。ID認証情報のテスト活動を実行する際に使われる自動ボット攻撃が急増したことによって、攻撃ピーク時には全トランザクションの14%が不正として拒否される状況です。アジア太平洋地域でもっともよく発生する攻撃ベクトルはなりすましで、サイバー犯罪者は盗んだIDデータを、デジタルトランザクションへの攻撃に積極的に活用しています。

「IDは、オンラインでなりすましを行うサイバー犯罪者にとって、通貨のように扱われるようになりつつあります。Digital Identity Networkで見つかる攻撃の多くは、将来の攻撃で金を儲けることを目的としたID認証情報の窃盗、検証、拡大、販売などに集中しています。」と、ThreatMetrix戦略および製品マーケティングVPのVanita Pandeyは述べました。「なりすまし犯罪者は、盗んだIDをパッチワークのように継ぎ合わせて使用していますので、企業が将来の不正行為を正確に検知できるようにするには、真のデジタルアイデンティティの複雑さを理解する必要があります。」

レポートについて

レポートは、リアルタイム分析、不正なオンライン決済の阻止、ログインおよび新規アカウントの適用の際にThreatMetrix Digital Identity Networkによって検出された実際のサイバー犯罪攻撃に基づいています。デジタルアイデンティティ企業のThreatMetrix(R)は、インターネット上でデジタル人格とトランザクションを認証するクラウドソリューションの市場大手です。

レポートのダウンロードはこちらから。 http://bit.ly/2hLrl6z

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