2022年02月17日 14時00分
頼 -tano-

京都西陣でアップサイクル素材のハンドメイドアクセサリーを 製作する「sampai」が自社の取り組みをnoteで発信

【ハンドメイドアクセサリーを起点とした若手と地域の結びつき】

sampaiは2021年6月に、京都西陣地域の伝統・地域産業から出る産廃素材をそのまま活かすアップサイクルコンセプトのハンドメイドアクセサリーブランドとして誕生。平均年齢22歳の若手チームで地域企業や伝統産業従事者との友好的な関係を築きながら事業に挑んできた。

強みであるハンドメイドアクセサリーの製作を起点に、各企業で”どうしても”な理由で廃棄する産廃素材の提供を受けるという関係性のもと、コラボレーションを進め、現在手がけたハンドメイドアクセサリーは約30種類以上にのぼる。

京都市では、ホテル拡充や観光優先の政策で物価と給与バランスが崩壊し、結果として20代が大学を卒業して就職で東京・大阪へ流出し、若者が京都市で定住・就職しない問題が明るみになっている。sampaiは、地域社会との共創を目指すプレイヤーとして、そのような状況下でも、地域に根ざしたサービス・事業を模索する若者や高・大学生に、地域コミュニティとの関わり・地域企業との関係の築き方等を知る機会を提供する。


【なぜ産廃を利用するのか】

アップサイクル事業は「なぜ産廃を利用する必要があるのか」と言及されることが多くあります。sampaiでは、産廃素材という新たな切り口で伝統・地域産業の貴重さや、培われてきた伝統を消費者に向けて発信することで、伝統・地域企業の認知向上を目指す。地域産業の生産工程を可視化することで、身近な商品が消費者の元に届くまでどういうプロセスが踏まれるのかを明示し、消費者が「消費行動」について疑問を持つ、見直す機会をつくる。

ハンドメイドアクセサリーを製作することで、より素材に着目した発信を可能とする。「伝統産業だからすごい」「伝統産業だから高価である」というイメージではなく、その商品ができるまでの工程に幾人もの職人が関わっていること、そこにどのようなこだわりや苦労、その産業ならではの技術があることを伝える。消費者が、その技術や産業が貴重とされる、残していくべきだとされる理由を知ることが、伝統産業にとって持続可能性の要だと捉えている。



【合計約1万字のマガジンとしてnoteに記事を掲載】

sampaiでは、2021年のスタート時から現在までで合計3社より産廃素材の提供を受けている。今回掲載のnoteでは、各企業毎に、出逢い・企業の取り組み・企業が抱える課題や直面する社会課題・sampaiが製作する商品への想い、などの4点を中心的に執筆し、sampaiと企業の関係性が見える記事としている。

”顔の見える消費を当たり前に。”のビジョンを掲げるsampaiにとって、自社と産廃素材提供企業の関係性を消費者がアクセスできる形で開示することは、一つの義務であると考えている。

掲載のマガジンはこちら:https://note.com/sampai/m/ma96488c60ad7

記事掲載・執筆:広報担当 佐々木瑠花 

<sampaiとは>
​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用したハンドメイドアクセサリーブランドです。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを作ります。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創ります。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
テレビ大阪特集VTR :https://youtu.be/JZCEF9WLjmA

<お問い合わせ>
sampai 代表  :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :tano.co.creation@gmail.com
TEL :090-8097-5232
(050/070番号をお使いの場合は、電話の前にメールにてご一報ください。)

これまでのプレスリリースはこちら:https://www.value-press.com/corporation/74121