2017年07月23日 10時11分
Viento

阿蘇の音楽デュオViento。8月11日にリサイタル「ガレキの城」を開催 ~熊本地震で自ら被災したVientoがその想いを音楽に託して~

【リサイタルについて】
2016年4月の熊本地震。この地震を自ら体験し自らが被災者となったVientoがリサイタルを開催します。タイトルは「ガレキの城」。熊本地震の象徴となった壊れた熊本城、倒壊した街並み、崩れた自然、奪われた命、そして避難生活と復興への第一歩。一連の体験を通してリサイタルへの想いをこうつづります。

山が壊れ、川が壊れ、すべてが壊れたように見えました。
心まで壊れそうな瞬間が何度もありました。
混沌の中、人の温もりに触れて見えてきた灯。
言葉にできない感謝の想いを音に託してお届けします。

熊本地震から1年が過ぎ被災地に四季が巡りました。あの地震を体験した者同士、当たり前に季節が移ろいゆく喜びを共有し、震災を乗り越える新たな力になることを願って。四季をテーマにした新曲を交え、熊本地震の被災者だからこそ伝えられるメッセージを盛り込みます。

阿蘇に魅了され、阿蘇にこだわり活動を続けてきたViento。ゲストにイゴール・ゴルガー(ギター)/梶本ひろ子(フルート)を迎え、T・V・P(チームビエントパーカッション部)とともにリサイタルを創り上げます。

【リサイタル名】
ガレキの城 壊れないものが見えてきた

【開催概要】
主催:株式会社風雅/RKK熊本放送
後援:西原村/西原村商工会/公益財団法人阿蘇火山博物館/学校法人 御船学園 平成音楽大学
会場:くまもと森都心プラザホール(熊本市西区春日1丁目14-1)
開催日:2017年8月11日(金・祝日)
昼公演:12時30分開場 13時開演
夜公演:18時開場 18時30分開演
チケット:大人3,000円 子ども1,000円 ペア券5,000円
     ※当日券は各券とも500円アップ
チケット取り扱い:Viento Office/ステージ・ラボ/熊日プレイガイド
たくま楽器/大谷楽器/ピアノハープ社/

【お問い合わせ】
Viento Office 電話:096-279-4321

【会社概要】
商号:Viento Office
代表者:竹口美紀
所在地:〒861-2402 熊本県阿蘇郡西原村小森2190-2227
TEL:096-279-4321 FAX:096-386-1865
事業内容:演奏家
【URL】
WebサイトURL:http://www.viento-office.com/
Facebook:https://www.facebook.com/VientoOffice/?fref=nf&pnref=story
ショッピングサイト:https://studio-mikeneko.com/viento/html/

【Vient(ビエント)について】
熊本阿蘇をテーマにインストルメンタル音楽を奏でるデュオグループ。ケーナ・オカリナの主旋律とシンセサイザーの伴奏で音楽を奏でる。その音楽はまるで阿蘇を描く印象派の絵画のようであり、音楽の中に阿蘇の景色がしっかり刻まれている。
1997年の結成から20周年。これまでにアルバム14作品・ミニアルバム2作品、ベストアルバム1作品をリリース。熊本の音楽界ではメジャーな存在で1500人規模の大ホール2日間4公演を満席にしてしまう。演奏活動のほか全国放送・九州各局の映像作品にも楽曲を提供する。
2016年の熊本地震では阿蘇郡西原村のオフィスは倒壊を免れたものの、楽器と楽曲データが被災し多くの作品データを失う。その後半年の避難生活経て徐々に活動を再開した。

吉川万里(ヨシカワ バンリ)
 語り・ケーナ・オカリナ・サンポーニャ他
南米仕込みのケーナはジャズで培った技量と融合し、独特の美しさと迫力をもってVientoの主旋律を奏でる。ライブでは熊本弁による語り(MC)も持ち味のひとつ。

竹口美紀(タケグチ ミキ)
作曲・編曲・シンセサイザー・パーカッション他
阿蘇の自然を日常生活の中で体感しながらシンセサイザーでVientoの音楽を紡ぎだす。その表現は驚くほど多彩。近年、子供たちの音楽活動を支援育成している。

吉川と竹口、二人奏でる音楽は阿蘇の風となって吹きわたっている。