立山カルデラに端を発し、常願寺川流域の防災を担う世界でも稀な砂防事業を管理する立山砂防事務所の事業紹介をしていく作品です。富山県に位置する常願寺川流域の防災のため毎年多くの国家予算を投じていながら、国民の大半が知ることのない立山砂防事業をわかりやすく紹介します。2016年には、90周年を迎えた国家事業としての歴史や災害から富山平野を守る砂防堰堤の役割などをフッリプやドローンによる空撮などを交えながら紹介していきます。また、立山砂防事業を維持していく上で重要なインフラとなっている立山砂防軌道（立山砂防トロッコとして知られている）をモーターカーからの展望映像やトロッコ列車の走行映像、沿線の映像などでその役割を紹介していきます。

作品の詳細について
■全収録時間2時間50分
■立山砂防軌道の紹介・解説
■立山砂防トロッコの一日を紹介(撮影日6月1日～6月3日)
朝の整備点検後に車両基地から出発し、砂防軌道トロッコを体験
運行区間…千寿ヶ原～水谷延長…17.7㎞
軌道連絡所…6カ所
橋梁…20カ所
所要時間…約1時間45分
標高差…640m
トンネル…12カ所
スイッチバック…38カ所
最急勾配…1/20軌間…610mm
樺平の連続18段のスイッチバックも完全収録
■千寿ケ原～水谷出張所の前方展望、走行シーン、働く人々、各連絡所、砂防堰堤を紹介
■空撮(ドローン)により砂防堰堤などを紹介
■大谷橋の架工事(撮影日2016年4月22日)
毎年冬場に撤去した橋をトロッコの運行が始まる前に架工事する様子を収録
■上山式(撮影日2016年5月23日)
約５ヶ月間に渡り、立山カルデラの最前線という厳しい環境で働くことになる水谷出張所職員及び工事関係者、さらに地元の児童代表が集まり、毎年行われる上山式を収録

　立山砂防軌道のトロッコは、砂防工事の人員と物資を最前線の工事現場である立山カルデラに輸送する最適かつ先端的な方法として、大正15年に発案・計画されたもので、難工事の末、千寿ヶ原から白岩までの間、インクラインをはさんで昭和6年に開通しました。以来、急峻・急傾斜の悪条件の中、さらに、落石・土石流・雪崩等の被害に遭いながらも先人達のたゆまぬ努力により維持され、砂防事業に関わる人員・物資の輸送の大動脈として今日に至っています。
このように大規模な工事用の施設が長期間保たれているシステムは全国的にもなく、また、連続18段ものスイッチバックは世界でも類をみないもので、立山砂防のトロッコの大きな特徴のひとつとなっています。
軌道を用いるトロッコは、重量物を大量かつ安全確実に輸送できる点で自動車輸送に優れる利点を持っており、人員と資材の輸送のため、また、工事期間中を立山カルデラ内で暮らす人々の生活物資輸送路として、立山の砂防にとって不可欠なものとなっています。今回は、立山砂防軌道の紹介・解説、立山砂防トロッコの1日をドキュメンタッチで収録しました。
また、砂防堰堤の紹介では、国の重要文化財に指定された白岩砂防堰堤から最新の技術で竣工された妙寿砂防堰堤までをドローンによる空撮も交えながら収録をしています。
今までにもテレビでの取材により取り上げられた経緯もある『立山砂防軌道』ですが、この作品では今まで紹介をされてこなかった砂防事業について収録することで、少しでも多くの皆様にご理解いただけることに期待しています。

【株式会社　ＨＡＬＣＯＭ　会社概要】
ＵＲＬ　　　　http://www.halcom-inc.co.jp/
所在地　　　　東京都中野区東中野3-9-20　桜山パックス703
設立　　　　　2009年6月
代表者　　　　代表取締役 社長 篠崎　徳孝
事業内容　　　1）広告代理事業
2）ITサービスに関わるサービス事業
3）コンテンツの制作・販売事業

【株式会社　アネック　会社概要】
ＵＲＬ　　　　　http://www.anec.co.jp/
所在地　　　　東京都中央区日本橋浜町1-3-12　第7センタープラザ4F
設立　　　　　2004年7月
代表者　　　　代表取締役 社長　成澤　章
事業内容　　　1）映像ソフト企画、製作、販売
2）各種音楽・音声制作・編集、収録
3）ＤＶＤオーサリング・ＤＶＤ及びＣＤプレス代行

【本リリース企画に対するお問合せ先】
株式会社　ＨＡＬＣＯＭ　
広報担当：篠崎（しのざき）
TEL：090-6167-7881
FAX：03-3317-9882
Ｅ-mail：info@halcom-inc.co.jp

【本リリースのプレパブ及び販売に対するお問合せ先】
株式会社　アネック　
広報担当：吉田（よしだ）
TEL：03-6240-9901
FAX：03-6240-9099
Ｅ-mail：info@anec.co.jp