2012年11月29日 14時06分
Besra

Besra、東マレーシアのバウ金鉱の高品位金ゾーンを拡張

TORONTO, ONTARIO, 2012年11月29日 12時15分 - (JCN Newswire) - Besra (TSX: BEZ)(ASX: BEZ)(FRANKFURT: OP6)(OTCQX: BSRAF)は、東マレーシアにある同社バウ鉱山のJugan Hill地区の高品位ゾーンを拡大することを発表します。

Besra CEOのJohn Setonは次のように述べました。「Jugan Hillの非常に高品位の金ゾーンは、現在、地下320メートル以上にわたって垂直に広がっていることが確認されています。この事実は、プロジェクトが進捗し続けていくに従って、深部に行くほど品位が向上するという弊社の概念モデルの正しさを裏付けるものです。今後数週間中に同社は、バウプロジェクトのフィージビリティスタディの一環として、Jugan Hillの最新金資源評価を発表する予定です。」

ハイライト:
-- Jugan Hill金鉱床深部での高品位金ゾーンの拡大
-- 深部ほど品位が向上する傾向は、書く初可能性の大きさを示している
-- 試錐孔JUDDH80とJUDDH7はそれぞれ24.00m @ 2.68g/t gold (15.00m @ 3.86g/t Auを含む)および26.60m @ 2.12g/t gold (15.0m @ 3.33g/t goldを含む)で交差 (i)
(i) これらの試掘結果は、前回発表した試錐孔JUDDH68Aの結果の24.50m @ 7.15g/t Auに従っています(2012年9月20日のOlympusプレスリリースを参照)

Jugan Hill鉱床 - 最新試掘結果

Jugan Hillでの試掘の現フェーズは2011年10月に開始され、現在76孔で合計17,395.40メートルとなっています。JUDDH68Aで24.5 m @ 7.15g/t Auの交差があったことから(2012年9月20日のOlympusプレスリリースを参照)、同社はさらに、この高品位ゾーンの長さと規模を調査するために9孔(JUDDH73~JUDDH81)を掘削しました。50 mのステップアウト穴のJUDDH79とJUDDH80は、JUDDH68Aの約50m下(地下320m)の各サイドに掘られましたが、鉱床の浅部に掘られたインターセプトの大半よりも著しく高い品位の金が見つかりました。JUDDH-79では、316.4 m下の穴から26.60 m @ 2.12g/t Auのメインインターセプトを採取しました(15.0 m @ 3.33g/t Auの高品位インターバルを含む)。一方、JUDDH-80では24.0 m @ 2.68g/t Auを採取しました(15.0 m @ 3.86g/t Auを含む)。

この結果は、鉱床の品位が地下約275 mから下へ行くほど高くなっていることを裏付けるものです。現在の試掘は地下320 mまでが限度ですので、その先は不明です。

下表では、長さ欄と鉱化インターセプト幅を乗算して金品位を示しています。また、鉱床内の金品位の分布の概要も示しています。この表では、もっとも高品位のゾーンは深部の未知の部分にあると明確に示しています。

このプレスリリースに関連する図表は、次のリンクをご覧ください。http://media3.marketwire.com/docs/besrafig1.pdf

深部で金品位が高くなっている事実は、バウ金脈が米国ネバダ州カーリンの豊富な金鉱脈と似ていることを示しています。鉱化は走向に沿って、また傾斜方向に続いています。このことも、資源がさらに広い範囲にある可能性を示しています。

深部で品位が高くなっている傾向はまた、現在提案されている露天掘り開発の地下にも、採掘の可能性があることを示しています。

Besraは現在、資源モデルを更新しており、現四半期中に新しいJugan Hill資源評価を発表する予定です。

バウプロジェクトの背景

Besraはバウセントラルにある長さ17 kmの金鉱脈の探鉱を、2009年に初めて地所を買収して以来、積極的に行ってきました。バウ金鉱脈には34か所の既知の潜在金鉱が含まれており、各種段階の探鉱が進んでいます。現行のJORC/NI43-101金資源は「精測および概則」で913,500 oz Au (17,058,000 t @ 1.67g/t Au)で、「予測」で2,108,100 oz Au (50,062,000 t @ 1.31 g/t Au)となっています。現在、地質学的、地球物理学的、地球化学的調査と試掘プログラムが進行中で、さらに拡張し、資源情報を更新する予定です。

バウ鉱山はブラウンフィールドプロジェクトで、東マレーシアサラワク州の歴史あるバウ金鉱の大部分をカバーする統合鉱区の権利を所有しているブミプトラ系マレーシア企業との協業で行っています。

バウ金鉱は19世紀半ばから断続的に採掘されてきました。過去の金産出量は300万~400万オンス以上と推定されています。もっとも新しいものはTai Parit鉱山で、1996年に閉山されるまでに、平均7g/t Auの単一の露天掘り鉱から、120万オンスの金を産出しました。

バウ金鉱はボルネオ鉱脈内にあり、Kelian、Mamut (金・銅)、Muro山のような重要な金鉱も含まれています。

バウ金鉱の地質と鉱化状況は、米国ネバダ州のカーリン地区(累積生産量6000万オンス以上)と比較検討されてきました。

金鉱は今まで、Menzies Gold NL、Cameco、Gencor、RGCなど多くの企業に探鉱されてきましたが、最新の探鉱技術を使って詳細かつ体系的に、金鉱全体を長期間にわたって、探鉱するのは今回が初めてです。

Besraは、多角的金鉱会社で、東マレーシアのバウ金鉱、ベトナム中部のBong MieuとPhuoc Son、フィリピンのCapcapoの4か所にある先進的鉱山に注力しています。Besraは今後2年間にベトナム国内の現在の金産出体制を拡大し、同時にバウセントラルで新産出体制を導入する予定です。同社はまた、潜在的可能性の大きい先進的な鉱山の調査を継続して、推定金埋蔵量を大幅に増大する予定です。

Besra Gold Inc.
John A.G.Seton、最高経営責任者

このプレスリリースの技術情報は、大洋州鉱業冶金学会(AusIMM)のメンバーのひとりであるRod Murfittの監督の下で準備されました。同氏は、「大洋州試掘結果、金属資源および埋蔵鉱量報告法」2004年版で定義された「有資格者」であり、「National Instrument 43-101カナダ証券管理局金属プロジェクト情報公開基準」で定義された「有資格者」です。Murfittは同社のフルタイムコンサルタントで、National Instrument 43-101の意義の範囲内で「独立系」ではありません。Murfittは、この技術情報に関するプレスリリース内で記述されているとおりの形式で、言及されることに同意しています。

概要: Besra