2017年09月12日 12時00分
ユーラシア研究所

『ユーラシア研究 』56号の発行について

【『ユーラシア研究 』56号の発行について】

ユーラシア研究所では『ユーラシア研究』56号 《特集》ウズベキスタン学術調査と加藤九祚 を発行しました。
本号は、昨年現地での調査中に体調を崩され、ウズベキスタン南部のテルメズで逝去された加藤九祚先生の追悼となる特集です。
購入希望の方は、ユーラシア研究所
http://www.yuken-jp.com/ask.html までお問い合わせ下さい。
定価 1,500円+税

<特集Ⅰ:ウズベキスタン考古学調査と加藤九祚

カラ・テペ遺跡の発掘調査  池上 悟
南ウズベキスタンの古代遺跡-仏教遺跡を中心に  岩本 篤志
オクサスの楽人像  安田 治樹
シルクロード仏教の一断面―ウズベキスタン・フェルガナの仏教遺跡―  手島 一真
加藤九祚先生の偉業  川崎 建三
イスラーム以前のイランと中央アジアを結ぶもの
―時間論を巡るゾロアスター教とヘルメス主義と仏教― 青木 健
シルクロードを支えたソグドと古代奈良  菅谷 文則
西域(中国新疆ウイグル自治区)の仏教美術  䑓信祐爾
加藤九祚先生の思い出  林 俊雄
バクトリア、ソグディアナの旅  大村 次郷
ウズベキスタン共和国故カリモフ初代大統領の「記憶」と「記念」―ポスト・カリモフ時代の胎動  帯谷 知可

論文

樺太旧蔵書のゆくえ(2016 年7 月北海道大学におけるシンポジウム資料による)
マランジャーン・カリネー(広岡直子 訳)

エッセイ

ロシアの詩を読む No.24 真夜中の蝉  岡林 茱萸
ロシア語あれこれ No.24 「族際語」としてのロシア語  田中 孝史
出版社うちあけ話 No.12 テンでダメになることも 島田 進矢

連載

若者の論壇 No.42 実際のコミュニケーションにおける言語運用の実態を探って  ツォイ・エカテリーナ
知られざるユーラシア No.28 ソ連崩壊前後のクルグズ共和国と カザフスタンにおけるアイトゥシュ/アイトゥスの復興  ウメトバエワ・カリマン

【お問い合わせ】
ユーラシア研究所
〒156-0052 東京都世田谷区経堂1−11−2
電話/FAX03−5477−7612
E-mail: yuken@t3.rim.or.jp
担当 先崎