2023年08月29日 10時06分
株式会社YE DIGITAL

YEデジタル、物流倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst DWC 」を アビームコンサルティングと共同開発。2024 年春提供開始。

報道関係者各位
                                 2023年8月29日

                              株式会社YE DIGITAL
                      
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YEデジタル、物流倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst DWC 」を
アビームコンサルティングと共同開発。2024 年春提供開始。
〜倉庫業務の意思決定の手順を標準化し、ダッシュボードで提示。物流業務の生産性向上を加速〜
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デジタル技術でお客様のDX を支援する株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治、以下、YE デジタル)はこのたび、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation 」シリーズのサービスとして、物流倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst DWC 」をアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田貴博、以下アビームコンサルティング)と共同開発する運びとなりました。
「Analyst DWC※」は2024 年春にリリース予定です。
※DWC:Digital Warehouse Controller

■共同開発に至った背景

意思決定支援ダッシュボード「Analyst DWC 」はYE デジタルの倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation 」シリーズのサービスです。
倉庫業務の最適化・データ化から物流DX をすすめるYE デジタルは、物流業務データの蓄積・活用による更なる生産性向上を目指し、検討をすすめて参りました。
その中で2022 年6 月から戦略的業務提携しているアビームコンサルティングとディスカッションを重ね、今回「Analyst DWC 」の共同開発にいたりました。
YEデジタルは創立間もない頃から約40 年に渡り物流システムの開発に携わり、業務効率化に寄与して来ました。
今回、同様に物流市場におけるコンサルティングにより様々な業務改善を構想し、実行フェーズまで支援されてきたアビームコンサルティングの知見を組み込んだサービスができあがることとなります。

■意思決定支援ダッシュボード「Analyst DWC 」とは

「Analyst DWC 」は、YE デジタルが提供するWES 「MMLogiStation 」や他社WMS など、物流倉庫で使用されている様々なシステムと幅広く連携し、倉庫内のすべてのオペレーションの稼働データを収集し、データ基盤に蓄積。加えてアビームコンサルティングの知見や業務ノウハウからオペレーションに関するさまざまな意思決定場面を定義・標準化して搭載しています。
これらに基づき、ダッシュボードから下記のような情報を提供することで、現場におけるスピーディーな判断を可能とし、生産性向上を図ることができます。

<提供機能>
①作業員や設備リソースの稼働状況のリアルタイム収集
②倉庫内作業状況のリアルタイム表示
③複数システムの膨大なデータ収集と、容易なアクセス
④作業員配置シミュレーションによる作業時間予測

■「Analyst DWC 」の活用例: 作業順や作業開始タイミングの検討

人手不足が叫ばれる物流業界ですが、物流センターでは日々、さまざまな行先に向けた多くのトラックに荷物を間違えなく、遅れなく搭載する作業に追われています。
そのとき、従来は「どのトラックの作業から着手すべきか」「いつからどの作業に着手すべきか」は管理者の経験則に基づいて導き出されていましたが、このAnalyst DWC を使用することで、次のように変わります。
①すべての出荷作業の予定と実績、遅延状態などを把握する
②現状のまま進めた場合の時間単位の作業量を見通す
③優先順位や人員配置の見直しをシミュレーションする

これにより最適な作業順や作業開始タイミングを検討することが可能に。人時生産性の向上や総作業時間の削減につなげることができます。
「Analyst DWC 」はこれ以外にも、作業員の配置計画見直しや作業員の生産性評価・教育計画、作業遅延・滞留の検出と対策、在庫の適正配置と移動計画、作業不備工程の検出と対策など、幅広い倉庫業務の改善にご利用いただけます。


■「Analyst DWC 」で期待される効果
この「Analyst DWC 」の導入により、物流倉庫運営において、以下のようなメリットが期待できます。
①倉庫運営の管理者業務についての属人化が解消。また、管理者の管理工数の削減
②複数拠点導入による、各拠点の生産性を統一の指標の管理
③管理精度の向上による、業務時間の削減

2024年春にむけ、現場ヒアリングを行いながら、アビームコンサルティングと共に、お客様に現場でお役立ていただける、しっかり効果が出せるサービスの開発を進めてまいります。
また今回YE デジタルは物流現場向けに特化したデータ基盤を開発することとなります。
今後はこのデータ基盤に蓄積されたさまざまな稼働データの活用の幅を広げることも考えており、さらなるデータ活用で物流全体のDX 推進に寄与してまいります。

■国際物流総合展2023 「第3 回INNOVATION EXPO 」(2023 年9月13 日~15 日)に出展
データ基盤を中心に、「現状の見える化」「見通し」「シミュレーション」を提供することで、現場経験の多少、知見の浅薄に関係なく適切な判断をスピーディーに行える意思決定支援ダッシュボードのイメージを体験できるブースをINNOVATION EXPO に展示する予定です。
ぜひINNOVATION EXPO にお越しの上、YE デジタルのブース【No. 1B 04 】にお立ち寄りください。


■関連リンク
・倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation 」製品ページ
https://www.yedigital.com/jp/product/mmlogi/
・アビームコンサルティング株式会社
https://www.abeam.com/jp/ja



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