2012年12月06日 08時30分
株式会社現代書林

現代書林の最新刊 『改訂 脳卒中リハビリテーションの要諦』を発売

株式会社現代書林[住所:東京都新宿区、代表取締役社長:坂本桂一]は、脳卒中発症後の早期リハビリテーションの重要性を説く『改訂 脳卒中リハビリテーションの要諦』(三好 正堂著)を2012年12月5日に発売しました。

脳卒中の治療で最も大切なことは、急性期からリハビリテーションを始めることである――。

開業から30年で約500例の急性期脳卒中のリハビリテーションを経験してきた著者は、このように断言します。

現在、脳卒中は非常に多い病気で、その治療としては、血栓溶解療法や手術療法が注目を浴び、しばしばマスコミでも取り上げられています。逆に、リハビリテーションが注目されることはほとんどありません。しかし実際は、リハビリテーションこそ、効果の大きい治療と言えます。血栓溶解や手術に成功しても、同時にリハビリテーションを行わなければ、効果は半減してしまうのです。

本書では、早期リハビリテーションがいかに重要か、その理念やさまざまな症状、治療技術などを、多くの症例を交えて詳しく解説しています。患者さんや家族の方はもとより、医療職の方にもぜひとも読んでいただきたい一冊です。

--------------------------------------------------------------------------------

なお、本書は、2009年6月、悠飛社より刊行された『「脳卒中リハビリテーション」の要諦 』(悠飛社ホット・ノンフィクション)に加筆・修正した新装版です。


---目次---
第一章  廃用症候群――リハビリテーションは早期に始めることが最も大切
第二章  脳卒中という病気と「障害」
第三章  脳卒中・片麻痺のリハビリテーション
第四章  片麻痺者が回復するメカニズム
第五章  片麻痺手のリハビリテーション
第六章  日常生活動作――評価と訓練
第七章  慢性期片麻痺のリハビリテーション
第八章  嚥下障害の治療
第九章  排尿障害・失禁の治療
第一〇章 肥満の治療
第一一章 失語・発語障害のリハビリテーション
第一二章 失認・失行・高次脳機能障害
第一三章 合併症がある場合のリハビリテーション
第一四章 介護保険の受け方
終 章  障害を乗り越える


---著者紹介---
三好 正堂(ミヨシ セイドウ)
昭和13年、広島県生まれ。
昭和39年に九州大学医学部を卒業後、九州大学神経内科(黒岩義五郎教授)で5年間、ニューヨーク大学リハビリテーション科(ハワード・A・ラスク教授)で3年間、レジデントとして研修を受ける。昭和49年九州労災病院、昭和50年九州厚生年金病院リハビリテーション科部長を経て、昭和56年開業。
現在、医療法人 羅寿久会 浅木病院理事長を務める。

《主な学会活動》
日本神経学会認定医
日本リハビリテーション医学会専門医
日本内科学会認定医

《訳書》
・グッドゴールド,J・エバスタイン,A著 三好正堂・真野行生訳
『臨床筋電図-神経筋疾患の電気生理学的診断法-』(医歯薬出版、1975年)
・ハーシュバーグ,GG著 三好正堂訳
『リハビリテーション医学の実際-身体障害者と老人の治療技術-第2版』(日本アビリティーズ協会、1980年)


当書籍の商品画像など概要につきましては、http://www.gendaishorin.co.jp/book/b105906.htmlをご覧ください。
また、弊社の書籍は全国の書店、「amazon」「楽天ブックス」などの通販サイトなどでご購入が可能です。



<商品概要>
■商品名:改訂 脳卒中リハビリテーションの要諦

■著者名:三好 正堂

■発売日:2012年12月5日

■定価:1470円

■判型:四六判並製

■ページ数:216P


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社現代書林
http://www.gendaishorin.co.jp/
〒162-0053
東京都新宿区原町3-61 桂ビル
TEL:03-3205-8384
FAX:03-3205-8285