2022年10月21日 09時57分
株式会社サイバーテック

サイバーテック、AI分野における事業を強化 ~従来のITアウトソーシング事業をAIアノテーション事業に変更し、選択と集中を実施~

報道関係者各位

2022年10月18日
株式会社サイバーテック

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サイバーテック、AI分野における事業を強化
~従来のITアウトソーシング事業をAIアノテーション事業に変更し、選択と集中を実施~
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ITにより企業のDX化推進をサポートする、株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都渋谷区、以下サイバーテック)は、AIに関するニーズの高まりにお応えするため、従来の「ITアウトソーシング・BPO」事業を「AIアノテーション事業・BPO」に変更し、さらにAI分野に注力いたします(開始日:2022年10月18日)。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が求められている昨今、AIを活用することによるビジネスモデル改革や業務カイゼンは進んでいます。また、デバイスの性能向上と共にAIが社会におけるインパクトが大きくなり、AIが活用される分野も拡大していることから、AIに求められる学習データへのニーズは日増しに高まっております。
サイバーテックでは、従来から自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」にて、主に難易度の高いアノテーションを「セブ ハイスペック アノテーション(セブアノ)」のサービス名でAIアノテーション業務を実施しておりました。今回「ITアウトソーシング・BPO」事業におけるスコープをAI分野に絞ったことにより、ITアウトソーシング事業における選択と集中を行い、現地アノテーターの習熟度向上とともに、よりリーズナブルなアノテーションサービスをご提供いたします。


■DX推進に不可欠!「AIアノテーション・BPO事業」の特徴

サイバーテックが従来から実施している、AIアノテーションデータの作成サービス「セブアノ」では、次のようなAI学習データ(教師データ)作成を主に実施してきました。
・セグメンテーション~画像からの領域抽出
・キーポイント付与~画像への特徴点付与
・バウンディングボックス付与~画像からの物体認識
・データセットの分類~クラシフィケーション
・学習データの拡張~データアーギュメンテーション
今後は、ITアウトソーシング事業をAIアノテーション分野に集中させることにより、アノテーション作業の受注を拡大させた上でアノテーション作業の経験を重ねて、アノテーションマネージャとアノテーターの育成を目指し、対象領域の拡大とともに、日本人管理者による日本人品質を維持しながら、さらなるコストダウンを実施いたします。

サイバーテックの「AIアノテーション・BPO」事業の特徴は次の3点となります。

◎クラウドソーシングとは異なり、AIモデル構築自体も手掛ける当社によるアノテーション!
サイバーテックではマニュアルなどのテクニカルライティング業務に活用される、ディープラーニング技術を活用したAIライティング支援(校正支援)サービスを自社で提供しており、モデル構築から実施しております。したがって、クラウドソーシングのスタッフでは困難な、難易度の高いアノテーションを得意としているだけではなく、アノテーション仕様自体へのアドバイスや指示書見直しといった、プロジェクトの上流から携わる事が可能です。

◎モデル構築と並行して、ゆるやかに携わらせて頂く、プロジェクト並走型のアノテーション作業も可能!
AIにおけるモデル構築では、アノテーション済データを学習させて、検出精度などの結果を評価したのち、新たに学習データを追加する、あるいは変更する、といった流れで進みますが、それは過学習対策としても有効です。したがって、アノテーション作業はプロジェクト期間中絶えず必要となるわけではなく、評価結果をふまえ、必要となる時期とそうではない時期が発生する傾向にあります。サイバーテックの「AIアノテーション・BPO」事業では、アノテーション作業自体をプロジェクト全体と並走させる形で、繁忙期と閑散期の差をサイバーテック側で吸収することが可能となります。
また、Bynameの専任メンバーをアサインする、ラボ型契約によるアノテーション作業の実施や、お客様のモデル構築と並行した形で、アノテーション作業を細く長く実施することも可能ですので、通常のワンストップ型よりも、よりプロジェクト進行の実態に即した進行が可能です。

◎正社員で行うので守秘義務も確実、さらに高品質ながらリーズナブル!
アノテーションは、サイバーテックがフィリピン・セブ島に有する自社拠点「セブITアウトソーシングセンター」の直接雇用スタッフのみで行います。クラウドソーシングによる在宅ワークや再委託による業務推進体制ではなく、管理下に置かれた作業端末で作業を実施するため、プロジェクト内容やデータなどの情報流出といった心配はありません。セブITアウトソーシングセンター内では、経験豊かな正社員のアノテーションマネージャ(リーダー)とアノテーター(オペレーション担当者)によるチーム体制で、属人的な「バラツキ・誤差」を極力なくしたAIアノテーション作業を行います。物価水準の低いフィリピン中部のセブエリアだからこそ、正社員によるチーム編成にもかかわらず、リーズナブルに教師データを作成することが可能です。
ディープラーニングでは、学習データのクオリティが判定器の精度に大きく関係します。アノテーションマネージャがフィリピン人の場合であっても、日本人チェッカーによる全件チェックを行う事も可能です。


■株式会社サイバーテック 事業概要

サイバーテックは「AIアノテーション・BPO」事業とともに、創業当初からのWeb技術とマークアップ言語のノウハウをベースに、「ドキュメンテーション事業」「Webソリューション事業」を含めた次の3事業を行っています。
・「ドキュメンテーション」:PMX、NeoCore
・「Webソリューション」:サブスクWeb運用
・「AIアノテーション・BPO」:セブ ハイスペック アノテーション


■「AIアノテーション・BPO」事業 紹介ページ

「AIアノテーション・BPO」事業をご案内するWebサイトは以下となります。
URL: https://www.cybertech.co.jp/ito/


サイバーテックは、企業の情報化投資において、高い費用対効果とDX対応を実現するソフトウェア製品とITサービスを企業の皆さまに提供しております。今回の取り組みにより、AI分野におけるサービス拡充とともに、皆様のDX推進のサポートをいたします。



<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは「ITによる社会貢献」を目指し、1998年の創業からWeb技術とマークアップ言語に携わってきました。外資ベンダーが多いIT業界の中、純国産ベンダーとして、マニュアルなどのテクニカルドキュメントや構造化文書の作成~管理~配信をはじめ、Web分野・AI分野への情報化投資において、高い費用対効果とDX対応を実現するソフトウェア製品とITサービスを企業の皆さまに提供いたします。

商号:株式会社サイバーテック(CyberTech Corporation)
代表者:代表取締役社長 橋元 賢次
設立:平成10年(1998年)9月8日
本社所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
資本金:5,000万円
URL:https://www.cybertech.co.jp/

事業内容:
1) ドキュメントソリューション~マニュアルからDX推進と効率化を実現
マニュアルの共同制作・多言語化・組版と電子化を実現するプラットフォーム「PMX」を中心に、企業のDX化を推進します。
URL: https://www.cybertech.co.jp/xml/

2) Webソリューション~安心のWeb運用と高セキュリティの基盤構築
Webコンテンツ運用サービス「サブスクWeb運用」や、基盤運用・セキュリティ対策を中心に、WebリニューアルやCMS導入・マイグレーションまで、幅広いサービスをご提供いたします。
URL: https://www.cybertech.co.jp/websol/

3) AIアノテーション・BPO~プロフェッショナルサービスが1人月10万円~
AI向け学習データ作成サービス「セブ ハイスペック アノテーション」を中心に、データ加工やオフショア開発、英語サポートを、高品質かつリーズナブルにご提供します。
URL: https://www.cybertech.co.jp/ito/


<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 管理部 広報担当:薮田
〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
TEL:03-5457-1770 FAX:03-5457-1772
URL:https://www.cybertech.co.jp/ メール:info@cybertech.co.jp