2017年06月25日 10時01分
株式会社ミリオンコンサート協会

漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」─往時のプログラムが蘇る─

 株式会社ミリオンコンサート協会(東京都港区・代表取締役:小尾旭)は、夏目漱石生誕150年を記念して『漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」』を本年10月15日(日)上野・東京文化会館にて開催します。
 西洋の文化芸術にも強い関心を抱き、上野の音楽学校のコンサートにしばしば足を運んだと言われる夏目漱石。彼の日記には明治45年6月9日に上野の奏楽堂で開催された東京音楽学校(現・東京藝術大学)の定期演奏会を「ハイカラの会」だったと記されています。この演奏会は管弦楽曲、協奏曲、合唱曲という盛りだくさんのプログラムでした。
 本公演は、夏目漱石の生誕150年を記念して漱石が聴いた「ハイカラ」な演奏会を再現してお届けします。
 出演は東京藝術大学卒業後、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し世界的に活躍する若手指揮者・山田和樹と、山田が大学在学中に創設し現在は国内外で活躍する横浜シンフォニエッタ。またソロ奏者には東京藝術大学出身でドイツを中心に活動するピアニストの川﨑翔子と、同じく東京藝術大学出身で今年4月から読売交響楽団ソロ奏者に就任したチェリストの遠藤真理が出演します。
 
 山田は「序曲で始まり、協奏曲があり、最後は管弦楽曲という今日の定番プログラムではなく、序曲で始まり、ピアノ協奏曲の後に弦楽合奏、合唱つきの音楽に続いてチェロ協奏曲、さらに管弦楽に編曲されたバッハ─と大変盛りだくさん。自分から見ると意欲的で、またとてもオシャレな構成だと感じます。この演奏会が漱石をまだ深く知らない人達に漱石について考え、興味をもってもらう機会になれば嬉しいです。」と本公演に向けての意欲を語っています。
なお、会場には漱石が聴いた公演プログラムをはじめ貴重なオリジナル資料や、東京音楽学校のパネル写真などを展示、漱石の時代をお楽しみいただけます。
 
漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」─往時のプログラムが蘇る─
    瀧井敬子(総監督・監修)
日 時  2017年10月15日(土) 午後2時開演
会 場  東京文化会館 大ホール (台東区上野公園)
出 演  山田和樹(指揮) 横浜シンフォニエッタ(管弦楽) 
     川﨑翔子(ピアノ)遠藤真理(チェロ) 
     漱石生誕150年記念合唱団(合唱) 
     大久保光哉(ナビゲーター・夏目漱石役)
演奏曲  ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲
     メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 第1番
     モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
     シューマン(石倉小三郎訳):流浪の民
     サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番
     J.S.バッハ=アーベルト:前奏曲/コラール/フーガ
料 金  全席指定 S席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 C席2,000円
プレイガイド ミリオンチケット http://millionconcert.co.jp/
       東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
       イープラス http://eplus.jp 
       チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:330246)
主 催 夏目漱石生誕150年記念コンサート実行委員会 
共 催 東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協 賛 International Nippon Australia×New Zealand Club/株式会社関電工
    小岩井農牧株式会社/株式会社ファンケル
問合せ ミリオンコンサート協会 03-3501-5638 http://www.millionconcert.co.jp
公演の詳細 http://www.millionconcert.co.jp/concert/detail/2017_10/guide/171015souseki.html