2012年04月18日 20時30分
Fovia, Inc

手術室におけるiPadを利用した先端的画像可視化技術―Fovia, Incと帝京大学との提携

3D画像構築技術の画像処理における世界のリーデイング・カンパニーであるFovia Medical, Inc.は、このたび日本有数の先端医療の臨床センターである日本の帝京大学(東京都)と提携を行い、High Definition Volume Rendering(R) (高解像度ボリュームレンダリング)技術を手術室などの院内で、iPad上で操作して医療画像を閲覧するプラットフォームシステムの使用を開始することを本日発表しました。

FoviaのHDVR(R)コネクト・アプリケーションにより、臨床医は手術室にいながら、手術の結果に直結する、最も重要な高パフォーマンスな医療3Dイメージをリアルタイムに構築することができるようになります。HDVR(R)コネクト・アプリケーションはiPad 上で使用することが可能であり、この携帯可能なマルチタッチ・モバイルプラットフォームを用いることによって、臨床医はリアルタイムで、かつワイヤレスで世界最高品質の医療画像が参照可能になります。

帝京大学の泌尿器科主任教授の堀江重郎氏はこう語ります。「手術室で医療画像を参照できることはとても重要です。さらにこのFoviaのHDVR(R)コネクト・アプリケーションを用いてiPad上で医療3D画像をリアルタイムで操作できるようになったことは、革命的な進化といえます。使いやすく高品質なFoviの画像処理アプリケーションを使う事によって、単に手術成績を向上させるだけでなく、手術医療領域を進歩させる画期的なイノベーションの原動力が得られると考えています。」

FoviaのCEOのKen Finemanはこの提携について次のようにコメントしています「外科領域において、優れた先見性と豊富な見識をもつ帝京大学泌尿器科の堀江教授また手術ナビゲーションの先駆者である杉本真樹客員教授とパートナーとなれたことは、Foviaにとって非常に幸運であったといえます。Foviaは帝京大学の堀江教授を中心とするチームが、当社のHDVRアプリケーションを用いて、外科領域における画像利用を大きく進化させる手伝いができるのを大いに誇りに思っています。」

Fovia, Incについて

Fovia, Inc.は、現代の画像モダリティで顕著となっていたデータ量の爆発的増大という課題に対応するために、2003年に設立されました。同社では、マルチコア、マルチプロセッサおよびマルチスレッドの世代間プロセッサ開発を活用し、拡張するCPUベースの高解像度ボリュームレンダリングソフトウェアソリューションを開発しました。FoviaのHDVRソリューションは、GPUなどのハードウェアベースの手法に比べて、組織の全体規模でさらに拡張でき、コスト効果に優れ、柔軟で、簡単に展開できます。また、さまざまな設備メーカーのオファリングと容易かつネイティブに統合できますので、OEMは、迅速かつコスト効果の高い方法で、世界でもっとも先進的なボリュームレンダリングを、お客様に提供できます。詳しい情報は www.fovia.com をご覧ください。

帝京大学について

「建学の精神に則り、高等学校教育の上にさらに専門的知識と高度の理論並びに技術を教授し、グローバルな観点から日本国の発展に貢献できる、創造性の溢れた、教養高い人材を育成することを使命とする」という建学の精神」を謳い、1931 年に開校し今日に至っています。国際化時代といわれる今日において、帝京大学の建学の精神は、「実学」、「国際性」、「開放性」という三つの教育指針において実現されており。国内外に多くの教育機関を有する、国内屈指の教育機関です。

板橋キャンパス内にある医学部附属病院は、新築工事を終え、2009年5月に開院。同病院は、救命救急センター、ER、総合周産期母子医療センターなどを擁する特定機能病院であり、ロボット手術を肇とした、先端医療に習熟した各領域の専門医が名を連ねています。詳しい情報は www.teikyo-u.ac.jp/index.html をご覧ください。

お問合せ先:
Fovia, Inc.
Shay Kilby
+1.866.3D.FOVIA または +1-415-290-1717
Fax:+1-650-618-2797
shay.kilby@fovia.com
www.fovia.com