2020年07月10日 11時41分
合同会社パラゴン

【web開催】第93回日本産業衛生学会 参加報告

第93回日本産業衛生学会(企画委員長 旭川医科大学医学部社会医学講座吉田 貴彦教授)が6月12日から28日まで、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、講演集とインターネットによる誌上・ウェブ開催されました。


今年のメーンテーマは「産業衛生の原点に立ち、将来の労働と健康について考える」。

基調講演にて人工知能(AI)の専門家である公立はこだて未来大学の松原仁特任教授が登壇したこともあり、
合同会社パラゴン(東京都港区)代表社員 櫻澤博文(医師・労働衛生コンサルタント)も、2050年までには実現する「Society 5.0」社会における労働と健康支援の未来予想図を示しました。

いくら科学技術が発達しようと残存する課題として「2つの「死」と「志」」を提示し、それぞれ以下の2シンポジウムの共同座長とシンポジストを務めながら議論を進めました。


●シンポジウム13「令和時代の産業保健支援とは~恒常的人口減社会における産業保健支援のあり方~」(同学会事務局長神田浩路先生と共同で座長)
「隠れ介護支援と介護離職を防止するには」という題でのシンポジストとして、以下を紹介しました。

あらゆる病やケガを治せる時代となったとしても、免れ得ることのできない「死」への向き合い方を産業医は契約先に示す必要がある。
具体的な対応方法は以下の著書に示している。

書名:ストレスチェック面接医のための「メンタル産業医」入門 改訂第2版 
発行:日本医事新報社
ISBN978-4-7849-4557-3
https://www.jmedj.co.jp/book/search/detail.php?id=1833

●シンポジウム14「開業産業医(独立系産業医)のキャリア、苦悩と解決」(日本医師会常任理事の松本吉郎医師と共同で座長)

「開業産業医を支援するオープンイノベーション例とは」という題でのシンポジストとして、以下を紹介しました。

満足いく職業生活をおくるために必要なことは「志(こころざし)」・・・その人自身の働き甲斐を、「キャリア」という職業生活や職業能力に沿って専門性をもって把握する作業がより求められていく。そのための国家資格が「キャリアコンサルタント」であって、「キャリアコンサルタント」の具体的な活用方法や実践例は以下の監修本に複数、紹介されている。

書名:キャリアコンサルティングに活かせる 働きやすい職場づくりのヒント
発行:金剛出版
ISBN:978-4-7724-1606-1
https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b514939.html



医師のオリンピックたる日本医学会総会に開業産業医として登壇したのは当社代表がわが国初(https://www.value-press.com/pressrelease/220506)でしたが、産業衛生学会にて2シンポジウムの共同座長とシンポジストを担うことも初めてです。

これにとどまることなく当社は、「Society5.0」の到来を見据え、健康経営優良法人認証取得支援をはじめとしたより良いプロフェッショナル産業医サービスを提供していきます。

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【合同会社パラゴンの概要】
本社 : 〒107-0062 東京都港区南青山5-17-2 シドニービル502
代表者 : 櫻澤博文
事業内容:官公庁・企業の健康管理部門請負、介護支援

特に以下を4本柱としている。

★「健康経営優良法人」認定制度への申請支援
https://pro-sangyoui.com/healthmanagement

★ストレスチェック制度の構築・運用・実施者対応
https://pro-sangyoui.com/side/stresscheck

★メンタル産業医による休職前・休職中・復職前・復職後支援提供
https://pro-sangyoui.com/industry

★介護支援・介護離職防止
https://pro-sangyoui.com/kaigo

◆総合URL:https://pro-sangyoui.com/

◎お問い合わせ先:https://pro-sangyoui.com/contact