2012年09月20日 22時42分
台北市政府観光伝播局

1+2+3>6 ?!「週末の台北旅行を楽しむ法則」「気軽に観光、スマートでお得、週末は台北に行こう」

TAIPEI, TAIWAN - (JCN Newswire) - より多くの日本人観光客の皆様に台北旅行を楽しんでいただくため、台北市政府観光伝播局は日本で「2012年東京世界旅行博覧会」に参加。本日20日、帝国ホテルにて台北観光プロモーションイベントを開催しました。趙心屏局長は「週末の台北旅行を楽しむ法則1+2+3>6」というスマートなプランを示しました:「1」枚の往復チケット、「2」泊滞在、「3」万円で「6」つの台北観光テーマ別コースを体験するというもので、お金では得られない、ハッピーな旅の思い出を作ることができます。

交通部観光局の統計データによれば、2011年の台湾を訪れた日本人観光客数は129万人に達し、そのうちの106万人が台北市を訪れ、2010年に比べて20%増となりました。また、2010年から台北・松山-羽田路線の就航により、観光客の台北-東京間の往復は更に便利になり、加えて、今後施行予定の台日オープン・スカイ協定により、台北を訪れる日本人観光客の数が史上最高になるのは必至である、と趙局長は指摘しています。

観光伝播局は、台湾観光市場の開拓を新たな契機として、今回特別に東京旅行博にて週末ショートトリップの新たな概念を打ち出しました。さまざまな観光資源及び生活消費の優位性を結びつけ、「週末の台北旅行を楽しむ法則1+2+3>6」をメインテーマとする旅行を打ち出し、日本人観光客の皆様に台北2泊3日のフリープランをおすすめします。

また、趙局長は、「東京-台北・松山間の飛行時間は約3時間半であり、加えて、空港と台北メトロ駅の路線が直結していることから、空港から市街地へは約30分以内に到着し、観光日程の時間を大幅に節約することができます。観光客が台北3日間の日程で消費する金額は、交通費、三食の飲食費や現地屋台で食事を堪能し、観光スポットを観光、ショッピング、さらにお土産の購入を含めても一日あたり平均わずか一万円の消費で済み、パーフェクトな台北の風情を体験でき、サラリーマンや若者にとって自由旅行のベストな選択といえるでしょう。」と述べています。

今回、広報が推進する観光テーマ別6コースは、台北市のベスト観光ルートとして取り上げられています。「ミシュランおすすめ」-《ミシュラン・グリーンガイド》でも三つ星に選ばれた北投温泉及び周辺の観光地である陽名山を訪れます。「芸術文化に感動する」-台北市は文化創造のスポットであるばかりでなく、日本人観光客がよく宿泊に利用するエリアの中山北路付近では人情味に溢れる展覧やイベントが行われています。「懐かしい歴史に触れる」-台北の古くからの歴史文化や建築物を主なプログラム内容としています。「開運祈願の旅」-台湾伝統の開運祈願の文化に触れる旅です。「モダンテイスト」-台北のマンハッタンと呼ばれる信義区、ここはトレンドを追い求める日本人観光客を惹きつける場所です。「お茶の香りを楽しみながら歩く」-台北猫空の大自然を身近に感じ、台北市の美しい風景を一望できます。これらの観光テーマ別6コースのベスト観光ルートは全て、観光客の皆様に現地の文化や美しい風景を実際に体験し、心から台北独特の美を体感していただけることでしょう。

プロモーションイベントには、旅行作家の青木由香氏、旅行会社の矢崎誠氏、元日本観振興協会の村上旭氏ら3名の日本国籍の台湾旅行の達人をお招きし、台北観光のプロモーション、台北の見どころについてご紹介いただきました。かつて、JET TV(台湾の現地日本語放送チャンネル)で「台湾一人観光局」の司会をされていた人気旅行作家の青木由香氏によると、台北市には刀削面、乾麺、または細切りショウガと塩漬け卵で作ったピザなどのような多くの独特な台湾の軽食があり、どれも日本では味わうことも見ることも出来ない美味しさであると感じているそうです。また、青木氏は、友人とともに伝統的な市場に繰り出し、安くて美味しい、現地ならではの食材や風味の軽食を買うのも好きなのだそうです。

元日本観光振興協会の村上旭氏は、龍山寺で恋の神様「月下老人」に祈りを捧げ、赤い糸をいただいたり、命理街(占い横丁)で占いに興じる趣味があったとのことですが、その場で赤い糸をもらえたか否かという話になると、村上氏は恥ずかしそうに、「大先輩の話によれば、赤い糸は皆に見せてしまうとその効果が失われてしまうとのことだったので、赤い糸が入っていた袋だけ見せました。」と話されました。かつてJRの関連会社に籍を置いていた旅行会社の矢崎誠氏によれば、最も好きなのは台北のナイトライフで、エビ釣りは非常に面白く、日本ではこのような余暇の遊びはないと述べられました。

趙局長は「台北市が台湾観光発展のパイオニアとなり、世界各地に向けて台北市観光をプロモーションし、台湾全体の観光広報普及の実績効果を引き上げるため、全力を注ぐのは当然のことです。今回観光伝播局が東京にて大々的に「週末の台北旅行を楽しむ法則1+2+3>6」という週末ショートトリップをプロモーションすることで、多くの日本人観光客の皆様が台北市を観光し、観光の効果と利益を創り出すことを希望しております」と述べました。

趙局長はさらに、「観光伝播局は、日本人観光客市場に対するマーケティングを積極的に行うとともに、日本観光の産官学各界と密接に各種観光活動の交流を行い、2011年には北海道から国宝ともいえる特別天然記念物のタンチョウヅルを寄贈、続いて北投温泉は愛媛県松山市の団体を初めて台湾に招へいし、「喧嘩神輿(けんかみこし)」のパフォーマンスを行い、2012年6月には日本青年会が台湾を訪問し、2人3脚のギネス・ブックの世界記録活動に挑戦、台北市観山河濱公園にて、多人多脚(602人603脚)のギネス世界記録を樹立しました。さらに、2012年8月には日本の修学旅行視察団を招へいし、儒教文化を最も象徴する台北市孔子廟にて、交流イベントを行いました」と述べました。

注1:
2011年に台湾を訪れた日本人観光客数は1,294,758人で、そのうち82.24%が台北市を訪問した。1,294,758*0.8224=1,064,809。
2010年に台湾を訪れた日本人観光客数1,080,153人で、そのうち82.23%が台北市を訪問した。1,080,153*0.8223=888,210。
2011年に台湾を訪れた日本人観光客数は1,064,809人、2010年は約888,210人で、2011年は2010年に比べて20%増となった。計算式:(1,064,809-888,210)/ 888,210=20%