自動車・産業用機器サプライヤーとして世界をリードするシェフラーは、エン・プー・ジウアンをアジア太平洋地域の人事担当上級副社長に任命しました。

この役割により、エンは、18の市場における約6,000名の従業員を統括するとともに、オペレーショナル・エクセレンスを確保し、アジア太平洋地域の全体的な人事戦略を推進するために必要なリソースを提供します。また、エンはシンガポールにあるシェフラーのアジア太平洋地域本部に拠点を置きます。

変革のリーダー

エンは、航空、エネルギー、石油、ガスなど、さまざまな産業分野で25年以上にわたり人事における地域経験を有しています。シェフラーに入社する前、ニューヨーク証券取引所に上場しているエネルギー技術企業、ベーカー・ヒューズの地域人事部長として、GEオイル＆ガス事業のベーカー・ヒューズへの統合や、会社の事業移行を支援する人事改革の取り組みなど、さまざまな人事再編の取り組みを主導しました。

また、GEパワーの地域人事ビジネスパートナーを務めたこともあり、組織の戦略的な事業成長と人材開発を支援する人事戦略の実施に積極的な役割を果たしました。また、企業内の女性ネットワークやボランティア組織にも積極的に関与しました。

シェフラーアジア太平洋地域CEOのダルメッシュ・アロラは、「アジア太平洋地域における人材開発の実現に向け、エンを経営陣の主要メンバーとして迎えられることを大変嬉しく思います。エンの専門知識、人事面でのリーダーシップおよび経験によって、価値のある実用的な洞察がもたらされ、社員は最大限の能力を発揮してシェフラーに貢献できるようになります」と述べています。

成功要因としての多様性

エンの就任は、シェフラーアジア太平洋地域が同地域における多様性経営戦略と従業員エンゲージメントの強化を続けていることによります。最近、シェフラーアジア太平洋地域では、ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）カウンシルを導入し、長期的に多様性経営を定着させるために必要な体制を整備しました。

「シェフラーが活気に満ちた多様な人材プールを有し、長期的な持続可能性へ注力していることは、組織の継続的な成功を確実にするための重要な要因です」とエンは述べています。「シェフラーが多様性経営の取り組みを拡大し続ける中、シェフラーに加わり、事業成長と発展を支援できることを大変嬉しく思います。社員が優れた能力を発揮し、協働して前進できる環境づくりに努めます。」

シェフラーは、人材開発とエンゲージメントへの取り組みが評価され、「HR Excellence Awards 2021」にて「Excellence in Employee Engagement」（従業員エンゲージメント優秀賞）のシルバーアワードを受賞し、「Most People-Focused CEO」（最も人に焦点を当てたCEO）部門のファイナリストに選出されています。

シェフラーグループ - We pioneer motion

シェフラーグループは、自動車および産業用機械の分野で世界をリードするサプライヤーとして、70年以上にわたり、モーションとモビリティの分野で画期的な発明と開発を推進してきました。CO2効率の高い駆動装置、電動モビリティ、インダストリー4.0、デジタル化、再生可能エネルギーのための革新的な技術、製品、サービスを提供するシェフラーは、モーションとモビリティをより効率的、インテリジェント、かつ持続可能なものにするための信頼できるパートナーです。テクノロジー企業であるシェフラーは、パワートレインやシャシー向けの高精度コンポーネントやシステム、さらには多くの産業用機械向けの転がり軸受や滑り軸受のソリューションを製造しています。シェフラーグループの2020年の売上高は、約126億ユーロでした。約83,300人の従業員を抱えるシェフラーは、世界最大のファミリー企業の1つです。DPMA（ドイツ特許商標庁）によると、シェフラーは2020年に1,900件以上の特許申請を行っており、ドイツで2番目に革新的な企業です。

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