東京, 2022年12月20日 - (JCN Newswire) - 世界的な投資会社であるKKRと武州製薬株式会社(以下、「武州製薬」)は本日、BPEA EQTが保有する武州製薬の全株式をKKRが取得することで合意しましたのでお知らせ致します。本株式譲渡の完了後、KKRは武州製薬のさらなる成長を実現し、グローバルな医薬品受託製造(CDMO)のリーディングカンパニーとしての地位を構築することを目指します。
武州製薬は、世界第 3 位の医薬品市場である日本において1998年に設立されたCDMO専業企業です。固形製剤や注射剤等の医薬品および治験薬の分野において高品質のヘルスケア製品を生産・加工して患者様に提供しています。また、医薬品の検査、包装、流通分野においても、高度な品質管理プロセスやサプライチェーン・マネジメント支援を提供しています。武州製薬は世界各国でGMP(Good Manufacturing Practice)認証を取得しており、日本および中国を含むアジア諸国を中心に世界各国に向けて製品を製造しています。
本株式譲渡の完了後、KKRは武州製薬の経営陣とともに、注射剤等の新たな成長分野への進出、さらなる生産能力の増強や品質管理に向けた投資等、オーガニック成長およびM&A等による成長の機会を模索し、患者様に対してより広範なヘルスケアソリューションを提供することを目指します。
KKRアジアプライベートエクイティ共同代表兼KKRジャパン代表取締役社長である平野博文は次のように述べています。「この度は、KKRを医薬品受託製造のリーディングカンパニーである武州製薬のパートナーとして選んでいただいたことを大変嬉しく思います。世界のヘルスケア産業は様々な課題に直面しており、継続的に戦略的で信頼性の高いソリューションを提供していくことが求められています。今後はKKRが持つヘルスケア、テクノロジー、サプライチェーンソリューション分野における知見と経験を活用して技術革新を進め、武州製薬のさらなる成長が実現できるよう協業してまいります。」
武州製薬取締役社長兼COOである髙野忠雄は次のように述べています。「国内外のお客様に高品質の医薬品とソリューションを提供するという当社の使命を推進していくにあたり、新たな株主としてKKRを迎えることができることを大変喜ばしく思います。KKRは製薬業界に関する知見とグローバル市場でのヘルスケア企業に対する支援実績、そして日本において多くの投資実績を積み上げています。これまでのBPEA EQTのパートナーシップに感謝するとともに、今後はKKRチームと協業してさらなる成長を目指してまいります。」
本株式譲渡は、KKRのアジア向け投資ファンドによって賄われます。また、本株式譲渡は、規制当局の承認およびその他の一般的なクロージング条件の充足を前提に、2023年第1四半期までに完了する見込みです。取引の詳細については開示していません。
KKRについて
グローバル投資運用会社であるKKR(NY証取:KKR)は、オルタナティブ・アセット、キャピタル・マーケッツ、保険ソリューションを提供しています。長期的かつ規律ある投資アプローチを採用し、世界トップクラスの人材を投じてポートフォリオ企業やコミュニティの成長を支援し魅力的な投資リターンを創出することを目指しています。KKRはプライベートエクイティ、クレジット、実物資産に投資する投資ファンドのスポンサーとなっており、また、ヘッジファンドを管理する戦略的パートナーを有しています。KKRの保険子会社はグローバル・アトランティック・ファイナンシャル・グループ管理下で退職金、生命保険、再保険商品を提供しています。KKRの投資に関する記述にはKKRがスポンサーとなっているファンド及び保険子会社による活動が含まれる場合があります。KKRについては www.kkr.com 、Twitter@KKR_Co.をご参照ください。
武州製薬について
武州製薬は、1998年8月に独立系医薬品受託製造会社として設立されました。最新のGMP基準に基づく医薬品の受託製造と、治験薬から商用品の包装を行っています。当社の持つノウハウと最新の業界情報を活かし、お客様に付加価値の高いソリューションを提供しています。詳細は www.bushu-pharma.com をご覧ください。
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