2019年09月27日 14時13分
超音波システム研究所

抽象数学における、スペクトル系列を利用した超音波制御技術 No.2

報道関係各位
                          2019年09月27日
                       超音波システム研究所

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

抽象数学における、スペクトル系列を利用した超音波制御技術 No.2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する現象を含めた状態を、
抽象数学(圏論)における
Monoid(モノイドの圏)モデルとして、開発しました。

このアイデアに基づいて、
 超音波制御を行う、具体的な方法を
 結び目図式のスペクトル系列として、開発しました。

今回開発した制御方法は、
 複数の超音波の発振制御により、
 キャビテーションと音響流の効果に関する
 非線形現象(音圧データのバイスペクトル)を
 目的に合わせてダイナミックに変化させる
 (コントロール)する方法を開発しました。


これまでのデータ解析から
 効果的な利用方法を
 以下のような
 4つのタイプに分類してダイナミックに制御します。

 1:キャビテーション主体型
 2:音響流主体型
 3:ミックス型
 4:変動型

 上記の各タイプについて
  安定性・変化の状態・・・に関して
  詳細な分類・調整により、
  目的と効果に対する、効率のよい
  各種条件の設定・調整が可能になりました。

 特に、洗浄に関しては
  汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため
  このような分類・解析をベースに実験確認することで
  効果的な超音波制御が、実現します。


 この分類・制御の本質的なアイデアは、
 超音波による定在波の特徴を、
 抽象代数学の「導来関手」に適応させるということと、
 非線形現象の特徴を、
 Monoid(モノイドの圏)モデルに適応させるということです。

 今回、複雑な超音波の変化を
 結び目図式から得られるスペクトル系列として表現することで
 時間経過で変わっていく、不安定な超音波の状態を
 目的に合わせて、コントロール(再現)できるようになりました。

 抽象的ですが
 超音波の伝搬状態を計測解析するなかで
 定在波と音響流に関する明確な特性により
 キャビテーションを主体とした超音波の効果・・を
 効率良くコントロールできる事例が増えたことから
 公表することにしました。


なお、超音波システム研究所の「非線形制御技術」は、
 この方法による、
 具体的な技術(流水式超音波、超音波シャワー)として対応しています。

応用技術として
 非線形現象の発生状態に関する研究開発を進めています。
 「超音波利用の最も大きな効果が、非線形状態の変化にある」
  という考え方が、さらに一歩進んだと考えています。



<< 超音波のMonoid(モノイドの圏)モデル >>

基本的な超音波発振による現象全体をRing(環の圏)として、
キャビテーション・・による(発振周波数を主体とした)現象を
 「アーベル群の圏」
加速度・音響流・・による(伝搬周波数の変化を主体とした)現象を
 「Monoid(0元をもつ乗法の一元体)」
とするモデルを開発しました。


<< 超音波の三角化されたカテゴリーモデルによる制御 >>

キャビテーションと音響流による現象について
三角化された加法的カテゴリーモデルにより
制御パラメータ(流れ・表面弾性波、出力・パワー、周波数・発振)を
スペクトル系列のコホモロジーで、最適化します。



参考

https://youtu.be/FSITWbs88qg

https://youtu.be/FSITWbs88qg

https://youtu.be/R2RWsqm3da4

https://youtu.be/NyvQS3bk5XA

https://youtu.be/ELl4lUEqfxo

https://youtu.be/BJS-bYo2Z5k

https://youtu.be/o4Td8JdkIPc

https://youtu.be/fALT_igFFc4

https://youtu.be/c23Y7TkpSzE

https://youtu.be/c23Y7TkpSzE

https://youtu.be/AUmO6JnwCsE

https://youtu.be/AUmO6JnwCsE

https://youtu.be/BsrTMaJ6pnM

https://youtu.be/bQyegy0fOcY

https://youtu.be/DQFnJAdljpU

https://youtu.be/nGZFLdzgECw

https://youtu.be/N1aj-vfm5Ps

https://youtu.be/YxDoETEZ7HU

https://youtu.be/vYlI_YjzT54



超音波技術(多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析)
http://ultrasonic-labo.com/?p=12202

モノイド圏モデルを利用した超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9692

超音波の洗浄・攪拌・加工に関する「論理モデル」
http://ultrasonic-labo.com/?p=3963

代数モデル
http://ultrasonic-labo.com/?p=1311

数学的理論
http://ultrasonic-labo.com/?p=1350

音色と超音波
http://ultrasonic-labo.com/?p=1082

物の動きを読む
http://ultrasonic-labo.com/?p=1074

3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3815

2種類の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム
http://ultrasonic-labo.com/?p=2450

オリジナル超音波システムの開発技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1546

超音波資料
http://ultrasonic-labo.com/?p=1905

超音波(論理モデルに関する)研究開発資料
http://ultrasonic-labo.com/?p=1716

音圧測定に基づいた「超音波洗浄資料」の無料提供
http://ultrasonic-labo.com/?p=3829


コンサルティング対応として
上記のモデルを適切に設定することで
以下の技術を実現します。
 1)ジャグリング定理を応用した「超音波制御」技術
 2)音色と超音波・音と超音波の組み合わせ制御技術
 3)「脱気・マイクロバブル発生装置」の利用技術
 4)超音波機器の<計測・解析・評価>技術


超音波コンサルティング
http://ultrasonic-labo.com/?p=2187

超音波コンサルティング
http://ultrasonic-labo.com/?p=2295

超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
http://ultrasonic-labo.com/?p=1401



【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
住所:〒192-0046 
   東京都八王子市明神町2丁目25-3
   SOHOプラザ京王八王子 303
担当  斉木 
電話 090-3815-3811
メールアドレス  info@ultrasonic-labo.com
(できるだけ,メールアドレスに,お問い合わせ下さい。)
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/