2020年04月03日 18時30分
合同会社パラゴン

日本で30万人発生|新型コロナウイルス感染爆発時:現在の121倍

日本医師会が、医療崩壊防止の観点から、新型インフルエンザ等特別対策措置法第45条の適応を急いで求めています。対して東京都は、急いで病床確保に乗り出しています。でも、どれだけの病床を用意したらよいのか、4月1日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が出した「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」でも示されていません。プロフェッショナル産業医で知られる合同会社パラゴン(本社:東京都港区)の代表社員 櫻澤 博文は、新型コロナウイルスによる感染拡大の抑止方法を1月10日から本日まで32回も情報を発信してきました。

今回、世界で一番新型コロナウイルス感染症の累積罹患率(その地域での感染者総数を、その地域の人口で割ることで求められる)が高いという、すなわち、最大の感染爆発を誇っている国を特定した上で、その累積罹患率を元に日本にて感染爆発が生じた際の最大罹患者数を推定しました。

【方法】

2020年4月3日午前8時時点での米国ジョンズ・ホプキンス大作成の新型コロナウイルス性肺炎流行状況から、累積感染者数トップ18位までの地域・国家を対象に、その地域・国家における累積罹患率を算出しました。

うち、最大の結果を示した国での累積罹患率と総務省統計局による令和2年3月1日現在(概算値)の総人口1億2595万とを元に、日本での累積罹患者数を求めました。


【結果】

①最大の累積罹患率を示した国はスペインで、日本の121.3倍でした。

②日本で、スペインと同様の感染爆発が起こった際の推定最大罹患者数は302,643人でした。
③その時の人口における割合は416人に1人となりました。


【考察】

今回の推定結果は、世界一の感染爆発をひ引き起こしているスペインと同じだけ、感染者が発生した場合での想定です。そのようなレベルにならないことを祈りますが、しかしながら感染爆発が起こっているアメリカでの3月27日と4月3日から1週間前の累積罹患率は2.75倍でした。対して日本は2,29倍と近い倍率を示しています。


海外からの帰国者は2週間の隔離と専用車による輸送を確実に行うと共に、密集、密接している喫煙室をはじめとした感染しやすい場所へは近寄らない自衛が必要と考えます。


【当社概要】

社名  : 合同会社パラゴン

本社  : 〒107-0062 東京都港区南青山5-17-2 シドニービル502

代表者 : 櫻澤 博文

事業内容: 官公庁・企業の健康管理部門請負全般、

特に

(1) メンタル産業医による休職前・休職中・復職前・復職後支援提供

(2) 「健康経営優良法人」認定制度への申請支援、

(3) ストレスチェック制度の構築・運用・実施者対応



URL   : https://pro-sangyoui.com/