2012年09月06日 09時19分
ゾーホージャパン株式会社

ゾーホージャパン、ITIL準拠のサービスデスク運用ツール最新版を発表

ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市)は、2012年9月5日より、ITIL(Information Technology Infrastructure Library:ITインフラ管理運用のベストプラクティス集)準拠のサービスデスク構築・運用ツール「ManageEngine ServiceDesk Plus 8.1」の販売を開始しました。

 プライベートクラウドというITインフラが加わったことで、IT部門の管理対象となるシステムは従来の物理サーバから仮想化で集約した大量の仮想マシンまでで構成され、複雑さを増しています。しかし、IT部門が利用する監視ツールはシステム障害の発生時に原因箇所を検知するだけで、影響範囲の特定に時間がかかれば復旧までに多くの時間を要することがあります。また、不十分な構成情報に基づいてシステムを変更すれば、思わぬ障害が発生し、ビジネス活動が停止することもあります。障害の発生から復旧までの所要時間を短く、システム構成の変更によるビジネスへの影響を最小限にするためには、ITILに準拠したITサービスマネジメントの一環として、CMDB(構成管理データベース)を活用した資産の構成管理が重要です。

 ManageEngine ServiceDesk Plusは、ITILのサービスサポートプロセスである「インシデント管理」「問題管理」「変更管理」プロセスや「資産管理」「サービスカタログ」機能を含む、高コストパフォーマンスなサービスデスク構築・運用ツールです。本日リリースの「ManageEngine ServiceDesk Plus 8.1」では、資産の構成情報を維持・管理するのに適した「CMDB機能」を新たに追加し、複雑化したシステム構成における障害発生時や変更実施時の影響範囲の把握が容易にできるようになりました。これにより、障害発生から復旧までの所要時間を短縮でき、また、適切な変更計画を立てられるようになるので、IT部門のサービスデスク業務の効率化を促進できます。


【ManageEngine ServiceDesk Plus 8.1の主な新機能と改良点】
■ CMDB(構成管理データベース)機能の追加
 - 構成アイテム(CI)の情報だけでなく、CI間の階層的な関係を可視化できるようになりました。CI間の関係性をグラフィカルなマップビューで表示できるので、障害発生時や変更計画時にCI間の依存関係や他CIへの影響の把握に便利です。

■ サービス要求の承認機能を強化
 - ユーザからのサービス要求に対し、複数段階の承認フローを構築できるようになりました。承認機能の拡張により、サービスカタログで提供しているITサービスへの要求に対し、予算面や機能面など異なる視点からの段階的な承認フローを柔軟に実現します。

■ VMwareゲスト OSのスキャン機能の追加
 - VMwareのホストマシンをスキャンした際に、VMware上のゲストOSの情報を一覧表示できます。
 - ゲストOSへのリソース(CPUおよびメモリ)の割り当て状況(シェア、予約、制限)の確認に便利です。

■ セルフサービスポータル機能の強化
 - ユーザ向けポータルサイト画面の一部にHTMLファイルを読み込んで表示する機能を追加することで、組織固有のポータルサイトの利用方法やシステム変更などの告知情報を常時ホーム画面に表示できるようになり、ユーザの利便性が向上しました。

■ ユーザインタフェースの刷新
 - ユーザインタフェースを刷新したことで、従来の画面よりも、表示が見やすくなりました。
 - 表示言語として既存の23言語に加えて、新たにアイスランド語、クロアチア語、スロベニア語、チェコ語、ハンガリー語、ボスニア語の6言語をサポートしています。

【ManageEngine ServiceDesk Plusの主な機能】
・ インシデント/問題/変更管理機能
・ サービスカタログ/サービス要求機能
・ CMDB(構成管理データベース)/資産管理機能
・ ナレッジベース / セルフサービスポータル機能
・ レポート生成機能
・ 複数言語表示機能

【参考URL】
製品情報URL: http://www.manageengine.jp/products/ServiceDesk_Plus/
評価版ダウンロードURL: http://www.manageengine.jp/products/ServiceDesk_Plus/download.html

【価格】
年間ライセンス料金(5オペレータ~)(税別)
Standard Edition 213,000~円
Professional Edition (250 nodes) 319,000~円
Enterprise Edition (250 nodes) 612,000~円

【動作環境】
ハードウェア
 CPU: Pentium4
 クロック数:1.7GHz
 メモリ: 1GB
 ハードディスク: 20GB
OS
 Windows Server 2003/2008 (32 bit / 64 bit)
 Red Hat Enterprise Linux 4 以上 (32 bit / 64 bit)
Webブラウザ
 Internet Explorer 7.0 – 9.0
 Mozilla Firefox 4.0 – 10.0
データベース
 MSSQL (SQL 2000/2005/2008)
 MySQL (ServiceDesk PlusにバンドルしているMySQL

【ゾーホージャパン株式会社について】
ゾーホージャパン株式会社は、ZOHO Corporation が開発/製造したネットワーク管理関連ツール、企業向けIT運用管理ツール、企業向けクラウドサービスの日本市場への投入とサポート、コンサルティングなどの事業を展開しています。
ネットワーク管理関連ツール「WebNMS」は、シスコシステムズ、エリクソン、アルカテル・ルーセント、モトローラなど世界 2万5千社の有力企業に採用され、ネットワーク管理のOEM市場でデファクト・スタンダードとして認知されています。また、WebNMSのノウハウや経験を生かして開発された企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界 6万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。その他、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群 「Zoho」は、世界で600万人を超えるユーザに利用されています。




ゾーホージャパン株式会社
ManageEngine & WebNMS事業部
営業部 マーケティング担当
深沢萌子
E-Mail: jp-memarketing@zohocorp.com
TEL: 045-306-5157
Twitter: http://twitter.com/ManageEngine_JP
事業サイトURL: http://www.ManageEngine.jp/